太陽みたいなお父さん
小5 あこいわ(akoiwa)
2025年6月1日
「あ~」
これは、いつもお父さんが何かやってしまっ
たときに言う言葉だ。前に私と話をしながら
コップにお茶を入れていたら、びっくりする
ほどぜんぜん入らずにこぼれていってしま
っていた。しかも気づくのがおそかったので
けっこうこぼれてしまいました。私は思わず
「何やってんの」
とあきれて言いました。お父さんはお茶でぬ
れたところをせんぷうきで、かわかそうとし
ていた。そんな発想は私には、絶対ないと思
う。そんなおもしろいことをするお父さんは、
休みの日はごろごろしているけど、私達のおくり
むかえをしてくれたり、平日は仕事に行った
りしてくれています。いつも、ごろごろして
いるお父さんを見ていたら想像がつかないけ
ど、きっといっしょうけんめいがんばってい
ると思います。
毎週日曜日になるとお父さんは私に
「かな走りに行こ」
といつでも言ってきます。なぜならお父さん
は、私がマラソン大会などでいい結果を残せ
るようにしてほしいと思っているからです。私
もいい結果を出したいので、
「えーいいよ」
と気だるそうに私は言います。でも帰って来
たら私のほうがいきいきとしています。でも
私と短きょりの勝負をしたら1本はお父さん
の方が速いので、ちょっとくやしいです。でも、
いつかお父さんに勝てる日が来ると思うので、
がんばりたいです。
お父さんに子どものころの話をききました。
お父さんは勉強もできたけど、一番のとくぎ
は、運動ができることだったそうです。今私
に勝てるぐらいだったら、とくいそうだなと
思いました。
私とお父さんは似ているところがあります。
私とお父さんは家でずっと喋っています。一
人言かのように二人で喋っています。そし
たら
「喋らへんと生きていけへんもんな」
と笑いながら言ってくれます。私はいつもた
しかにそうと思います。でもお父さんはとき
どき
「いいのは顔だけやからな」
とパンダのようにざいすにすわりながら言い
ます。私は一人言だと思うことにしています。
私はお父さんと一緒にいるとどんどん楽し
くなっていくと思います。私のために走るの
を教えてくれたりおくりむかえをしてくれる
お父さんをそんけいするけど、お父さんの最
大のみりょくはおもしいことを言って、空気を
変えてくれるところです。そんな人が私のお
父さんでよかったなと思います。