5.2
中3 あえとく(aetoku)
2025年5月2日
読書の第一歩は、何よりもまず夢中になって読む体験をすることだ。内容は人それぞれでよく、面白くて楽しい本であることが大切だ。一度その楽しさを味わえば、次第に読む本の内容を深めていくことで、読書の楽しみは持続します。推理小説だけでは物足りなく感じるように、読む世界を広げることが重要だ。読書の楽しさを知った人は、自分に合った本を自然と求め、多くの本から喜びをもって選ぶようになる。テレビや映画は外の世界に引き出しますが、読書は内面に向かわせ、いつでもどこでも別世界に入れる自由がある。本は私たちを過去や異国、幻想の世界へ連れて行き、他人の人生を体験させてくれる。悲しみや喜び、孤独や愛などを味わい、読後には自分が変わったように感じることもある。このような深い経験は読書でしか得られない。やがて読書は詩や小説から哲学や宗教などへ広がり、より深く複雑なものになっていく。それでも読書が生涯の楽しみであり続けるのは、楽しいからです。無理して読むものではない。スポーツや音楽、映画も楽しいですが、読書はそれらをさらに深く豊かにしてくれるのだ。
そのための方法として、第一に大切なのは、途中であきらめずに最後までやり遂げようとする強い意志を持つことだ。何かを始めても、思うように進まなかったり、困難に直面したりすると、人はつい「もうやめてしまおうか」と考えてしまう。僕もかつて、バスケの部活の練習で何度も同じ難しい練習の時につまずき、「自分には無理だ」とあきらめそうになったことがある。しかし、そこでやめてしまえば、せっかく積み上げてきた努力が無駄になると思い直し、毎日少しずつ何ヶ月も練習を重ねていった。そしてその結果、練習で失敗せずに成功した時終の達成感は何ものにも代えがたいものだった。つまり、やり遂げることの価値は、成功そのものよりも、自分自身が「できた」と思える自信につながるのだと実感した。
また、第二の方法としては、好きなことを集中してできるような環境を整えることだ。何事にも集中して楽しんでいないと本当に楽しんだとは言えないと思う。たとえば、趣味や関心のある分野に関する道具や資料を身近に置いたり、集中できる静かな空間を確保したりすることで、自然とやる気や意欲が高まりやすくなる。さらに、雑念を排除するためにスマートフォンの通知を切るなど、集中を妨げる要素を減らす工夫も有効だ。自分が最もリラックスしながらも集中できる状態を見つけ出し、それを維持できるような環境づくりを心がけることが、長期的に見ても好きなことを続ける大きな力になるだろう。
確かに、夢中になれることだけをしていればよいというわけではない。ときには苦手なことにも挑戦しなければならない場面もある。しかし、『自分の心のうちに持っていないものは、何一つ自分の財産ではない』という名言があるように、自分の中にある“好き”や“夢中になれるもの”は、人生を支える大切な力になると私は思う。夢中になれることを持っている人は、それに向かって努力し続けることで成長できるし、逆境にあっても立ち上がる力を得られる。だから私は、これからも自分の夢中になれることを大切にし、それを通して自分自身を高めていきたいと考えている。