情報の見極める
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 テレビなどで報じられる情報には、明るみに出る側面と、影に隠れている側面がある。それらを総合的に判断することで、初めて真実に近づくことができる。また、今の情報化の時代では、情報を遮断するのではなく、わざと大量に流すことで、操作、管理が行われている。さらに、テレビなどの情報はリアルタイムで「現場」を見ることができるために、人間はなんとなく納得してしまう。僕は、特に大切な情報は、目に見えるものを鵜呑みにせず、その裏側にある真実の情報を見抜いてから意見が言えるような人になりたい。

 その方法の第一は、重要な情報はすぐに信じずに疑い、調べる癖をつけることだ。流れてくる情報の裏側を見るためには、その情報をすぐに信じるのではなく、調べる必要がある。普段からこれを行い、情報を調べる癖をつけることは、真実を見つける手助けになりはずだ。僕は、ゲームのプログラミングをチャットGPTに手伝ってもらうことがある。しかし、チャットGPTが学習している情報が最新とは限らず、手伝ってもらったプログラムが期待通りに動かないことも多い。プログラミングの場合はすぐに嘘の情報だと見抜けるが、このように、誰かが悪意を持っていないにもかかわらず、誤った情報が提示されることもあるため、調べる癖をつけることが大切だ。

 その方法の第二は、重要性の低い情報は、流すようにすることだ。すべての情報を正しく知り、身に着けようとしたら頭がパンクしてしまうからだ。現代では、大量の情報を手軽に見ることができるため、この瞬間に必要な情報が埋もれやすくなってしまう。だからこそ、流れてくる情報を取捨選択し、必要なものだけに焦点を当てることが重要になる。最近YouTube Shortsでよく出てくる、機械音声による解説系の動画などは、重要性の低い情報の代表といえるだろう。このような情報を避けることで空いたリソースをほかのことに回すことができ、効率もよくなる。

 確かに、全ての情報にそのような姿勢を持つよりは、全て受け止めたほうが楽である。しかし、それでは大量の偽の情報や、誤解の混じった情報を信じることになってしまう。また、受け止めたほうが楽と思うぐらいの情報は大した情報ではないことが大半である。「限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である」という名言にもあるように、そのような情報は捨て、本当に必要な情報だけをきちんと調べるのであれば、そこまで大変ではないはずだ。そうすることで、情報を正しく判断し、物事を考えることができるようになる。よって僕は、重要な情報ほど鵜呑みにせず、本質を見極めて判断できるようになりたい。