自分の行動に責任を
中3 あおてね(aotene)
2025年5月3日
「ニーズ」という言葉は、空間的にいえば、外部の状況を判断して、割り出した必要性であり、時間的に見ると、過去から現在にかけて人間が経験したこと、得たものを基準にして割り出した必要性という意味に使われる。「ウォント」は、自分の内部から出てくる必要性であり、現在と未来に時間軸をとった上での必要性を意味している。すなわち、欲望とか欠乏を内包した「必要」がウォントの由来なのだ。私は、「必要だからする」というのではなく、「したいからする」という内なる熱い動機を大切にする生き方をしたい。
第一の方法として、何がしたいのか具体的にし、実現させる努力をすることだ。身近な例だと、学校で行われる実力テストがある。実力テスト以外に期末テストなど成績に大きく関わるテストもあるが、私はそれよりも実力テストの方が大事だと思う。なぜなら、高校の志望校や受験校を決めるときの資料となるからだ。そのため、毎回実力テストのお知らせが来ると私は目標点を決め、その点数に届くように勉強をしている。つい先週、実力テストが終わった。成績はまだ帰ってきてないが、実力テストが終わった日、家に帰ってから自己採点をした。それぞれ点数が取れた教科と全然取れなかった教科に分かれた。合計点を出した途端私は絶望に覆われて、テストが嫌いになりそうになった。目標をしていた点数から二十五点ほど低く、まさかこんなに点数が低いと思わなかったからである。次のテストこそ目標が実現するようにしっかり分析したい。
第二の方法として、社会の流れに惑わされないことだ。時代の流れはとてもはやい。すぐに流行が変わってしまうので、買い物をするとき、「これを買ったら時代遅れと思われないかな。」と、ふと考えた時があった。主にインフルエンサーと呼ばれる人々を中心として、時代、社会が変化していると思う。そう考えると、今の人は社会の動きに惑わされやすいなと思う。みんなが同じ方向を向いている中、一人だけ逆方向を向いていると周りから変な人だと思われ差別されるかもしれない、という悩みが多いのではないかと思う。もし、私がそんな中にいたら絶対に流行に乗ってしまい流されてしまう。しかし、今後悔するよりも、後から後悔する方が絶対に辛い。だから、私は自分の意見をしっかりもち、周りに流されにくいような人間になれるように努力していきたいと思う。
確かに、今やらないといけないことを見極めることも大事だ。しかし、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という言葉があるように、私は、自分の熱い動機を大切にし、「必要だからする」と「したいからする」の区別をはっきりとさせていきたい。たとえ周りから変な目で見られたとしても、自分の行動に自信を持ち、何事にも取り組んでいこうと思う。