はるまきさん、こんにちは!
あなたの作文を読ませてもらいました。素敵(すてき)な作文ですね。

まず、怪我(けが)功名(こうみょう)に関する(にかんする)具体(てき)なエピソードがとても興味深く(きょうみぶかく)感じました。特に(とくに)、ドライ・クリーニングを発見したジョリー・ベランさんの話は、失敗(しっぱい)がどのようにして成功(せいこう)につながるかをとてもよく示し(しめし)ていて、とても印象(いんしょう)(てき)でした。
また、あなた自身の経験(けいけん)を交えながら、失敗(しっぱい)から何かを学び取ることの大切さを伝え(つたえ)ているところが素晴らしい(すばらしい)です。

さらに、あなたのお母さんが小松菜(こまつな)を育てる話も、心に残り(のこり)ました。失敗(しっぱい)から新たな可能(かのう)(せい)を見出すというテーマが一貫(いっかん)して書かれており、読む人に勇気(ゆうき)希望(きぼう)与える(あたえる)内容(ないよう)になっています。

心の中で思ったことがよく書けている点も、あなたの作文の強みです。読んでいるこちらも、あなたの感情(かんじょう)共感(きょうかん)することができました。

とても良く(よく)できた作文ですね。これからも、色々な体験(たいけん)を作文にしてみてくださいね。

<<ruby>項目(こうもく)評価(ひょうか)-たとえがうまく使われています
-前の話聞いた話がよく書けています
-ですますがよく書けています
-心の中で思ったことがよく書けています
-動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています
 

森リン評価 成功や楽しいことの可能性 ta 06月3週 はるまき
字数/基準字数:
1198字/400字
思考点:54点
知識点:59点
表現点:58点
経験点:51点
総合点:62点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:54点
知識点:59点
表現点:58点
経験点:51点
総合点:56点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙11種13個85%54点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙32種59個54%59点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙66種135個49%58点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙21種31個68%51点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1198字
 54点
 59点
 58点
 51点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 11種 13個 (種類率85%) 54点
。しかし,。もちろん,いると,その可能,で思う,なので,のため,の可能,会えるかも,楽しい可能,私にとって,

■知識語彙 32種 59個 (種類率54%) 59点
上野,上野公園,予定,伝説,先生,功名,動物,博物館,収穫,国立,大切,失敗,学年,学校,実験,小松菜,弁当,怪我,成功,時間,残念,社会,科学,自由,苦手,行動,見学,言葉,遠足,野菜,集合,集団,

■表現語彙 66種 135個 (種類率49%) 58点
お母さん,ここ,こと,そう,その可能,たくさん,たち,たま,のため,の可能,パンダ,一つ,上野,上野公園,中,予定,人,今,伝説,何,先生,全て,内,功名,動物,十,博物館,収穫,国立,園,大切,失敗,女,学年,学校,実験,小松菜,弁当,心,性,怪我,成功,時間,楽しい可能,残念,気持ち,申し訳,男,畑,社会,私,科,科学,種,粒,自由,苦手,行動,見学,言葉,遠足,野菜,集合,集団,雨,%,

■経験語彙 21種 31個 (種類率68%) 51点
くださる,しまう,しれる,できる,で思う,られる,会える,借りる,増える,感じる,手伝う,枯らす,決める,繋げる,育てる,行ける,見つける,見つめる,違う,降る,食べる,

■総合点 62点

■均衡点 7点
 

成功や楽しいことの可能性
   小4 はるまき(akoruka)  2025年6月3日

     成功や楽しいことの可能性

              はるまき

 怪我の功名とは、失敗をしたのにそれがかえってよい結果になった、ということ。また、なんの気もなくやったことが、たまたまよい結果になった、ことでもある。

「いやぁ、よかったあ。もしわすれ物をしていなければ、あのバスに乗って。いまごろ、大ケガをしていた。」

Oさんは、ほーっと大きな息をついた。こんなできごとを「怪我の功名」というんだ。ドライ・クリーニングの方法を世界ではじめて見つけたのも、さいしょは失敗からだった。見つけた人は、フランス・パリの仕たて屋、ジョリー・ベランさんだ。私がこの長文を読んで一番「すごい!」と思ったところは、ベランさんが、ランプオイルには布を綺麗にする力があるということを発見したところだ。失敗をしても成功の可能性を見つけ、その可能性を成功に繋げたベランさんのアイデアは、今もたくさんの人のためになっている。

 私は、学校の遠足で、パンダがいる上野動物園に行く予定だった。もしかしたら、パンダに会えるかもしれなかった。しかし、雨が降ってしまった。私の学年は、遠足や社会科見学が全て雨ということで伝説になっている。先生たちの中に、雨女や雨男がいるのだ。雨が降ったら、上野動物園には行けない。なので、同じ上野公園内にある国立科学博物館に行くことになった。

「パンダ、見たかったなぁ。」

「お弁当も、学校で食べるのかぁ。」

私たちの心の中は、そんなことでいっぱいだった。でも、楽しい可能性も、0%ではなかった。

「国立科学博物館は、自由行動です。決められた時間に、ここに集合してください。」

なんと、上野動物園とは違い、自由行動だったのだ。集団行動が苦手な私にとっては、嬉しい言葉だった。国立科学博物館も、たくさんの実験などができてとても楽しかった。まさに「怪我の功名」だなと感じた。

 私のお母さんは、小さな畑を借りて、野菜を育てている。たまに、私が手伝うこともある。今は小松菜を育てているそうなのだが⋯

「あーあ、コマッタナぁ⋯」

小松菜を枯らしてしまったそうだ。申し訳ない気持ちで小松菜をじっと見つめていると、なにかの粒がたくさんできている。

「あっ、種だ!」

なんと、一つ一つの小松菜から、何十粒もの種を収穫することができたのだ。この種から、小松菜をもっとたくさん育てることができる。成功の可能性が増えるのだ。小松菜を枯らしてしまったことは残念だが、まさに「怪我の功名」だったそうだ。

 失敗をしてしまったり、残念なことがあったりしても、成功の可能性や楽しい可能性も0%ではない。もちろん、失敗も大切だ。でも、その可能性を見つけ、成功や楽しいことに繋げていくことも大切だなと心の中で思った。