かのさん、あなたの作文「学ぶ楽しさとは」を読ませていただきました。まず、学習することの意義を深く考察している点が印象的でした。特に、生涯学習の重要性を赤ん坊の言語習得から説明するアプローチは、読者にとって非常に興味深い内容です。
また、自らの経験を交えて学ぶことの楽しさを具体的に示したことが、文章に説得力をもたらしています。特に、ご飯を炊く過程での工夫や、英語学習における自主的な取り組みは、学びのプロセスを楽しむことの大切さを効果的に伝えています。
文章全体を通じて、学びに対するポジティブな姿勢が感じられ、読む者にも学ぶ喜びを感じさせる力があります。さらに、名言を引用して自己の論点を強化している部分も良かったです。それにより、学びの目的を深く考えさせるとともに、文自体にも深みが増しています。
全体として、思考が明確で、理由をしっかりと述べることができているため、説得力のある作文となっています。
###項目評価
-理由を書くことができました
-実例に自分の体験が書けました
-合う名言を入れることができました
-反対意見への理解が書けました
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1554字/600字
思考点:82点
知識点:68点
表現点:71点
経験点:73点
総合点:78点
均衡点:5点
■思考語彙 22種 34個 (種類率65%) 82点
確か,。しかし,。例えば,いると,からこそ,から思う,くるから,すると,すれば,そう考える,たから,たため,たので,だから,と思う,ないと,ないので,なければ,のため,は第,思う第,炊くため,
■知識語彙 44種 75個 (種類率59%) 68点
一生,中学生,人間,仕事,以外,勉強,単元,単語,名言,学習,小学,工夫,工程,年生,強制,得点,復習,意味,授業,教科書,文章,方法,日間,昨日,時間,最中,水気,準備,火加減,炊飯,点数,無事,理由,理解,目標,目的,範囲,結果,自主,自分,英語,辞書,週間,順番,
■表現語彙 94種 203個 (種類率46%) 71点
確か,こと,ご飯,すべて,そう,その後,それ,たため,つづり,のため,ほう,もの,よう,テスト,ノート,ページ,一,一つ,一生,中学生,九,二,人,人間,仕事,以外,休み,何,八,六,別,前,勉強,勘,十,単元,単語,名言,回,夜,学習,小学,工夫,工程,年生,強制,後,得点,復習,意味,授業,教科書,文章,方,方法,日,日間,昨日,時,時間,暇,最中,朝,次,母,水気,準備,火加減,炊くため,炊飯,点,点数,無事,父,理由,理解,目,目標,目的,私,範囲,結果,自主,自分,英語,見開き,語,読み方,辞書,週,週間,鍋,順番,黒こげ,
■経験語彙 36種 74個 (種類率49%) 73点
いける,から思う,くれる,そう考える,できる,と思う,ぶる,やる,れる,わかる,上がる,乾く,任す,使える,写し取る,出る,取る,受ける,合う,向ける,増える,学ぶ,扱う,持つ,書く,炊きあがる,炊く,知る,続ける,聞き出す,聞く,覚える,話す,読む,調べる,起きる,
■総合点 78点
■均衡点 5点
学ぶ楽しさとは
中1 あかえか(akaeka)
2025年6月1日
学ぶ楽しさとは
あかえか
人間の生涯は物事を学び続ける旅である。母親の胎内ですでに学習は始まっているらしい。ある学者は、人間が素晴らしい学習能力を発揮するのは生まれて数年だと述べている。赤ん坊は本能によって言葉をしゃべるのではなく、学習して覚えていく。幼児期における言語の習得を出発点として生涯にわたり学習は続く。そうしていくには、エネルギーが必要だ。では、そのエネルギーとは何か。例えば、花を一つ知ったとする。その花を探す楽しみ、見つける喜びが生まれ、多くを知れば増大することになる。つまり、楽しみや喜びがエネルギーとなる。人生の様々な場面で、様々な状況の中でいつも勉強がある。従属感や感動の大半は、ものを学ぶことから生まれるのではないか。
勉強は、楽しく学ぶほうがよいと思う。
そう考える理由は第一に、学習はもともとは楽しいものだからだ。それは、「自分でできることが増える」ということだ。例えば、私は小学六年生の時は、母から
「朝ご飯炊いてね。」
と言われても、私は週に一、二回しかご飯を炊かないし、ご飯を炊く時の順番や火加減、鍋の扱い方などをほとんど知らなかったので、ご飯を炊くための工程を一つ一つ、一回一回、詳しく聞かなければならなかった。しかし、休みの日の母がまだ起きていない時間の時や、朝早くからの仕事のための準備で忙しい時などは聞いている暇はないので、自分なりに、「ノートにご飯の炊き方を書く」という工夫をしてみた。そのノートは、父が夜ご飯の準備をしてくれていた最中にいろいろと聞き出して書いた。そして、その一週間後くらいに、母に炊飯を任された。その時母は忙しそうにしていたので、あまり話さないほうがいいなと思い、早速そのノートを見ながら炊くことにした。時々わからないことは母に聞きながら炊いたが、ご飯が真っ黒こげになるようなこともなく無事に炊くことができた。その後、何回か任されることがあったため、いつの間にか勘でご飯を炊く順番を覚えていた。しかし、炊きあがったご飯は水気がなく、乾いていたのでもう少し柔らかく炊くことができるようになりたいと思って火加減を工夫すると、前よりもうまく炊きあがった。
勉強は楽しく学んだほうが良いと思う第二の理由は、楽しく学んだり、覚えたりすればその分結果が出てくるからだ。例えば、私は中学生になってから英語がわからなくなり、英語の授業を受けている最中に、
「英語って何語やねん。」
と思う第二のなることが多くあった。けれど、わからなかったからこそ英語の単元別のテストで高得点を取りたいと自分から思うようになり、その日からテストの日までの自主学習をすべて英語にした。その自主学習の方法は、まず教科書の見開き一ページの文章を読み、それからノートに写し取ってわからない単語や読み方を調べたり母に聞いたりするというものだ。そして、次の日に、昨日わからなかった単語の意味やつづりなどを復習し、次のページを同じように勉強していった。それをテストの日まで何日間か続けていると文章の意味が理解できるようになり、テストでは八十一点を取ることができた。そして、自分に合ったこの勉強方法で次のテストの範囲を勉強していたら、二回目には少し点数が上がり、九十点を取ることができたからだ。
確かに、勉強には自分以外の人から強制されてやらないといけないこともある。しかし、「辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。」という名言があるように、自分が持った目標に向けて楽しく学んでいくことが一生学び、勉強する意味だと思う。