あおつゆさん、こんにちは。今回の作文を拝読しました。
まず、社会問題に対するあなたの
洞察が非常に印象的でした。テクノロジーと人間との関係に
焦点を当て、「テクノロジーは人間のためにある」という原点に立ち返るべきだという主張は、現代社会において非常に重要なテーマです。この主題について、具体的な問題点として「現代のテクノロジーの設計や
販売方法に問題がある」と述べており、社会問題の主題がよく書けています。
また、テクノロジーとの適切な関わり方についての提案も、具体的で説得力がありました。特に、「ユーザー自身が設計が悪いのかもしれないと意識すること」「日常生活での道具との付き合い方を学ぶこと」「メーカーや開発者がユーザーの立場に立った設計をすること」の三つの提案は、実現可能で効果的な解決策として非常に良く考えられています。
さらに、あなたの文章は流れが自然で、
一貫した
論旨を持っており、読者が理解しやすい構造になっています。各段落が論点に沿っており、論理的な展開が見られました。このように、主張を支える具体的な例や提案を通じて、説得力のある作文を書くことができています。
総じて、テクノロジーと人間との関係について深く考察し、具体的な提案を行うことができており、非常に良い作文だと感じました。引き続き、さまざまな角度から物事を考え、自分の意見をしっかりと述べる力を
磨いていってください。
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項目評価>
-社会問題の主題がよく書けています。
森リン評価 コンピューターに限らず nnga 06月2週 あおつゆ字数/基準字数: 1489字/600字 思考点:85点 知識点:90点 表現点:85点 経験点:83点 総合点:93点 均衡点:7点
| ●語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:7点
| ●換算語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
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思考語彙 | 23種 | 30個 | 77% | 85点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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知識語彙 | 76種 | 121個 | 63% | 90点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
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表現語彙 | 125種 | 207個 | 60% | 85点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
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経験語彙 | 43種 | 71個 | 61% | 83点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1489字
 | | 85点
 | | 90点
 | | 85点
 | | 83点
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字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 23種 30個 (種類率77%) 85点
n第,、すなわち,、たとえば,。しかし,。たとえば,。つまり,「なぜ,あるべき,が思う,すべき,すれば,そのため,だろう,と思う,のかも,のため,れざる,れるべき,を考える,満たすべき,生きるため,製品こそ,道具によって,
■知識語彙 76種 121個 (種類率63%) 90点
不可欠,不親切,主人,主体,主導,主張,人生,人間,余地,使用,依存,便利,健全,再考,原点,問題,場面,大切,奴隷,孤立,学校,宣伝,家庭,年齢,役割,必要,思想,想像,想定,意識,態度,批判,操作,改善,教育,方法,日常,明確,最終,本末転倒,本来,機器,機能,次世代,段階,消費,混乱,状態,現代,現在,現実,現状,理解,生活,目的,盲目的,直感,立場,第一歩,筆者,簡単,結局,結果,自分,自身,製品,設計,販売,責任,距離,転換,道具,重要,重視,開発,関係,
■表現語彙 125種 207個 (種類率60%) 85点
あり方,がち,こと,さ,さまざま,そのため,それ,たち,とき,ところ,のため,もの,よう,インターフェース,サイン,スキル,センス,ソフトウェア,テクノロジー,デザイン,フィードバック,プログラミング,メーカー,ユーザー,一,三,不可欠,不親切,中,主人,主体,主導,主張,二,人,人生,人間,今,何,余地,使い方,使用,依存,便利,健全,側,再考,原点,問い,問題,場,場面,声,多く,大切,奴隷,姿,孤立,学校,宣伝,家庭,層,年齢,役割,必要,思想,想像,想定,意識,態度,批判,控えめ,操作,改善,教育,方,方法,日常,明確,最終,本末転倒,本来,権,機器,機能,次世代,段階,消費,混乱,状態,現代,現在,現実,現状,理解,生きるため,生活,的,目的,盲目的,直感,私,立場,第一歩,筆者,簡単,結局,結果,者,自分,自身,製品,設計,誰,販売,責任,距離,転換,逆,道具,重要,重視,開発,関係,IC,
■経験語彙 43種 71個 (種類率61%) 83点
が思う,こだわる,しまう,しれる,すぎる,つながる,と思う,られる,れる,わかる,を考える,上げる,仕える,付き合う,伝える,作る,使いこなす,使う,使える,促す,反す,取り戻せる,取る,問う,増やす,変わる,学ぶ,感じる,持つ,振り回す,果たす,求める,満たす,生きる,生み出す,立ち返る,立つ,続ける,見極める,説く,諦める,選ぶ,関わる,
■総合点 93点
■均衡点 7点
コンピューターに限らず
高2 あおつゆ(aotuyu)
2025年6月2日
現代のコンピュータをはじめとするハイテク機器について、「使いこなせるのは一部の人だけ」とする考えに異議を唱え、誰もが使いやすい機械であるべきだという視点が強調されている。特に重要なのは、「使いにくいのはユーザーのせいではなく、機械の設計が悪い」とする考え方であり、そうした認識を社会全体で共有し、文化として定着させるべきだと述べてもいる。また、「道具としてのコンピュータ」は、人間にとって使いやすく、親しみやすくあるべきであり、そのために次の三つの条件──規範性(人に命令してはならない)、手段性(目的達成のための手段であること)、透明性(使っていることを意識させないこと)──を満たすべきだと説かれている。つまり、道具は「主人に仕える奴隷のように」控えめに機能すべきであり、逆に道具に使われるような状態は本末転倒だという。さらに、現在のテクノロジーの設計や販売方法にも問題があるとされ、たとえば「誰でも簡単に使える」と宣伝しながら、実際には不親切な製品が多く、消費者が混乱し孤立している現状が批判されてもいる。最終的に筆者は、「テクノロジーは人間のためにある」という原点に立ち返り、ユーザー自身が道具のあるべき姿を問い、メーカーに声を上げ、次世代にもその意識を伝えていく責任があると主張している。そして、私が思うに、道具に振り回されている現代人に問題があるのではないのかと思う。
そのため、どうすれば私たちが道具に振り回されず、本来あるべき「人が道具を使う」関係を取り戻せるのかを考える必要がある。
第一に、ユーザー自身が「わからないことは自分が悪いのではなく、設計が悪いのかもしれない」という意識を持つことが重要である。たとえば、あるソフトウェアや機器が直感的に使えなかったとき、多くの人は「自分にはセンスがない」と思って諦めてしまう。しかし、それは本来の道具のあり方に反している。道具とは、誰にでも使えるように作られるべきものであり、もし理解しづらいと感じたら、それは設計側に改善の余地があるというサインである。そのような意識の転換が、メーカーや開発者への健全なフィードバックにもつながり、より良い道具の開発を促すことになる。
第二に、学校や家庭など、日常生活の中で「道具の使い方だけでなく、道具との付き合い方」を学ぶ場を増やすことが求められる。今の教育では、ICT機器の操作方法やプログラミングのスキルばかりが重視されがちだが、「なぜこの道具が必要なのか」「この道具によって何が変わるのか」という問いを持つことが、道具に使われずに使いこなす第一歩になる。道具を使う目的を明確に意識することで、必要のない機能に振り回されることも少なくなるだろう。
第三に、テクノロジーを生み出す側、すなわちメーカーや開発者がユーザーの立場に立った設計思想を持つことが不可欠である。デザインやインターフェースの段階から、さまざまな年齢層やスキルのユーザーを想定し、実際の使用場面を想像して作られた製品こそが「道具」としての役割を果たす。現代の製品が高機能であることにこだわりすぎて、結果的に「使いづらいもの」になっている現実は、再考されるべきである。
結局のところ、私たちが道具とどう関わるかという態度が問われている。便利さに盲目的に依存するのではなく、自分の生活に本当に必要なものは何かを見極め、道具との距離を主体的に選び取ることが大切だ。そうした意識を持ち続けることが、道具を使いこなし、自分の人生を主導権を持って生きるための第一歩なのではないだろうか。