りこちゃん、こんにちは。森リンベストにランキングされました。おめでとうございます。
 自然の生きものたちを守りたいね。自然保護が、いつも破壊(はかい)の後追いのようになってしまうのは悲しいことです。上手い要約です。
 自然環境(かんきょう)の大切さについて感じたのは、カマキリやメダカを飼っていて、次々と死んでしまったという体験からでした。たしかに虫が苦手な場合は見守るしかないですね。いったいどのような要素が足りなくて駄目(だめ)だったのか。自然とは人間が真似できないバランスを持っているようです。
 お母さんは身近なところで大きな変化は感じていないと聞いて、安心したのですね。調べると、「二ホン」と名前のついた固有種が絶滅(ぜつめつ)危機(きき)に瀕していることがわかりました。
 自然とは、人間が守るべきものですね。
 人間にとって、すべての生き物が共存(きょうぞん)できる命であるべきですね。
 「ミミズだって オケラだって アメンボだって
    みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ」(手のひらを太陽に より)
<<え2021/54jみ>>


あきりりさん、作文を拝読(はいどく)しました。自然保護と個人的な体験を結びつけた点が非常に興味深く感じました。
特に、自分自身の飼育体験を通じて絶滅(ぜつめつ)のリアリティを感じ取り、それを自然保護の重要性に繋げている部分は、読者にもその必要性を感じさせる力があります。
また、お母さんの体験談を交えることで、文章に深みと多角的な視点(してん)が加わり、話が立体的に展開(てんかい)されています。
一般(いっぱん)化の主題「自然とは人間にとって守らなければならないものである」という考えをしっかりと述べており、作文の結論(けつろん)に向けての流れが自然です。

項目(こうもく)評価:
-前の話聞いた話がよく書けています
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:933字/600字
思考点:67点
知識点:73点
表現点:79点
経験点:73点
総合点:79点
均衡(きんこう)点:6点

 


■思考語彙 16種 19個 (種類率84%) 67点
。しかし,。だから,。もちろん,いいので,いるから,そのちがい,だから,てると,と思う,ないので,なければ,にちがい,のかも,は考える,みると,人間にとって,

■知識語彙 52種 72個 (種類率72%) 73点
世界,中国,人間,以上,体験,保護,先日,先進,全員,全部,公園,努力,動物,危惧,友人,国立,大切,失敗,安心,小学,川崎,年生,徹底,捕獲,教室,日本,昨日,最近,東京,毎日,比較,渡米,激減,理由,環境,環境庁,発行,確実,神奈川,禁止,筆者,経験,絶滅,緊急,自然,落胆,観察,記載,設置,長文,関係,飼育,

■表現語彙 113種 181個 (種類率62%) 79点
あれ,お母さん,かまきり,こと,これ,ささやか,さまざま,そう,そのちがい,それ,たくさん,たち,とき,ところ,にちがい,ばい,もの,よう,ら,アメリカ,イエロー,インターネット,カマキリ,ストーン,トキ,メダカ,レッドデータブック,ロサンゼルス,一,七,万,三,世界,中,中国,九,二,五,人間,今,以上,体験,何,係,保護,先日,先進,全員,全部,八,公園,努力,動物,匹,千,危惧,友人,四,国,国立,声,大切,失敗,好き,子ども,安心,小学,屋,川崎,年,年生,幸せ,徹底,折,捕獲,教室,数,日本,昨日,最近,東京,次,毎日,比較,渡米,激減,理由,環境,環境庁,産,発行,県,確実,神奈川,禁止,私,種,筆者,経験,絶滅,緊急,者,自然,落胆,虫,観察,記載,設置,話,近く,長文,関係,飼育,

■経験語彙 36種 45個 (種類率80%) 73点
がる,しかれる,しまう,ちる,つづける,てる,できる,と思う,なげる,はらう,は考える,やる,られる,れる,借りる,先がける,出す,出る,報じる,増やす,変わる,守る,感じる,死ぬ,気がつく,汚す,生まれる,終わる,聞く,育つ,要する,見守る,試みる,調べる,響く,驚く,

■総合点 79点

■均衡点 6点
 

自然を大切に
   小6 あきりり(akiriri)  2025年6月3日

 「先日、日本産トキの絶滅が確実になったと報じられた。さまざまな努力がはらわれ、中国産のトキを借りてリペアリングも試みられたが、失敗に終わった。関係者の落胆は大きかったにちがいない。一九八九年に環境庁が発行したレッドデータブックには、緊急に保護を要する動物だけでも約三万七千種近くが記載されている。自然保護の先進国アメリカでは一八七二年、世界に先がけてイエローストーン国立公園を設置した。アメリカの徹底した自然保護を日本のそれと比較して、そのちがいをなげていた筆者だが、最近うれしい体験をした。子どもたちが一年以上も飼育をつづけているかまきりだ。先日渡米の折、ロサンゼルスの友人たちにこのカマキリの話をした。しかしかれらの話ではカマキリの捕獲が禁止されちているそうだ。数が激減しているのがその理由だった。カマキリの飼育観察ができる東京にささやかな幸せを感じた経験だった。」

 私は小学五年生のときメダカやカマキリを飼育した。もちろん私はあまり虫が好きではないので見守るだけ。しかし飼育係がいるから私は何もやらなくていいので安心。でも毎日見守ってると「あれ昨日までメダカ五匹じゃなかったけ。あれカマキリがいない」ということに気がついた。飼育係に聞いてみるとカマキリは全員「ばいばい」をしたそうだ。メダカは今は四匹で一匹は死んでしまったそうだ。私は虫が好きではないのに驚いた。「えー」恥ずかしがり屋の私でも教室に響くぐらい大きな声を出してしまった。こんなに大きな声を出したのは初めてだ。私は考えた。「もしかしたら環境が良くなかったのかも」長文でもあったように今東京ではあまりメダカがいない。だからメダカまでが全部絶滅しないように自然を汚さないようにしたいと思った。

 お母さんが生まれ育った神奈川(神奈川県の中でも川崎)ではあまり「変わったなー」と思うところはないそうだ。私は「それはいいことだ」と思った。次はインターネットで調べたことだ。絶滅危惧種はニホンオオカミ、ニホンアシカ、長文でも出てきたトキだ。すでにたくさんの絶滅危惧種がいるのだからこれ以上増やさないように自然を大切にしたい。

 自然とは人間にとって守らなければならないものであると思う。