＜＜え8001み＞＞書き出しの工夫:「さくら～ さくら～ 今咲きほこる～」。有川先生の十八番なんですね。
＜＜え8002み＞＞体験実例:有川先生の第一印象は、明るくて、真面目ではない人。その先生を好きになった理由は、ふざけてばかりではなくて、危険をきちんと教えてくれたり、覚えるべきところを強調してくれたりするから。そしてよく笑った授業のテストは点数が良くなっていた。時間があるときのコンサートは、スポットライトもあてて、本格的でしたね。
＜＜え8003み＞＞たとえ:『まるで芸人さんのよう』な先生。笑ってすっきり♪ 子供たちからの人気者ですね。
映画『グレイテスト・ショーマン』で、わかさんがいいなと思ったのは、みんなから変人と思われている人たちをサーカスに誘って救い出したところ。中身のいい人たちだったんですね。人は見た目で判断しないようにしていきたいと考えました。
＜＜え8004み＞＞わかったこと:『人間は、他人を見た目で判断するものだが、第一印象だけで決めつけていては、中身がいい人かもしれないのにもったいないということが分かった』。人の中身をしっかりと見ていきたいですね。
＜＜え2020/263jみ＞＞
わかばさん、今回の作文はとても面白く読ませていただきました。特に有川先生とのエピソードが生き生きとしており、先生の人柄が伝わってくる描写が素晴らしいです。有川先生が子供たちから愛されている様子、授業でのユーモアの取り入れ方、ギター演奏のエピソードなど、具体的な例を挙げているため、読んでいてとても楽しめました。
加えて、「グレイテスト・ショーマン」の映画についての感想も、深い思考が感じられる部分でした。映画の内容を通じて、見た目だけで人を判断しない大切さを語る部分では、社会的なメッセージもしっかりと伝えられており、感銘を受けました。
また、文章の結びで再び有川先生の話に戻ることで、作文全体が綺麗にまとまっていると感じます。これにより、読者は有川先生という人物がわかばさんにとってどれほど特別な存在であるかがよく理解できます。
全体を通して、たとえや具体的なエピソードを交えながら、自分の学びや気づきをしっかりと表現できているので、大変読みやすく、感情移入もしやすい作文です。これからもこのような素敵な作文をたくさん書いてくださいね。
-書き出しの結びがよく書けています
-たとえがうまく使われています
-わかったことがよく書けています
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1348字/500字
思考点:54点
知識点:69点
表現点:69点
経験点:73点
総合点:69点
均衡点:3点
■思考語彙 11種 22個 （種類率50%） 54点
、第,。だから,だから,だけかも,だと,と思う,人かも,当てると,思いかも,残るから,良ければ,
■知識語彙 46種 69個 （種類率67%） 69点
上手,世間,中身,主人公,人間,今年,他人,作品,先生,判断,半分,印象,危険,友達,国語,変人,外側,多様,子供,家族,小人,年生,強調,感情,授業,教室,映画,時間,普通,最後,有川,本当,架橋,栄光,決定的,泥棒,点数,物語,理由,理科,芸人,苦手,記憶,道徳,部分,長所,
■表現語彙 91種 155個 （種類率59%） 69点
お金,こと,さん,しょうが,それ,たち,とき,ところ,どこ,へん,みんな,もの,ゆず,よう,わけ,ギター,グレイ,コンサート,サーカス,ショーマン,シーン,スポットライト,ダメ,テスト,一,上手,世間,中,中身,主人公,人,人間,今年,他,他人,会,作品,先生,光,判断,半分,印象,危険,友達,可哀そう,四,国語,変人,外側,多様,女,好き,子供,家族,小人,帰り,年生,強調,思い,性,感じ,感情,授業,教室,方,日,映画,時間,普通,最後,有川,本当,架橋,栄光,毛,決定的,泥棒,点数,物語,理由,理科,症,私,芸人,苦手,見た目,記憶,道徳,違い,部分,長所,
■経験語彙 36種 60個 （種類率60%） 73点
おく,くれる,こもる,さそう,しれる,せる,と思う,ひく,ふざける,やる,れる,出る,分かる,加える,好く,嫌う,弾ける,当てる,思わす,感じる,持つ,救い出す,教える,楽しむ,歌う,残る,決めつける,生える,目立つ,笑う,笑わせる,終わる,表す,見直す,覚える,違う,
■総合点 69点
■均衡点 3点
大事なのは中身！
小5 わかば（akahime）
2025年6月1日
「さくら～ さくら～ 今咲きほこる～」
有川先生は、私の元、担任の先生だ。今年、教務主任に出世した。今年も有川先生がいいと思っていたから、少し残念だった。
「おめでとう！」
と言ったら、苦笑いが返ってきた。今年の担任、高橋先生に後から聞いたことだけれど、有川先生は、子供に授業をあまり教えられないことでうんうんうなっていたらしい。それをきいて、有川先生は相当な子供好きなんだなぁと実感した。有川先生の十八番は「さくら」という曲で、聞かせてもらうときには、みんな前に乗り出す。有川先生は、教務主任になった今でも、人気者だ。
私の有川先生の第一印象は、明るくて、真面目ではない人だった。自己紹介でも全く緊張していなそうだったので、すごいと思った。けれど、私は真面目ではないふざけた感じが苦手だから、あまり良い印象は持っていなかった。それなのに私が先生を好きになった理由は、授業中もふざけてばかりいると思ったら、危険がある授業はきちんと教えてくれるし、覚えておいた方が良い部分は強調していってくれた。だから、そこで私は少し先生を見直した。それでも、授業中の半分は笑っていると思う。だけど、笑った授業は記憶に残るから、よく笑った理科や国語は、テストの点数は良くなっていた。だから、私は有川先生はすごいと感じた。でも、私が有川先生を好きになった、決定的な理由は、ギターが弾けるということだった。授業が早く終わって、帰りの会までに時間があるときには、ギターをひいて、コンサートをしてくれた。教室中を暗くして、スポットライトのように有川先生だけに光を当てると、本当のコンサートのようになる。四年生最後の日には、ゆずの、栄光の架橋を歌ってくれた。とても感情がこもっていて上手だと思った。そんなわけで、有川先生は、子供たちから好かれている。みんなを笑わせたり、楽しませたりしてくれる有川先生は、まるで芸人さんのようだと感じた。
今年、道徳の授業で「グレイテスト・ショーマン」という映画を見た。それは、多様性を表したような作品である。私がいいと思ったシーンは、みんなから変人と思われているような人たちを、主人公がサーカスにさそい、救い出したところだ。その物語に出てくる変人と思われている人たちとは、小人症だったり、女の人に毛が生えていたり、どこかしらは、他の人とは違うところがある人だった。でも、その人たちの中身は、とってもい人たちで、そういう人なら友達になっても欲しいなと思った。中身がダメだったらもうダメだけれど、外側が悪くても、中身が良ければいいと思った。また、この映画を見ることで、普通なんてなくて、へんな人と思われている人は、他の人より目立つ違いがあるだけだと思わされた。それに加えて、長所がない人もいないと思う。泥棒だって、お金がなくてしょうがなくやっているだけかもしれないし、実は家族思いかもしれない。それなのに、世間から嫌われているとしたら、可哀そうだ。だから、これから私は、人を見た目で判断しないようにしていきたい。
人間は、他人を見た目で判断するものだが、第一印象だけで決めつけていては、中身がいい人かもしれないのにもったいないということが分かった。