みおさん、今回の作文はとてもよくできていますね。
まず、テーマである「間」の重要性を、日常生活や学校での具体例を交えて説明している点が素晴らしいです。
理科の先生とのエピソードやブラスバンド部での体験は、リアルで説得力があり、読者にとって理解しやすい内容になっています。
また、名言を引用して自分の考えを補強する手法も効果的です。
このように具体例と引用を組み合わせることで、文章に説得力が増し、読み手を引き込むことができています。
さらに、結びの部分で、「これから」という言葉を使って未来への抱負を述べることで、作文に前向きな印象を与えています。
これは、読み手にとっても前向きな気持ちにさせる効果があります。
全体を通して、一貫して「間」の重要性というテーマがクリアに伝わってくるため、非常に理解しやすい構成となっています。
これからもこのような構成を意識して、さらに多くの読者に伝わる作文を書いていってくださいね。
###項目評価
-具体例がよく書けています
-引用が効果的に使われています
-書き出しの結びがよく書けています
構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1139字/600字
思考点:92点
知識点:70点
表現点:71点
経験点:77点
総合点:78点
均衡点:1点
■思考語彙 26種 35個 (種類率74%) 92点
n確か,n第,。しかし,。だから,。もしも,。単に,あると,あれば,いこう,いるため,か考える,しまうため,すぎると,するため,する場合,それに対して,つくる第,できるかも,できるから,と思う,ないため,なければ,ならば,なるから,取らざる,風いわゆる,
■知識語彙 47種 80個 (種類率59%) 70点
上手,中断,休憩,会話,余情,余裕,余計,余韻,元気,先生,先輩,内容,効果,名言,大事,実質,必要,想像,意識,所属,整理,方法,施行,時間,楽器,正確,消費,無意識,物事,理由,理科,理解,生活,疲労,発揮,相手,緊張,練習,自然,行動,言動,質問,連想,適度,重要,雑談,饒舌,
■表現語彙 96種 184個 (種類率52%) 71点
n確か,あいだ,いか,いるため,うち,こと,しかた,しまうため,すべて,するため,する場合,それ,それら,たち,っぱなし,とき,どこ,ないため,ほう,もの,よう,コミュニケーション,スタート,スピード,スムーズ,タイミング,ブラスバンド,メリハリ,一,上手,中断,二,二つ,人,他,休憩,会話,体,余情,余裕,余計,余韻,側,元気,先生,先輩,内容,分,力,効果,名言,大事,実質,必要,息抜き,想像,意識,所属,整理,文,方法,施行,時間,楽器,正確,気,消費,無意識,物事,理由,理科,理解,生活,疲労,発揮,的,相手,私,緊張,練習,聞き手,自然,行動,言動,話,話し手,質,質問,連想,適度,部,重要,間,雑談,風,饒舌,
■経験語彙 39種 73個 (種類率53%) 77点
あける,かかわる,か考える,しまう,しれる,すぎる,せる,そなえる,つかむ,つかれる,つくる,つける,できる,とる,と思う,なくなる,はさむ,ふく,ふくむ,休める,伝える,使う,切る,動かす,取り入れる,取る,合う,吹く,回る,急ぐ,感じる,疲れる,終わる,続ける,聞く,話しかける,話す,追いつく,進む,
■総合点 78点
■均衡点 1点
会話をするために
中1 みお(aemio)
2025年5月3日
饒舌の人は、とかく「間」をとることに気が回らなかったり、「間」の必要を感じていなかったりする場合が多い。それに対して、話し上手の人は意識して、あるいは無意識のうちにうまく「間」を取り入れている。饒舌でも、風をふかせながらであれば、聞いているほうも苦しくはなく、風のあいだに相手が連想し想像し施行する余裕がある。そして、余韻や余情、ふくみ、それらはすべて風いわゆる「間」のいかしかたにかかわっている。自然に間を必要とするのは、必要とするだけの実質をそなえているもの、ということになるのだ。適度に間をとり、言動を休めることは重要だ。その理由は二つある。
第一の理由として、話し手がずっと話続けるのではなく、間をあけることで聞き手が内容を整理し質問したりして、正確に理解できるようになるからだ。私の理科の先生は、他の先生よりも質問しやすい。単に話すスピードがゆっくり、ということではなく、文と文の間に少しだけだが間をとっているため、内容整理ができたり、質問ができたりする。しかし、ずっと話しっぱなしの先生は、タイミングをつかみづらく、また、話を中断しないほうがいいかなと余計に気を使ってしまうため質問するときに話しかけづらい。だから、間をとることで聞き手が理解しやすく、話がスムーズに進むと思う。
第二の理由として、間をとることで、力を効果的に発揮できるからだ。私はブラスバンド部に所属している。楽器を吹くことはとても楽しいのだが、楽器は重く、疲れてしまうため一時間に15分ほどの休憩をはさんで練習している。休憩の間は、先輩たちと雑談をしている。少しでも息抜きの時間があると、意識していないうちにしていた緊張や疲労がなくなっていく。そして、元気な体で練習をスタートさせることができるのだ。もしも、休憩を取らず、続けて練習をしていたら、体が疲れ切ってしまい、練習にならなくなってしまうと思う。だから、適度に休憩をとることで、質のよい練習をするようにしている。
確かに間をとらなければ、物事をはやく終わらせることができるかもしれない。しかし、「時間をつくる第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである」という名言がある。この名言のように、急ぎすぎると話しているときならば聞き手側が追いつかないし、体を動かしているときならば体がつかれてしまう。そして、もっと時間を消費してしまうと思う。そうならないために、間をとって正確に伝え合い、「会話」をし、休憩をとって体を休めることが重要だ。だから私はこれから、大事なときに力を発揮したり、相手と良いコミュニケーションをとったりするために間をあけることと行動をすることのメリハリをつけて生活していこうと思う。