動植物の影響
小6 ことと(akakoto)
2025年6月3日
絶滅寸前にまで追い込まれた動物や、激減させている植物を救おうと努力する姿は、「人間の良識」と評される。しかし、人間の良識とは、数が激減している動植物に対し、早急に保護の手を差し延べることである。
そういえば、どこかの記事で雀が絶滅危惧種になりそうだという事を聞いた。「雀を見なくなった」ということが書かれている記事もある。しかし、嬉しいことに私の家の近所には、まるで「雀がなる木」とでも言えるほど雀が止まっている木がある。調べてみたところ、「農業の近代化とともに農薬の使用が増加し、これにより、スズメの主要な食料源である昆虫が減少、また農地の変化により、餌場となる原っぱや田園が減少したことなどがあげられています。」と書いてあった。減少した理由が、農地なら農地が少ない東京はまだ、影響を受けにくいのだろうか?さらに調べると、年に3.6%のペースで減少していると言う。私は鳥が好きだが、家では飼っていないため、道の途中で見る雀達によく癒されているのだ。雨宿りで屋外駐車場の屋根の下に止まっている鳩などにも、癒される時が多い。道を歩いている時の楽しみが減るのはこちらもやめてほしいし、悲しい気持ちでいっぱいになる。
私が、もともと通っていた学校は今、工事をしている。少し古くなったから、一旦全部を取り壊して新しくするらしい。今は、工事が終わるまで、仮校舎に通っている。仮校舎は、一応、工事をされたからか綺麗なのだが校舎は少し狭くなっている。工程にもあまり植物は植えられていないし、ビオトープもあるが目立たないところに設置されている。前の学校は、ビオトープにオタマジャクシもいたし、確か鳥が魚を捕まえて飛んでいくところを見たと言う先生もいた。自然豊かだった、学校が工事をして、新しい校庭になって今まで植えられていた植物達がリセットされるとなると少し抵抗感がある。友達が言うには、もう校庭の地面は掘られていたそう。その子は、
「記念に前の学校の校庭から、ゴムチップとってきたよ!いる?」
なんてことを言ってきた。勝手に工事現場入るのは犯罪なのでは?と思ったが、素直に要らないと言っておいた。
人間にとって生き物・植物とは、身近に感じられるものであるが、自分が思っている以上に癒されていたりと、いざ無くなると不安になるほどの影響を受けている大事なものということが分かった。植物は、理科の学習でも、「植物を写す」などと教育にも重要な役割があると思う。雀にも、日本生のたんぽぽにも環境に負けず、頑張ってほしい。