作文を読ませていただきました。ドッジボールの体験を通して、自分の気持ちや成長を丁寧に描いている点が素晴らしいですね。特に、ボールを避ける緊張感や、最後に意外にもボールが当たった時の驚きが生き生きと表現されています。また、お母さんから聞いた体育の授業に関するエピソードを取り入れることで、作文が一層深みを増していますね。それにより、ただのドッジボールの話ではなく、苦手意識を克服していく過程がより鮮明に伝わってきます。
さらに、最終的には苦手ながらも楽しむことができたという結論に至る流れが、非常に自然で感情移入しやすいです。自分だけの経験や感想を丁寧に綴ることで、読者にもその喜びが伝わる作文になっています。本当によく頑張りましたね。
項目評価:
-たとえがうまく使われています
-前の話聞いた話がよく書けています
-自分だけがしたことや自分だけが思ったことがよく書けています
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:952字/300字
思考点:49点
知識点:46点
表現点:45点
経験点:57点
総合点:54点
均衡点:5点
■思考語彙 9種 11個 (種類率82%) 49点
。しかし,すると,すれば,たら思う,だろう,できざる,と思う,痛いと,開けると,
■知識語彙 13種 15個 (種類率87%) 46点
不利,仮病,体育,危険,参加,教室,最初,最後,毎回,背中,苦手,運動,高速,
■表現語彙 38種 62個 (種類率61%) 45点
お母さん,こと,そう,それ,とき,ぼく,みたい,もち,ん,キャッチ,ドン,パス,ボール,ミサイル,不利,人,今,仮病,体育,僕,前,危険,参加,口,好き,嫌い,教室,時,最初,最後,毎回,皆,目,背中,苦手,話,運動,高速,
■経験語彙 25種 36個 (種類率69%) 57点
あきらめる,あたる,いぬ,さわる,しまう,すぎる,たら思う,てる,できる,とぶ,と思う,めがける,れる,休む,始める,帰る,当たる,忘れる,投げる,気づく,聞く,転がる,逃げる,開ける,頑張る,
■総合点 54点
■均衡点 5点
ドッチボール
小3 たかれい(takarei)
2025年6月1日
「ピュー。」
ぼくは真正面からくるボールをギリギリでよけました。
「ピッ―。」
と笛の音が鳴りました。ぼくがよけたボールがだれかに当たったみたいです。ぼくはハラハラしました。もしあのボールに当たっていたらと考えると、恐ろしい気持ちになります。今は体育の時間でドッチボールをしています。ぼくはドッチボールにがてです。どうしてかというと強い人はいるしボールなどをキャッチするのが大変だからです。しかしなぜか弱いと分かっているのに投げたくなります。自分がめったにボールを渡されることはないく、僕のターンがないからです。ぼくは弱いからと言ってパスされることはありませんが、自分で取ったら自分で投げます。もし自分が本の中の力が強い人だったらドッチボールなんて簡単だと思いました。もしほかの人みたいに運動好きな人だったらボールをキャッチできるだろうしパスもされると思います。けど今の僕だとドッチボールは不利です。その時、ドッチボールをしていると忘れていて気づくのが遅すぎました。
「ドン。」
ぼくの背中に強いボールが当たりました。当然キャッチもできずに
「ピッ―」
ぼくはボールにあたってしまいました。それは当然だと思いました。ぼくは逃げることしかできてないのです。当然体育も嫌いになりました。あたったボールは高速でミサイルみたいでした。それを僕はさわることさえできないのです。しばらくすると、いつの間にか僕の前にボールが転がってきました。それを僕がキャッチして強い人にめがけて力いっぱい投げました。どうせ当たらないけど投げたらそれでいいんだ!というきもちがありました。最初はあきらめていましたが、
「ピッ―」
目を開けると僕のボールが当たっていました。
「すごーい!」
皆が言い始めました。ぼくはその時口をぽかんと開けていました。教室に帰ってきたとき僕はなんだかうれしくなっていました。
お母さんから聞いた話だと体育のじゅぎょうがめんどくさくておなかが痛いと毎回言って休んでいましたが、最後に仮病とばれたそうです。しかししぶしぶ参加したら思っていたよりもずっと楽しかったそうです。体育は危険だし苦手だけど頑張ったりすれば楽しいと思いました。