あおさみさん、今回の作文について評価させていただきます。
まず、メディアと情報の
取り扱いに関する
洞察が非常に深い点が素晴らしいです。特に、情報がどのように操作される可能性があるか、そしてそれにどう対処すべきかという点が明確に述べられています。また、具体的な例として新聞の読み方を採用している点も、
実践的なアドバイスとして非常に有効だと感じました。情報を疑う姿勢という方法がよく書けています。
さらに、自分の考えを持つことの重要性について述べている部分も、説得力があります。自分なりの
解釈を築くためのプロセスを具体的に説明しており、読者にとっても理解しやすいです。生き方の主題がよく書けています。
メディアの
影響を受ける社会において、個々の情報処理能力を高めることの重要性を、論理的かつ具体的に述べている点も評価できます。情報の多面性に目を向け、多様な角度から情報を評価する態度は、現代社会において非常に重要なスキルです。
全体として、あおさみさんの作文は、情報リテラシーに関する深い理解と、それに基づく具体的な行動提案が
含まれており、非常に有益な内容です。引き続き、このような
洞察力を生かして、さまざまなテーマに
挑戦してみてください。
項目評価:
-方法がよく書けています。
-生き方の主題がよく書けています。
森リン評価 見えないもの ra 06月1週 あおさみ字数/基準字数: 1669字/600字 思考点:97点 知識点:78点 表現点:82点 経験点:98点 総合点:89点 均衡点:1点
| ●語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:1点
| ●換算語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
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思考語彙 | 28種 | 29個 | 97% | 97点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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知識語彙 | 59種 | 90個 | 66% | 78点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
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表現語彙 | 119種 | 201個 | 59% | 82点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
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経験語彙 | 53種 | 68個 | 78% | 98点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1669字
 | | 97点
 | | 78点
 | | 82点
 | | 98点
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字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 28種 29個 (種類率97%) 97点
しかし, 確か,。だから,。なぜ,あるから,いえば,いけると,いると,からこそ,くると,ごとに対して,せざる,その第,たちにとって,だから,だろう,と思う,と考える,どう思う,なければ,なので,は思う,仕向けよう,入る可能,入れるべき,思うざる,持つと,気づくため,
■知識語彙 59種 90個 (種類率66%) 78点
事実,今月,余地,価値,単語,参加,反芻,啓発,国防省,国際,基準,報道,多数,多様,大切,大統領,女性,好奇,存在,小説,当事者,思惑,性別,情報,抽象,政府,整理,新聞,方法,明確,月間,有利,柔軟,権利,機関,正解,水面,波紋,洋服,活動,活発,現代,男性,社会,立場,組織,経験,署名,能力,自分,自問,行動,解釈,言葉,記憶,距離,適応,重要,重視,
■表現語彙 119種 201個 (種類率59%) 82点
確か,あやふや,こと,ごと,さまざま,しずく,それ,それぞれ,たち,だれ,とき,もと,もの,よう,アメリカ,イスラエル,カメ,カラー,ガム,トランプ,プライド,メディア,レインボー,一,一つ,事実,二,人,人々,今,今月,付き合い,令,何,余地,価値,入る可能,全て,内,力,化,単語,参加,反芻,周り,味,問,啓発,回,国防省,国際,基準,報道,多数,多様,大々的,大切,大統領,女性,好奇,存在,小説,度,当事者,心,思い,思惑,性,性別,情報,手,抽象,政府,整理,新聞,方,方法,明確,月間,有利,柔軟,権利,機関,正解,気づくため,水面,波紋,洋服,活動,活発,源,現代,男性,社会,私,立場,組織,経験,署名,考え,能力,自分,自問,花,行,行動,観,解釈,言葉,記憶,誰,距離,道,適応,重要,重視,限り,隅,2つ,
■経験語彙 53種 68個 (種類率78%) 98点
いける,しまう,せる,できる,と思う,と考える,どう思う,は思う,ゆく,られる,れる,仕向ける,付き合う,伝える,伺える,使う,例える,促す,入る,入れる,取り上げる,取り入れる,取る,受け取る,受け止める,合う,咲く,噛み砕く,噛む,帯びる,広がる,得る,慣れる,持つ,掘り下げる,書く,残す,気づく,疲れる,着る,知る,築く,終わる,置く,落ちる,見える,見逃す,話す,読む,迷う,違う,飛ばす,高める,
■総合点 89点
■均衡点 1点
見えないもの
中3 あおさみ(aosami)
2025年6月1日
テレビでカラーの映像や音声つきで流れてくると、情報がオープンに流れていると錯覚させるが、情報を積極的に流すことで、情報を管理する、操作することを狙っていることもある。 テレビの伝える映像は、真実と異なる映像や切り取られた映像にすぎないことも多い。 テレビによって見えている部分と見えない部分とを総合的に判断することによって、真実に近づくことができるということを考えなければならない。
目に見えるものをそのまま信じてしまうのではなく、影となって見えない部分にあるかもしれない事実にも目を向けられる人になりたい。
そのための方法として第一に、情報を疑う姿勢を持つことだ。私は新聞を読むのに30分以上をかける。毎日23面ほどある新聞を読むにはかなりの体力と集中力が必要だ。新聞の国際面にはガザやウクライナを中心とした記事が載っている。どこでどのような攻撃があり、どのくらいの被害があったのかなどといった現状が書かれているのだ。注目すべき点は、「どこが」そのような発表をしたのかということだ。英やロシア、ウクライナの国防省、アメリカやイスラエル政府、国際機関など、組織はさまざまである。小説に読み慣れてくると3行や5行を一度に読んだり、飛ばして読んだりするようになる。だが新聞に慣れてきても一単語も見逃して読んではいけない。なぜなら組織が報道する情報がそれぞれ違うことがあるからだ。情報の持つ力を使い、自分たちにとって有利に人々を仕向けようとしている思惑が伺える。なので、情報を得るときにはその情報源を明確にしなければならない。そして一つの情報が全てだとは思わず、さまざまな立場の人からの情報を手に入れるべきだ。今の社会で事実の情報が手に入る可能性は高くはないだろう。また事実を誰も知らないということもある。だから心の余地を残しつつ、情報と付き合うことが大切だ。
その第二の方法として、自分の考えを持つことである。自分の考えとは、ものごとに対して、自分の価値観や経験、情報などをもとに自分なりの解釈を築いていくことだと考える。情報を受け取るだけで終わらせず、それをどう受け止め、どう思うのかと自問することが大切だ。社会には、基準やアンコンシャス・バイアスが多数存在する。その存在に気づくためには、まず「知ること」。次にその情報をもとした自分の考えを噛み砕くことがあると思う。このことをガムに例えてみたい。ガムは何回も噛む、そしてカメが噛むほど柔らかく、味のないものになる。このように「考え」も、何度も情報を反芻することで、より抽象化され、柔軟性の帯びたものになってゆく。多様性が重視されている現代は、正解のない問が多く存在する。あやふやな考えも持っていると、道に迷ってしまう。だから何かに書いたり、誰かに話してみたりして考えを整理することも重要になっていくのだ。今月はプライド月間である。プライド月間とはLGBTQ+の権利について啓発を促す活動を活発にする月間のことだ。LGBTQ+といえば、トランプ大統領が「性別を女性と男性の2つにする」という大統領令に署名したことが記憶に新しい。私はレインボーカラーの洋服を着る、周りの人にプライド月間、LGBTQ+のことについて伝えてみることなどしかできないが、水面にしずくが落ちない限り波紋は広がらないという思いから、少しずつ参加していきたい。自分の考えを持つと、「考え」という内なるものから「行動」へと広がっていくのだ。
確かに、メディアで大々的に取り上げられていることは整理されていて、取り入れやすい。 しかし、「花はだれがみていなくても咲いている」という言葉があるように、当事者だからこそ見えているものがある。私たちにできることは、多様な考え、情報があることを心の隅に置き、適応能力を高めることだ。疲れたら距離を取ったり、知りたいという好奇心に従って深く掘り下げてみたり、自分に合う付き合い方をしていけるとよい。