あこれなさん、今回の作文、とても楽しく読ませていただきました。お母さんとのクレープ作りがとても楽しそうで、読んでいるこちらも笑顔(えがお)になりましたよ。最初(さいしょ)に気分が悪かっ(わるかっ)理由(りゆう)や、それがどう変わっ(かわっ)ていったのかがしっかりと書かれていて、物語(ものがたり)としての流れ(ながれ)がよくできています。

特に(とくに)、「お母さんといっしょに作ったクレープは、ほど良い(よい)あまさでもちもちして、ほっぺたがおちそうでした」という表現(ひょうげん)は、食べ物(たべもの)のおいしさをとてもよく表し(あらわし)ていて、読んでいるだけで(あじ)想像(そうぞう)できますね。また、「まるで地球(ちきゅう)から見た月のように真ん丸(まんまる)でした」というたとえも素敵(すてき)で、クレープの形を美しく(うつくしく)イメージさせてくれます。

この作文からは、あこれなさんがお母さんと一緒(いっしょ)過ごす(すごす)時間の大切さや、料理(りょうり)を通じてのコミュニケーションの楽しさが伝わっ(つたわっ)てきます。お母さんから教わったクレープ作りのコツもしっかりと伝え(つたえ)られていて、読む人にも役立つ(やくだつ)情報(じょうほう)含ま(ふくま)れていますね。

これからも、あこれなさんの日常(にちじょう)の中で感じ(かんじ)たこと、学んだことを、こんなふうに素敵(すてき)な作文で教えてくださいね。楽しみにしています!

###項目(こうもく)評価(ひょうか):
-たとえがうまく使わ(つかわ)れています
-前の話聞いた話がよく書けています
-自分だけがしたことや自分だけが思ったことがよく書けています
 

森リン評価 おいしいクレープ sa 05月4週 あこれな
字数/基準字数:
957字/300字
思考点:46点
知識点:42点
表現点:52点
経験点:54点
総合点:53点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:58点
知識点:54点
表現点:65点
経験点:66点
総合点:61点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙8種9個89%46点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙7種8個88%42点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙52種87個60%52点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙23種32個72%54点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
957字
 46点
 42点
 52点
 54点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 8種 9個 (種類率89%) 46点
あれば,かりざる,たので,たば,と思う,なると,作ろう,待てば,

■知識語彙 7種 8個 (種類率88%) 42点
地球,小麦粉,強力粉,自分,部分,鉄板,長方形,

■表現語彙 52種 87個 (種類率60%) 52点
いちご,いっしょ,お母さん,きじ,きれい,こと,さ,す,そう,そこ,ほう,ほっぺた,もち,よう,カスタード,クリーム,クレープ,ジュー,センチ,フライパン,ポイント,メーカー,メート,三,上,丸,五,何,使い方,前,十,地球,小麦粉,年,店,強力粉,手,時,月,生クリーム,用,皿,真ん丸,私,秒,紙,自分,花,部分,鉄板,長方形,音,

■経験語彙 23種 32個 (種類率72%) 54点
おちる,かりる,くれる,たたむ,できあがる,と思う,のせる,ひたす,られる,作る,作れる,入れる,出来上がる,向ける,売る,待つ,教える,浸す,焼く,焼ける,聞く,買う,食べる,

■総合点 53点

■均衡点 5点
 

おいしいクレープ
   小3 あこれな(akorena)  2025年5月4日

 「二人で何かおいしい物を作ろうか。怜菜ちゃん何作りたい。」

と不きげんそうな私に、お母さんがやさしく声をかけてくれました。なぜ私が不きげんだったかというと、妹だけ、友達の家にとまりに行ってしまったからです。

「怜菜、クレープ作りたい。」

と、急にきげんがよくなった私は、大声で叫びました。

 私のお母さんの、クレープの作り方は、最初に、強力こ、さとうを混ぜ合わせます。次に、別のボールにたまごをとかし、牛乳と混ぜ合わせます。その後、この二つのボールの中みを、混ぜ合わせます。この時、だまにならならいように混ぜ合わせるのが大変です。最後に、とかしバターをくわえ、1時間くらい冷蔵庫でねかせます。    

 その後は、いよいよクレープを焼く作業です。私の家には、クレープメーカーがあります。そのクレープメーカーの使い方は、深さ五センチメートくらいのお皿に、クレープのきじを入れて、そこにクレープメーカーの鉄板部分をジューと十秒ひたします。浸した鉄板を上に向けてプップップというクレープの焼ける音を聞きながら、三秒くらい待てば、おいしいクレープのできあがりです。出来上がったクレープは、まるで地球から見た月のように真ん丸でした。お母さんが、何年か前にフライパンでクレープを作ったことがあるそうです。作ろうとしたら、きれいな丸に焼くことが難しかったので、クレープメーカーを買ったそうです。私がクレープを食べる時、お皿において、いちごや、生クリーム、カスタードクリームなどをのせ、長方形にたたんで食べます。もしクレープ用のほうそう紙があれば、お店で売っているような、まるで花たばのようなクレープが作れるのになと思いました。  

 お母さんといっしょに作ったクレープは、ほど良いあまさでもちもちして、ほっぺたがおちそうでした。私が

「このクレープは、何で、こんなもちもちしているの。」

と聞くと

「小麦粉ではなくて、強力粉がポイントだよ。」

と教えてくれました。私は、早くお母さんの手をかりずに、クレープを作れるようになって、食べたい時に自分で作って、食べられるようになるといいなと思いました。