【心の隙間(すきま)に楽しさをねじ込む(ねじこむ)】ことについて、<<え2018/164pみ>>
宿題にまつわる数々のエピソードをあげ【勉強の合間のゲーム…ので楽しさを保っていられる】と具体的多★体験実例 がよく書けました。さらに【スマホケースヌンチャク】について、機能性はさておき【ちょっとバカバカしいけど笑えるもの”こそが心の「遊び」】と考えを広げ、笑いや遊びで得た心の余裕(よゆう)から【人の気持ちに目を向ける】ことを自分のテーマにしたところがとてもよいです。

文章全体を通して、「一所懸命(いっしょけんめい)に努力する重要性」と「心に余裕(よゆう)を持つことの大切さ」を巧み(たくみ)に表現していて、読み手にしっかりと訴え(うったえ)かける内容となっています。特に、「スマホケースヌンチャク」を例に挙げた部分では、ユーモアを交えながらもその必要性をうまく説明しており、文章にリズムと軽快さを加えています。

また、過去の経験と現在の心境を織り交ぜることで、文章に深みと実体験に基づく説得力が増しています。前の話や聞いた話がよく書けており、文章が立体的になっています。

ことわざ「和気藹藹」を使って、人間関係の理想を表現する部分も印象的です。ことわざがよく書けており、文化的な背景(はいけい)も感じられます。

全体を通して、一般(いっぱん)化の主題がよく書けており、人間にとっての努力の価値(かち)と心の余裕(よゆう)の大切さを普遍(ふへん)的なテーマとして扱っ(あつかっ)ています。

この作文からは、よしたかさんの豊かな想像力と表現力が感じられ、読む人に多くの示唆(しさ)与える(あたえる)ものとなっています。引き続き、さまざまな視点(してん)から物事を考え、表現していく力を伸ばし(のばし)ていってください。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1250字/600字
思考点:95点
知識点:69点
表現点:79点
経験点:74点
総合点:79点
均衡(きんこう)点:0点

 


■思考語彙 27種 29個 (種類率93%) 95点
”こそ,、たぶん,。ただし,。たぶん,」こそ,いこう,いるので,がんばるため,が思う,たから,たので,たらしい,だから,だろう,て考える,と思う,ないため,ないと,ないので,にこそ,ねじ込めば,のかも,も思う,思うざる,深まれば,見ると,起きるかも,

■知識語彙 46種 71個 (種類率65%) 69点
一所懸命,人生,人間,今日,代表,余地,余裕,先生,入学,全力,創造,勉強,危険,和気藹藹,商品,大事,大学,好奇,学生,宿題,年生,徹夜,必要,想像,持続,改善,時期,時間,最近,本来,毎日,無意味,現在,理性,目的,真面目,立場,算数,自動車,落下,親電,試合,護身,関係,防止,隙間,

■表現語彙 112種 179個 (種類率63%) 79点
あいあい,かん,がんばるため,こと,これ,さ,せい,そう,それ,どこ,ないため,ひとつ,ひま,まし,みたい,もの,よう,わき,ん,アイテム,カード,ギリギリ,クラス,ゲーム,コーヒー,ストライキ,スマ,ダメ,テーマ,ドリル,ハンドル,ヒット,ホ,ラスト,一人ひとり,一所懸命,中,人,人生,人間,今日,他,代表,何,余地,余裕,僕,先,先生,入学,全力,冬休み,創造,力,勉強,危険,和気藹藹,商品,喉,大事,大学,好奇,嫌,学生,宿題,年生,後,徹夜,心,必要,思いやり,思い出,息,想像,手,持続,改善,日々,時,時期,時間,最近,本来,毎日,気,気持ち,無意味,現在,理性,用,目,目的,真面目,立場,笑い,答え,算数,糖,自動車,苦,落下,親電,試合,謎,護身,車,遊び,邪,間,関係,防止,隙間,

■経験語彙 37種 53個 (種類率70%) 74点
がんばる,が思う,くれる,しまう,しれる,すり減る,つくる,つながる,て考える,とばす,と思う,ねじ込む,ふくらませる,も思う,られる,れる,わかる,付ける,使う,保つ,働く,出る,取り掛かる,向ける,失う,始まる,感じる,振り回せる,深まる,立つ,笑える,続ける,育てる,詰まる,起きる,逃げる,適す,

■総合点 79点

■均衡点 0点
 

ヌンチャク
   小6 よしたか(yositaka)  2025年6月2日

ものごとを一所懸命にやることは本当に大切なことだ。「一心不乱」はすばらしいが「盲目的ないちず」が困る。自動車のハンドルにも、「遊び」があり、人生という車にも、この「余裕」「ひま」という遊びがないと危険である。大学入学後も何をしたいのかわからない学生を見ると、人間の心の勉強をするのに最も適している時期に、本来の好奇心の働く余地を失っていたと感じる。想像力は心に必要な遊びであり、想像は想像につながり、さらに深まれば「思いやり」となって、人間関係を創造する。

心の隙間に、楽しさをねじ込めばいいのではないか。

僕は宿題から毎日逃げ続けている。

4年生の時宿題に全く手を付けていなかったせいで「親電」(ホゴシャニ.レンラク)というラストカードを先生に使われてしまった無糖のコーヒーぐらい苦―い思い出がある。

5年生も少しは改善したがそれは冬休み徹夜で取り掛かったからでもある。

現在6年生、なんと僕はクラスの代表になってしまったので宿題をしないとクラスメイトのストライキが起きるかもしれないので毎日なんやかんや宿題をしているのだが、それでもやはり嫌なものは嫌だ。算数のドリルで「答えを見る」という邪な手を使いそうになったが、ギリギリ理性を保っていられた。喉から手が出るほど欲しいとはこのことだ。

でも僕は勉強の間にゲームを1試合しているので楽しさを保っていられる。これが僕の持続のヒケツだ。

でも僕は勉強の間にゲームを1試合しているので楽しさを保っていられる。これが僕の持続のヒケツだ。

最近、「スマホケースヌンチャク」なる商品が思わぬヒットをとばしたらしい。スマホがヌンチャクのように振り回せるという謎のアイテムで、落下防止か護身用か、目的はよくわからない。でも、こういう“ちょっとバカバカしいけど笑えるもの”こそが、心の「遊び」になるのかもしれない。真面目だけでは息が詰まる。くすっと笑える時間が、がんばるための余裕をつくってくれる。余裕って、こういうことなんじゃないだろうか。心の隙間に笑いをひとつ。それだけで、今日の宿題もちょっとはましになる気がする。たぶん僕が必要としているのは、答えじゃなくて、スマホケースヌンチャクみたいな、ほんの少しの無意味さ。笑える何かが、勉強よりも先に、心を育ててくれるのかもしれない。

だから僕は、これからも「一所懸命」に毎日をがんばっていこうと思う。ただし、がんばるだけじゃダメだとも思っている。いつもピシッと全力でいたら、心のどこかがすり減ってしまう。そうならないためにこそ、ちょっとした「遊び」や「笑い」は必要だ。

そして何より、僕はそういう日々の中で、もっと人の気持ちにも目を向けられるようになりたい。想像力をふくらませ、他の人の立場に立って考える「思いやり」こそが、これからの僕の大事なテーマになる気がする。「和気藹藹(わきあいあい)」な人間関係は、たぶん一人ひとりの小さな想像力から始まるのだ。