【講評】
「遊び」とは何か、そしてそれが心の余裕(よゆう)や学び、創造につながるというテーマに、しっかりと向き合った力作です!特に「心の余裕(よゆう)が理性を保つ栄養分だ」という表現には、深い考えがこめられていて驚かさ(おどろかさ)れました。自分の中学受験の経験をふり返りながら、イライラした気持ちや休憩(きゅうけい)の取り方の工夫など、実感をこめて書いているので、読み手にもとても共感が伝わってきました。最後のユーモアある締めくくり(しめくくり)も、自分らしい表現でとても良かったです!

【特に優れていた点】
・「遊び=余裕(よゆう)」というテーマをしっかり理解し、自分の体験と重ね合わせて深く考えていたところ
・タイマーの活用という具体的な工夫まで提案していて、読み手の参考にもなるところ
・「理性を保つ栄養分」という比喩(ひゆ)表現が、とても的確で印象的だったところ

【考えを深めるための質問】
・「遊び」があることで想像力や思いやりが生まれる、とあったけど、具体的にどんな「遊び」や時間が、自分の想像力や気持ちを広げてくれると感じたことがありますか?

【より字数を増やすための工夫】
・「中学受験のとき、どんな場面で余裕(よゆう)がなくなったか」「そのとき(だれ)かに助けられたことがあったか」など、もっと細かいエピソードを入れて書くと、さらに深みが出ます。
・また、「タイマー作戦を実際に試してみたらどうだったか」という今後の実践(じっせん)もふくらませられると、読み手の印象にも強く残ります。

【ことわざの提案】
「急がば回れ」
──勉強も気持ちも、焦っ(あせっ)てばかりではうまくいきません。余裕(よゆう)休憩(きゅうけい)も大切にして、落ち着いて取り組むことが、結局は一番の近道なのです!
 


■思考語彙 21種 29個 (種類率72%) 79点
。しかし,しよう,するため,すると,するので,そのため,たので,たまるから,だろう,つながるはず,でしょう,と思う,ないと,なると,のため,のはず,は単なる,は思う,人間にとって,戻れば,高めよう,

■知識語彙 53種 95個 (種類率56%) 74点
一所懸命,一月,中学,主義,人間,他者,休憩,何事,余裕,作戦,個性,先述,共感,創造,効率,勉強,反抗,受験,合間,夢中,好奇,娯楽,子供,学歴,実践,必要,想像,意欲,教育,文章,時期,時間,最強,本当,本来,本番,栄養分,機械,活用,物事,理性,生活,発見,直前,知識,経験,結果,絶対,自分,自然,自由,防止,集中,

■表現語彙 95種 172個 (種類率55%) 71点
○,あと,あなた,うえ,こと,すぎ,するため,そう,そのため,それ,たち,つながるはず,とき,なん,のため,のはず,へん,ぼく,みんな,ゆとり,よう,らく,ストレス,タイマー,リフレッシュ,一,一所懸命,一月,中,中学,主義,人,人間,他者,休憩,何,何事,余裕,作戦,個性,僕,先述,共感,分,創造,力,効率,勉強,反抗,受験,合間,夢中,好き,好奇,娯楽,子供,学歴,実践,心,必要,思いやり,想像,意欲,教育,文章,方,時,時期,時間,最強,本当,本来,本番,栄養分,機械,気,活用,物事,理性,生活,発見,的,直前,知識,経験,結果,絶対,自分,自然,自由,詰込み,遊び,防止,集中,頭,

■経験語彙 33種 46個 (種類率72%) 69点
しまう,せる,たまる,つながる,できる,と思う,なくなる,は思う,られる,保つ,働く,入れる,切れる,取り組む,取り組める,塗り替える,学ぶ,引き出す,戻る,持つ,指す,挑む,書く,湧く,用いる,疲れる,終わる,経つ,落ち着く,詰め込む,過ぎる,適す,高める,

■総合点 79点

■均衡点 6点
 

何ごとにも余裕を
   中1 ジュンノスケ(akasiyu)  2025年6月2日

 物事に一所懸命に取り組むには「遊び」が必要だ。「遊び」とは単なる娯楽ではなく、好きなことに夢中になったり、機械の「遊び」のように心に余裕や、ゆとりを持つことを指す。この余裕があることで、人は自然に好奇心を持ち、学ぶ意欲が湧いてきます。本来の教育とはこのような子供たち一人一人の「個性」を引き出すのが本当の教育のはずだ。しかし、人間の心の勉強をするのに最も適している時期に、知識を頭の中に詰め込ませた結果、新しい発見の想像力も、遊びの好奇心も、自由に働く想像力もなくなって、みんな学歴主義に塗り替えられてしまったのだ。「遊び」が戻れば、再び想像力が働き、やがては創造や他者への思いやりにつながるはずだ。

僕もこの文章には共感した。なぜなら、余裕がないと人間は、イライラしたり、ストレスがたまるからだ。

僕は、中学受験を経験したことがある。

受験本番が近い一月になると、直前の詰込みになっていき、自分もみんなも余裕がなくなってくる。すると、イライラしたり反抗的になったりしたことがある。本番は落ち着いて取り組めたのでよかったのだが、余裕があった方が人間は絶対らくになる。そんな気がする。

中学受験でもそうだが、勉強も、ずっとしていると集中力が切れて、効率が悪くなる。そのため、休憩をして、リフレッシュして、また勉強に挑むのだ。この時も休憩できる心の余裕が必要になってくる。僕も、勉強の合間に休憩をして効率を高めようと思っているが、よくあるのが休憩のし過ぎである。勉強の合間の休憩のはずがいつしか時間が経って勉強を終わりにしてしまうことがある。あなたも経験あるのではないでしょうかそんなときのためにタイマーを用いるのはどうだろうか。勉強の時に「あと○○分で休憩に入れる」とモチベーションを高められるうえに、休憩時の休憩しすぎを防止できる。まさに最強の作戦である。しかし、僕は、その作戦を実践したことはない。これから活用しようと思う。

さて、人間にとって余裕とはなんだろうか。それは、理性を保つ栄養分だと僕は思う。なぜなら、先述のようにイライラしたりしていてはできることは何もない。何事にも落ち着いて 生活するためには余裕が必要なのだ。このようなことから、人間にとって余裕とは、理性を保つ栄養分だと僕は思う。しかし、ぼくはこの文章を書くのに疲れてイライラしてきそうな気がするのでこのへんで終わるとしよう。