ゆきのんさん、今回の作文は、料理(りょうり)を通じて家族の絆を感じさせる素敵(すてき)内容(ないよう)でしたね。初め(はじめ)に台所から聞こえるリズムの良い(よい)音から始まる描写(びょうしゃ)が、読む(がわ)興味(きょうみ)を引きつけます。また、ゆきのんさんがおじいちゃんおばあちゃんの家で味噌汁(みそしる)を作る場面では、具体(てき)材料(ざいりょう)や作り方が丁寧(ていねい)に書かれていて、まるでその場にいるような気持ちにさせてくれました。

特に(とくに)料理(りょうり)中の手順(てじゅん)を一つ一つ詳しく(くわしく)説明(せつめい)している点が素晴らしい(すばらしい)です。たとえば、大根と人参(にんじん)のイチョウ切りについての考察(こうさつ)は、料理(りょうり)への興味(きょうみ)観察(かんさつ)()を感じさせ、読む人にも作り方のイメージがしやすくなっています。また、味噌の(りょう)を調整する(さい)苦労(くろう)を絵の具を使うことにたとえて表現(ひょうげん)するのは、とても創造(そうぞう)(てき)理解(りかい)しやすいです。

お母さんから聞いた料理(りょうり)の話もとても興味深く(きょうみぶかく)、ゆきのんさんの家族の歴史(れきし)経験(けいけん)垣間見(かいまみ)える内容(ないよう)でした。これにより、文章が一層(いっそう)立体(てき)になっています。さらに、家族からの反応(はんのう)加える(くわえる)ことで、料理(りょうり)がいかにみんなを幸せにするかが伝わっ(つたわっ)てきます。

終わりの部分で、空っぽになった(なべ)を見て満足(まんぞく)気に微笑む(ほほえむ)様子は、成功(せいこう)した料理(りょうり)喜び(よろこび)を感じさせる素敵(すてき)結び(むすび)でした。全体(てき)に、ゆきのんさんの作文は、料理(りょうり)というテーマを通じて、家族への愛情(あいじょう)成長(せいちょう)が感じられる心温まる作品になっていますね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
-たとえがうまく使われています
-前に聞いた話がよく書けています
-ですますがよく書けています
-心の中で思ったことがよく書けています
-動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています
 

森リン評価 評判の味噌汁(20250514清書) ta 05月4週 ゆきのん
字数/基準字数:
1081字/400字
思考点:59点
知識点:51点
表現点:60点
経験点:71点
総合点:63点
均衡点:3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:65点
知識点:57点
表現点:67点
経験点:77点
総合点:67点
均衡点:3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙13種21個62%59点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙21種29個72%51点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙71種110個65%60点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙35種56個63%71点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1081字
 59点
 51点
 60点
 71点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 13種 21個 (種類率62%) 59点
すぎると,たから,たので,と思う,ないと,なので,は例えば,みると,今思う,思うと,濃いから,見えるから,見ると,

■知識語彙 21種 29個 (種類率72%) 51点
人参,包丁,名前,味噌,味見,大丈夫,大体,大変,大根,完成,幼稚園,拍子,料理,満足,発売,調味,調整,豆腐,適当,野菜,長方形,

■表現語彙 71種 110個 (種類率65%) 60点
お母さん,こと,さ,そう,だし,ばあちゃん,みたい,もん,よう,イチョウ,パック,ヘタ,ボウル,一人暮らし,上,人参,今,切り,包丁,名前,味噌,味見,塩,大さじ,大丈夫,大体,大変,大根,始め,完成,家,幼稚園,弟,形,感,手,拍子,揚げ,料,料理,方,日,時,杯,母,気,水,汁,洗い物,満足,発売,皮,目,私,空っぽ,絵の具,腕,色,葉,話,調味,調整,豆腐,適当,野菜,量,鍋,長方形,食,1つ,2つ,

■経験語彙 35種 56個 (種類率63%) 71点
おく,くれる,すぎる,つく,と思う,なくなる,ふるえる,もらう,やる,れる,今思う,作る,使う,入れる,出る,出来上がる,切る,加える,増える,売れる,始める,当たる,微笑む,慣れる,揃える,握る,教える,溶ける,煮える,煮る,聞く,見える,遊ぶ,飛ぶ,食べる,

■総合点 63点

■均衡点 3点
 

評判の味噌汁(20250514清書)
   小4 ゆきのん(akiyura)  2025年5月4日

 トントントントントントン。 台所からリズムの良い音が聞こえてきます。

 ゴールデンウィークにおじいちゃんおばあちゃんの家に泊まった時の夕ご飯のために、味噌汁を作りました。 家では忙しくてなかなか料理をすることができないけれど、おじいちゃんおばあちゃんの家では時間があって余裕があるので、できる時はいつもお手伝いをしています。 私はしめじ、玉ねぎ、わかめ、お揚げ、豆腐の味噌汁をいつもよく作っていますが、今回はその材料が揃っていなかったので、大根、人参、お揚げ、豆腐をいれました。

 作り方は、まず大根と人参の皮を剥きます。 次に大根と人参をイチョウ切りにします。 イチョウの葉の形に見えるからイチョウ切りという名前がついているのかなと思いました。 家では拍子切りという切り方で、長方形の形にしているそうです。 鍋に水とだしパックと切った大根と人参を加えてしばらく煮ます。 お揚げと豆腐は切っておいて、大根と人参が柔らかくなったら入れます。 もう少し煮て、味噌を入れます。 味噌が溶けたら出来上がりです。 厚さを揃えたり、形を揃えたりするのは難しい上に、手が包丁に当たらないようにすることが大変でした。 味噌は少なすぎると薄いし、多すぎると濃いから、味見をしていてもまるで絵の具で同じ色を作るのが難しいように、調整が大変だと思いました。完成して食べてみると、 しっかり煮えていていい食感だと思いました。

 お母さんに料理の話を2つ聞いてみて、 1つ目は、幼稚園の時、その日料理に使った野菜のヘタや皮などと、塩をボウルなどに入れて、もんで遊んでいたそうです。 今思うと、調味料がもったいないし、洗い物も増えていたと思うけど、やっぱり楽しかったそうです。 握ったら汁が出て面白かったそうなので、私もやってみたいと思いました。 2つ目は、お母さんが一人暮らしを始めた時に、私のおばあちゃんに調味料の量を聞いたら、大体と言われたそうです。 始めは例えば、大さじ3杯などで教えて欲しかったけれど、 おばあちゃんは慣れていて、詳しく教えてくれなかったようです。 お母さんも今は慣れてきて、適当に入れても大丈夫になったそうです。 私もお母さんみたいに料理を教えてもらう時は、同じことになるのかなと思いました。

 母や弟がもっと食べたかったと言ってくれたから、もっと腕をふるえそうだなと思いました。まるで新発売のスイーツが飛ぶように売れるようになくなったので、もっと作らないとなと思いました。

 空っぽになった鍋を見ると、私は満足気に微笑みました。