いちくん、こんにちは。じょうずに三文ぬきだしました。失敗(しっぱい)から生まれるものがあるんだね。ドライクリーニングにはおどろきでした。失敗(しっぱい)をしても、その後の態度(たいど)変わる(かわる)のですね。
 いちくんの怪我(けが)功名(こうみょう)は、カリンバという楽器(がっき)担当(たんとう)した演奏(えんそう)会でした。緊張(きんちょう)してテンポがずれてしまったのですね。しかし、心を込め(こめ)演奏(えんそう)は、感動を届け(とどけ)ていました。これが一番大切なことですよね。死にかけの虫のような体を、最後(さいご)までよくコントロールできました。
 また、バレーボールのコーチの言葉も、怪我(けが)功名(こうみょう)を言っているようですね。どんまいでチームの士気(しき)があがることが強さになります。
 諦め(あきらめ)ずに最後(さいご)まで努力(どりょく)することで、失敗(しっぱい)成功(せいこう)の元になりますね。

<<え2019/73jみ>>


いちさん、素敵(すてき)な作文をありがとう。失敗(しっぱい)から学ぶ大切さをテーマにしたあなたの話は、とても感動(てき)でしたね。ベランさんのエピソードから始まって、自分自身の体験(たいけん)に繋げる流れが自然(しぜん)で、読んでいてとても引き込ま(ひきこま)れました。特に(とくに)、音楽会でのカリンバの演奏(えんそう)の話は、あなたの心情(しんじょう)丁寧(ていねい)描か(えがか)れていて、読者としてもあなたの緊張(きんちょう)感や努力(どりょく)伝わっ(つたわっ)てきました。お母さんの言葉を通じて、失敗(しっぱい)があってもそれを乗り越え(のりこえ)結果(けっか)があることを感じることができ、とても温かい気持ちになります。

また、バレーボールの監督(かんとく)の言葉を引用することで、スポーツの場でも同じような教訓(きょうくん)があることを示し(しめし)ていて、文章を通じて多角(てき)視点(してん)()られるようになっています。これは、前の話を聞いた話がよく書けていると言えるでしょう。

心の中で思ったことがよく書けており、特に(とくに)「死にかけの虫みたいだった」という表現(ひょうげん)は、あなたの緊張(きんちょう)をリアルに伝え(つたえ)てくれています。全体を通して、ですますの調子で丁寧(ていねい)説明(せつめい)された部分も多く、読みやすい文章になっています。最後(さいご)に、失敗(しっぱい)乗り越える(のりこえる)大切さを(さい)認識(にんしき)する心情(しんじょう)と共に(とともに)試合(しあい)中の動作や情景(じょうけい)描写(びょうしゃ)している部分もあり、動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています。

たとえがうまく使われているのも見逃せ(みのがせ)ません。「死にかけの虫みたい」という比喩(ひゆ)は、その時の感情(かんじょう)効果(こうか)(てき)に表していますね。素晴らしい(すばらしい)作文をありがとうございました。これからも色々な体験(たいけん)を作文にして、多くの人と共有(きょうゆう)してくださいね。

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:963字/400字
思考点:67点
知識(ちしき)点:56点
表現(ひょうげん)点:59点
経験(けいけん)点:79点
総合(そうごう)点:66点
均衡(きんこう)点:1点

 


■思考語彙 16種 20個 (種類率80%) 67点
。どうして,いうと,いこう,いどんまい,しよう,たから,で思う,と思う,の場合,僕にとって,出さざる,勝てば,明るいと,暗いと,無いので,謝ると,

■知識語彙 28種 43個 (種類率65%) 56点
一安心,一番,今日,元気,功名,努力,士気,失敗,学校,怪我,感動,成功,最後,楽器,演奏,点数,発表,発見,監督,素敵,結果,綺麗,緊張,自分,行事,言葉,試合,音楽,

■表現語彙 69種 117個 (種類率59%) 59点
お母さん,こと,これ,そう,それ,ところ,どん,の場合,みたい,みんな,よう,わけ,コート,チーム,テンポ,テーブルクロス,バレーボール,パニック,ミス,メンバー,ライ,一,一安心,一番,中,人,今日,会,体,僕,元気,功名,努力,場,士気,声,失敗,姿,学校,後,心,怪我,感動,成功,時,最後,楽器,汚れ,演奏,点数,発表,発見,監督,素敵,結果,綺麗,緊張,自分,虫,行事,言葉,試合,話,誰か,逆,通り,音,音楽,顔,

■経験語彙 40種 47個 (種類率85%) 79点
あきらめる,いどむ,きる,くれる,こぼす,ごまかす,しまう,すぎる,ずれる,ちゃう,で思う,と思う,やる,られる,れる,上がる,伝わる,似る,出す,出る,切り替える,勝つ,勝てる,取る,届ける,引き続ける,感じる,掛ける,歌う,死にかける,気づく,汚れる,笑う,終わる,繋げる,聞く,褒める,読む,謝る,重なる,

■総合点 66点

■均衡点 1点
 

最後まであきらめず
   小4 いち(itiiti)  2025年6月3日

三文抜き書き

 失敗をしたのにそれが帰って良い結果になった、ということ。ドライクリーニングの方法を世界で初めて見つけたのも、最初は失敗からだった。テーブルクロスにオイルをこぼしたばかりに、ベランさんはとっても大きな発見をしたのだ。

 この話の中で一番凄いと思ったのは、ベランさんがオイルをテーブルにこぼしたことが汚れるというより綺麗になるという、自分の失敗を良い発見に繋げたことです。どうしてかというと、僕の場合は、こぼしたことでパニックになり、テーブルクロスの汚れが綺麗になっていることにも気づかないと思ったからです。

僕は、学校の音楽の会という行事で、カリンバという楽器を演奏したことがあります。発表の時に、一音みんなとテンポがずれてしまって、思わず顔に出てしまいそうでしたが顔に出さずにやりきりました。演奏が終わった後お母さんに、「失敗しちゃった!」そう言いながら謝るとお母さんは、「ずれても音が重なるように感じて、とても綺麗な演奏だったよ。お母さんは初めて演奏を聞いたから今日の演奏が一番素敵だと思うし、最後まで堂々と引き続けた姿はかっこよかったよ。」と僕を褒めてくれました。僕にとっては失敗したと思っても、初めて演奏を聞いたお母さんには感動を届けられたというところは、怪我の功名に少し似ているなと思いました。でも実は、演奏している時や歌っている時の僕の体は緊張しすぎていて、まるで死にかけの虫みたいでした。これはお母さんに伝わらなかったようで、一安心です。

 僕のバレーボールの監督は、よくこう言います。

「ミスしても暗くならないで明るく元気に笑ってごまかせ。」

「失敗しても勝てば結果オーライ。」

その言葉通りに自分がミスした時は「ごめん!」、チームメンバーがミスをした時は、「どんまいどんまい、次に切り替えていこう!」と声を掛けるようにしています。試合の時に、コートの中でチームメンバーの誰か一人でも暗いと一気に点数を取られてしまうことがありますが、逆にみんなが明るいとチームの士気が上がって試合に勝てることが多いです。

 この話を読んで、失敗してもそれが成功にならないわけでは無いので、その場であきらめることなく最後まで努力しよう、と心の中で思いました。