陽気な挨拶
小5 あけのの(akenono)
2025年6月1日
〈〈構成〉〉「よろっしあーす!」
いつもの、生徒よりも元気かもしれない村松先生の「よろしくお願いします」。村松先生は、社会の先生だ。この先生はとても面白い先生で、授業の初めのあいさつも野球部風にしているらしい。しかし、この挨拶のせいでみんなにからかわれることがほとんどで、そのたびにいつも大げさな演技で落ち込んで見せる。これが、社会の先生、村松先生だ。
〈〈題材〉〉こんなに元気で面白い村松先生だが、実はすごい実績を持つ実力者なのだ。村松先生は受験専門の塾の塾長で、その会社の中でも一番優秀だったらしい。そして、中学の先生になり、今私が通っている学校の先生になったのだ。先生がこの学校に来たのは最近で、私が2年生のころなのである。しかし、私は村松先生の存在感が強すぎて私のほうが先輩ということに気が付かず、それを知ったときはとてもびっくりした。その村松先生は性格が明るすぎて生徒にからかわれることがかなりある。
「村松、すんごい太ってる !」
「ダイエットしたら?」
などと先生にするような態度じゃない接し方をされても、大げさに落ち込む演技をするだけで全然起こることがないのだ。確かに村松先生は太っているかもしれないが、私が先生になってこのような接し方をされたら少しは怒ってしまうかもしれない。このように陽気な村松先生の授業だが、ただ楽しいだけではない。村松先生の指導もあり、社会の成績はトップクラスに高かったのだ。私は、さすがの村松先生だな、と感心した。
〈〈題材〉〉村松先生も十分個性があると思っていたのに、お母さんの高校の先生はとても個性的だったそうだ。その先生は体育の先生で、少しでも暇な時間があったら工程を走っていたらしい。たまに、一緒に走らされることもあったという。しかも先生の走る速度が速かったので、追いつくのにも一苦労だったそうだ。それだけでもだいぶ印象的だが、お母さんが一番衝撃を受けたのは一年中半袖かタンクトップだったことらしい。長袖を着ていても寒く感じる日でも、その先生は半袖を着て
「やあ、今日も暑いね!」
と言っていたそうだ。その先生は、性格的にも熱くて、先生自身も熱く感じるようなのだ。私は、〈〈表現〉〉その先生はまるで炎のように熱いと思った。
〈〈主題〉〉村松先生から、私は楽しいと勉強もはかどるということが分かった。実際に社会の成績もよかったし、授業中も勉強に集中できたからだ。お母さんも、熱い先生がよく走らせていた影響もあってか少しだけ体力が付いたそうだ。これからも村松先生にいろいろなことを教わって、ほかの先生の楽しいところも見つけて楽しく勉強をしたいと思う。