家族それぞれの長所を短い言葉ながらも特徴(とくちょう)がわかるようにあげたうえで、<<え2005/54み>><<え2010/266み>>
とくにお母さんの長所から背中(せなか)押さ(おさ)れたフィンランドでの★体験実例 は、今後のよしたかくんの生き方にも影響(えいきょう)与え(あたえ)たことでしょう。<<え2012/13み>>課題「家族の長所」と自分への関わりを詳細(しょうさい)に述べ、家族は支え★一般(いっぱん)化の主題 まるでチーム★たとえ も効果的に用いて自分の考えを強調できました。

よしたかさん、この作文では家族の役割(やくわり)分担(ぶんたん)というテーマを通じて、協力の大切さをうまく表現しています。特に、各家族の個性を具体的な例で述べることで、読者に役割(やくわり)分担(ぶんたん)の重要性を理解させることに成功しています。文章からは、家族への深い愛情と尊敬(そんけい)の念が感じられ、心温まる内容となっています。

また、母親とのエピソードを通じて、個人の成長と家族の支えがどのように関連しているかを示しており、感情移入しやすい構成となっています。自分自身の体験と母親の仕事への姿勢(しせい)を重ね合わせることで、文章に深みを与え(あたえ)ています。たとえがうまく使われており、「まるで一つのチームのようだ」という表現は、家族の団結力を色鮮やか(あざやか)描出(びょうしゅつ)しています。

この作文の結びでは、自分の役割(やくわり)を見つけ、果たしていくという意志を示すことで、読み始めた部分とのつながりが見事に表れています。全体を通して、家族の大切さとそれぞれの役割(やくわり)価値(かち)を効果的に伝えることができています。

項目(こうもく)評価:
-たとえがうまく使われています。
-書き出しの結びがよく書けています。
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1251字/600字
思考点:51点
知識点:78点
表現点:79点
経験点:82点
総合点:68点
均衡(きんこう)点:-3点

 


■思考語彙 10種 13個 (種類率77%) 51点
、だからこそ,いると,いれば,するため,それぞれにとって,だろう,と思う,人間にとって,僕にとって,合うため,

■知識語彙 58種 79個 (種類率73%) 78点
一緒,人間,仕事,作業,便利,個性,全体,全力,分担,分野,効率,勤務,協力,参加,各自,在宅,基本,大会,大切,存在,学校,家族,布団,役割,得意,必要,成果,扶助,担当,整理,明確,様子,機会,毎日,海外,混乱,無駄,物事,現象,目的,相互,真剣,緊張,背中,能力,自分,自然,苦手,表彰,言葉,誤解,販売,責任,達成,部屋,重複,集中,集団,

■表現語彙 112種 179個 (種類率63%) 79点
うえ,こと,ごろごろ,すすめ,するため,そう,それ,それぞれ,ただ,とき,ふじょ,みんな,もの,よう,イベント,イラスト,オリジナルグッズ,キーボード,グッズ,ジム,チーム,データ,ドッジボール,ハイテク,バックアップ,フィンランド,ミーティング,一,一つ,一人ひとり,一緒,中,人,人間,仕事,何,作業,便利,個性,僕,全体,全力,分担,分野,力,力持ち,効率,勤務,協力,参加,各自,合うため,向こう,喜び,在宅,基本,声,大会,大切,妹,姿,存在,学校,家族,布団,度,形,役割,得意,必要,成果,手,扶助,担当,支え,整理,明確,様子,機会,母,毎日,気持ち,海外,混乱,無駄,父,物事,現象,申し訳,目的,相互,真剣,緊張,繰り返し,背中,能力,自分,自然,苦手,表彰,言葉,誤解,誰,販売,責任,達成,部屋,重複,集中,集団,音,髪の毛,

■経験語彙 42種 56個 (種類率75%) 82点
くれる,こなす,せる,ついて行く,つながる,つまる,できる,と思う,られる,れる,上がる,作る,使う,信じる,分かつ,切る,助ける,取る,合う,合える,困る,成り立つ,打つ,押す,描く,支える,果たす,欠く,比べる,活かす,生きる,癒す,聞こえる,補う,見つける,貸す,起こる,通う,進める,違う,避ける,響く,

■総合点 68点

■均衡点 -3点
 

援護
   小6 よしたか(yositaka)  2025年6月1日

「カチャカチャ」

僕の母は、データをまとめるのがとても上手だ。

僕の家族は、それぞれの役割がはっきりしている。

データ整理が得意なハイテクな母。

ジムによく通っていて、力持ちの父。

髪の毛を一度も切ったことがない、癒し担当(?)の妹。

そして、イラストが得意な僕。

集団で物事を進めるうえで、役割分担は欠かせない。

役割を明確にすることで、各自が自分の責任に集中でき、作業の効率が上がる。

また、それぞれの得意分野や能力を活かすことができ、全体の成果にもつながる。

誰が何をするのかがはっきりしていれば、誤解や混乱も起こりにくいし、無駄な重複作業も避けられる。

つまり、役割分担は集団の中で協力し合うための基本であり、

目的を達成するために、とても大切なものだと思う。

そしてそれを家族の中で自然に補い合えているというのは、

それぞれにとっても、とても便利でありがたいことだ。

母は、ほとんど毎日在宅勤務で、ミーティングの繰り返しで忙しそうだ。

僕が布団でごろごろしているときも、

その向こうでは「カチャカチャ」とキーボードを打つ音が聞こえ、

母の真剣な声が部屋に響いている。

そんな様子を見ていると、

自分と比べて申し訳ない気持ちになるのは、もはや自然現象だろう。

それでも母は、僕がドッジボール大会で表彰されたとき、

どんなに忙しくても、わざわざ学校まで来てくれた。

それだけではない。

母が海外での仕事のイベントに参加するとき、僕もついて行く機会があった。

そのとき、母のすすめで僕の描いたイラストを使ったオリジナルグッズを作って、なんとフィンランドで販売したのだ。

緊張したけれど、グッズを手に取ってくれる人を見てとても嬉しかった。

あのとき、母が僕の力を信じて背中を押してくれたことが、僕にとって何よりの支えだった。

母は、僕のことをいつも全力でバックアップしてくれる。

ただ仕事をこなすだけでなく、僕や家族の一人ひとりのことをしっかり見ていて、必要なときにはちゃんと助けてくれる。

そんな母の姿を見ていると、自分も誰かを支えられるようになりたいと思う。

家族とは、人間にとって生きていくうえでの支えだ。

得意なこと、苦手なことはみんな違うけれど、だからこそ補い合える。

困ったときに手を貸してくれる、喜びを一緒に分かち合える、そんな存在が家族なのだ。

相互扶助(そうごふじょ)という言葉があるように、僕の家族は、まるで一つのチームのようだ。

それぞれの個性が違っていても、みんなが自分の役割を果たすことで、家族としての形が成り立っている。

これからも、この家族の中で僕の役割を見つけて、果たしていきたいと思う。