いちくん、こんにちは。提出(ていしゅつ)が早い! しかも、得点(とくてん)更新(こうしん)しましたね。
 「水鉄砲(みずでっぽう)合戦(かっせん)」という先生の発案(はつあん)のじつに面白い体験(たいけん)があったのですね。全員参加(さんか)の本気の戦い(たたかい)というのがいいですね。前線に出て戦う(たたかう)タイプや、隠れ(かくれ)(てき)を待つタイプと、個性(こせい)があります。いちくんは、友達(ともだち)共同(きょうどう)作戦(さくせん)もくりひろげました。
 透明(とうめい)人間になれたら、まるで体を(だれ)かに下に引っ張ら(ひっぱら)れているかのようにずっしりと重く、足の(うら)は暑く、でも身体はひんやりとしていて、体感をうまく表現(ひょうげん)しています。そのことによって、みんなの歓声(かんせい)響い(ひびい)てくるような効果(こうか)も出すことができましたね。
<<え2016/714pみ>>

いちさん、今回の作文を読ませていただきました。夏の暑い日に友達(ともだち)と楽しく水鉄砲(みずでっぽう)で遊んだ思い出がとても生き生きとしていて、読んでいるこちらもその場にいるような気持ちになりました。特に(とくに)「木に隠れ(かくれ)て相手を待ち伏せ(まちぶせ)している人もいました。(ぎゃく)に、前線に出て闘志(とうし)をむき出しにしている人もいました。」という部分では、その場の緊張(きんちょう)感やわくわくする気持ちが伝わっ(つたわっ)てきますね。

また、作戦(さくせん)を立てる楽しみや、友達(ともだち)との連携(れんけい)描写(びょうしゃ)した部分は、ただ遊んでいるだけでなく、頭を使いながらも楽しむ様子がよく表れていて素晴らしい(すばらしい)です。物語に深みを加える(くわえる)ために、過去(かこ)の話や他の場面での感覚(かんかく)を上手に織り(おり)交ぜている点も、文章を豊か(ゆたか)にしています。「身体の部位(ぶい)によって温度()があり、(へん)感覚(かんかく)でもありました」という表現(ひょうげん)は、感覚(かんかく)の細かい描写(びょうしゃ)がとても上手です。

心の中で思ったことや感じたことが自然(しぜん)と溢れ出ていることも、いちさんの作文の魅力(みりょく)一層(いっそう)引き立てています。最後(さいご)に、「(みな)と遊ぶ時間は時が止まったように感じるほどとても楽しかったです」と結ぶ(むすぶ)ことで、読後感がとても暖かく(あたたかく)、心地よいものになっています。

全体として、とても楽しく、また読みやすい作文でした。これからもいちさんの素敵(すてき)な作文を楽しみにしていますね。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-たとえがうまく使われています
-前の話聞いた話がよく書けています
-ですますがよく書けています
-心の中で思ったことがよく書けています
-動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:732字/400字
思考点:49点
知識(ちしき)点:56点
表現(ひょうげん)点:58点
経験(けいけん)点:64点
総合(そうごう)点:61点
均衡(きんこう)点:5点

 


■思考語彙 9種 12個 (種類率75%) 49点
あれば,いうと,ずるく思う,たので,と思う,なので,れるかも,戦うと,部位によって,

■知識語彙 28種 49個 (種類率57%) 56点
一瞬,人間,作戦,個人,先生,全員,前線,友達,合戦,学校,年生,感覚,戦争,担任,提案,時間,本気,水鉄砲,洋服,温度,相手,結束,裸足,身体,近距離,透明,部位,闘志,

■表現語彙 67種 108個 (種類率62%) 58点
そこ,どちら,びしょ濡れ,みたい,むき出し,よう,クラス,チーム,一瞬,下,人,人間,体,何,作戦,個人,僕,僕たち,先生,全員,内,分,前,前線,友達,口,合戦,場,変,夏休み,学校,差,年生,度,後ろ,感覚,戦,戦争,担任,挟み撃ち,提案,方,日,時,時間,木,本気,水鉄砲,洋服,温度,皆,目,相手,結束,裏,裸足,誰,足,身体,近距離,逆,透明,部位,闘志,隙,頭,鼻,

■経験語彙 30種 45個 (種類率67%) 64点
しれる,ずるく思う,せる,と思う,なれる,やめる,れる,バレる,使う,倒す,出る,合う,引っ張る,待ち伏せる,感じる,戦う,打つ,持つ,撃ち合う,撃つ,止まる,狙う,疲れる,立てる,組む,経つ,走り回る,遊ぶ,隠れる,驚く,

■総合点 61点

■均衡点 5点
 

爽快な水遊び
   小4 いち(itiiti)  2025年6月2日

 「キャー!冷たい、やめてー!」

 2年生の夏休みに、担任の先生の提案で、学校に水鉄砲を持ってきてクラスの皆で水鉄砲大合戦をしました。

 水鉄砲大合戦とは、36人のクラスメイトで水鉄砲を撃ち合ってびしょ濡れにさせ合う個人戦です。

 クラス全員が本気で戦っていたので、そこはまるで戦争の場のようでした。なので、木に隠れて相手を待ち伏せしている人もいました。逆に、前線に出て闘志をむき出しにしている人もいました。僕はどちらかというと、木に隠れていて相手を待ち伏せている方でした。

 僕は1人の友達と結束をし、作戦を立てて戦っていました。その作戦は、木に隠れている相手にはまず1人が目の前まで行って、もう1人がバレないようにこっそりと後ろから水鉄砲を打つ作戦です。そして前線に出て闘志をむき出しにしている相手には、2人で挟み撃ちにして水鉄砲を打つ作戦です。本当は個人戦なので、友達とチームを組んでチーム戦みたいに戦うと少しずるく思われるかもしれないですが、頭を使って作戦を立てて相手を倒すのも楽しいなと思いました。それでも、一瞬の隙を狙われて僕たちも何度も撃たれました。もし、透明人間になれるのであれば、近距離から相手の口や鼻を狙ってわーっと驚かせてみたいです。

 30分も経たない内に、洋服がびしょ濡れになり、まるで体を誰かに下に引っ張られているかのようにずっしりと重く感じました。とても暑い日に裸足で走り回っていたので、足の裏は暑く、でも身体はひんやりとしていて、身体の部位によって温度差があり、変な感覚でもありました。

 走り回っていたので身体は少し疲れましたが、皆と遊ぶ時間は時が止まったように感じるほどとても楽しかったです。