【講評】
家族に対する愛情や感謝の気持ちがたっぷり詰まった、読みごたえのあるすばらしい作文でした! 一人ひとりの特徴がしっかり伝わってきて、「フラメンコを踊るお母さん」や「自由の中にも責任を大切にするお父さん」など、とても印象的です。また、兄弟についての空想や、家庭でのダジャレ合戦もユニークで面白く、読み手を楽しませてくれました。最後には「親孝行」という深いテーマにまでふれていて、作者の考えの深さと優しさがよく表れています。構成も工夫されていて、最初と最後に「今日もまた、〜」とくり返すことで、文章が美しくまとまっていますね!
【特に優れていた点】
・母や父の姿を「本場で学んだフラメンコ」「やることを終わらせて自由に」という具体的なエピソードで表現し、人物像に深みが出ていました。
・「もし兄弟がいたら…」という想像が入り、現実と空想がうまく混ざった構成になっていました。
・「ダジャレ一家」というユニークな家庭の雰囲気が、楽しい言葉選びで明るく伝わってきました。
・最後に「親のありがたみ」や「親孝行」というテーマにまとめていて、作文全体に意味のある締めくくりができていました。
【考えを深めるための質問】
・フラメンコを踊るお母さんの姿で、いちばんカッコときは?
・ダジャレを言い合っているとき、家族の中で一番よく笑っているのは誰ですか?そのときのようすをくわしく書くと、もっと楽しい場面が伝わりますよ!
【より字数を増やすための工夫】
・「父や母の影響が自分に染みついている」というところでは、どんな行動や考え方に表れているのか、具体的な日常の例を出すと、さらに深みが出ます。
・「ダジャレが続かないとき」や「親からもらったもの」について、気持ちやエピソードをもう一文ずつ加えると、より読者の心に響く作文になります。
【ことわざの提案】
「親のありがたみは、親をしてみなければわからない」
→作文の中で親への感謝を伝えてくれましたが、このことわざのように、大人になった時にますます感謝の気持ちが深まることでしょう。
■思考語彙 19種 23個 (種類率83%) 74点
nきっと,。おそらく,。なぜ,。例えば,あるはず,かかるから,くれるかも,しよう,たかも,だから,だろう,つぶせるかも,と思う,ないと,なので,のため,は思う,人間にとって,>しかし,
■知識語彙 52種 61個 (種類率85%) 73点
一家,上手,中学,主題,人間,今日,仕事,以上,企業,会話,何事,個人,兄弟,再現,動物,募金,反応,受験,大体,大切,存在,家庭,家族,影響,応援,愛情,教室,料理,旅行,時間,普通,本場,構成,機構,現在,直感,真剣,社長,移動,紹介,自分,自業自得,自由,舞踊,表現,親孝行,言葉,選択,開設,題材,食事,食卓,
■表現語彙 98種 149個 (種類率66%) 72点
あるはず,いや,うえ,おばさん,お金,こと,さ,それ,たくさん,ただ,とき,ところ,なん,のため,もの,ガイド,スペイン,ダジャレ,バス,フラメンコ,ヤクルト,一家,上手,中学,主題,二,人,人間,今日,仕事,以上,企業,会話,何事,個人,倍,僕,僕ら,兄弟,再現,前,動物,募金,半ば,反応,受験,大体,大切,妹,姿,存在,家,家庭,家族,影響,応援,思い,愛情,教室,料理,旅行,昔,時,時間,普通,暇,本場,森,構成,機構,母,父,物,現在,的,直感,真剣,社長,私,移動,紹介,考え方,自分,自業自得,自由,舞踊,表現,親,親孝行,言葉,選択,開設,集,非,題材,風の音,食事,食卓,
■経験語彙 37種 53個 (種類率70%) 74点
かかる,がんばる,くれる,こなす,しまう,しれる,せる,つぶせる,できる,と思う,は思う,もらう,やる,れる,わかる,借りる,取り組む,囲む,失う,始まる,帰る,怒る,思いつく,払う,教わる,染みつく,渡す,笑う,終わる,続く,続ける,言い出す,踊る,返す,遊ぶ,飛び交う,飛ぶ,
■総合点 82点
■均衡点 9点
家族と僕
中1 ジュンノスケ(akasiyu)
2025年6月1日
今日もまた、何気なく家に帰って家族で食卓を囲み食事をしている。
そんな僕の家族を紹介しよう。<題材>
僕の母は、スペイン舞踊家で、その昔には、本場のスペインでフラメンコを教わったという。現在は、踊ることは少ないが、踊っている姿はかっこよく、フラメンコ教室を開設している。
父は、とある企業の社長で、仕事をこなしていて、何事にも真剣に取り組んでいるところがカッコイイ。
母は、とても優しい。料理がおいしくて僕のがんばっていることなどを応援してくれる。
父は、やることやったら自由だからそれまでにやることを終わらせてほしいという考え方で、その影響が僕に染みついている。
もしも、僕に兄弟がいたならどうなっていただろうか。
きっとうるさかったうえに、お金がかかるから、中学受験ができなかったかもしれない。
でも、旅行などをした時には楽しさは二倍だろうし、暇なときは兄弟と遊んで時間をつぶせるかもしれない。そして個人的には兄弟を選択できるなら妹がいいなと思う。なぜかはわからない。おそらく動物的直感。
また、僕の家庭は、ダジャレ一家である。ダジャレを言い出したらそれに続けてダジャレが飛んでくる家庭なのだ。でも、続くダジャレが思いつかない時もある。そんな時は普通に「寒いなー」と反応して終わる。<構成>その影響か、僕は、風の音を再現するのが上手になっていた。
言葉の森にある、ダジャレ集からもしばしばダジャレを借りている。例えば「バスガイドが来る前にバスが移動」や、「ヤクルトのおばさん。やーくると思ったよ」<表現>などがある。
大体ダジャレが続くことはないが。
もしかしたら笑ってくれるかもという思いでダジャレを言い続けている。
さて、人間にとって家族とはなくてはならない存在である。<主題>しかし、早くにして親を失ってしまった人もいる。そんな人のための募金機構があるくらいなので、ものすごく大切なものだ。怒られて、いやな思いすることもあるが、それでも親は、親。いないと、僕は、始まらない。そもそも怒られるということは自分に非があるはずなので、半ば自業自得なのだ。
そして、大切な親からはたくさんのものをもらっている。 僕らのために払ってくれたお金や、愛情などである。それをただでもらっていくなんていうのは少し悲しいことだ。親孝行をしてしっかりともらった物の分以上に渡して、もらった物を返してほしいと私は思う。
今日もまた、食卓ではダジャレとともに面白い会話が飛び交っている。