自然を大切に
小6 あきりり(akiriri)
2025年6月4日
「先日、日本産トキの絶滅が確実になったと報じられた。さまざまな努力がはらわれ、中国産のトキを借りてリペアリングも試みられたが、失敗に終わった。関係者の落胆は大きかったにちがいない。一九八九年に環境庁が発行したレッドデータブックには、緊急に保護を要する動物だけでも約三万七千種近くが記載されている。自然保護の先進国アメリカでは一八七二年、世界に先がけてイエローストーン国立公園を設置した。アメリカの徹底した自然保護を日本のそれと比較して、そのちがいをなげていた筆者だが、最近うれしい体験をした。子どもたちが一年以上も飼育をつづけているかまきりだ。先日渡米の折、ロサンゼルスの友人たちにこのカマキリの話をした。しかしかれらの話ではカマキリの捕獲が禁止されているそうだ。数が激減しているのがその理由だった。カマキリの飼育観察ができる東京にささやかな幸せを感じた経験だった。」
私は小学五年生のときメダカやカマキリを飼育した。もちろん私はあまり虫が好きではないので見守るだけ。それに、飼育係がいるから私は何もやらなくていいので安心。でもメダカの水そうが近いから毎日見守ることができる。毎日見守ってると「あれ昨日までメダカ五匹じゃなかったけ。あれカマキリがいない、どこいったんだろう」と色々なことを心配するようになった。飼育係に聞いてみるとカマキリはすべて虫かごから「ばいばい」をしてあげたそうだ。だから今はきっとぴょんぴょん外で跳ね回っているにちがいない。メダカは今は四匹で一匹は死んでしまったそうだ。その話を聞いたとたん私は虫が好きではないのに驚いた。「えー」恥ずかしがり屋の私でも教室に響くぐらい大きな声を出してしまった。メダカを飼育してからまだ十日も経っていないからだ。こんなに教室で大きな声を出したのは初めてだ。私は考えた。「もしかしたら環境が良くなかったのかも」「毎日のようにメダカを見たり飼育係の人を見ているとあんまり餌あげてなかったのかもしれない」「環境が良くなかったのかな」と考えてしまった。この長文にも書いてあったように今東京ではあまりメダカがいない。だからメダカまでが全部絶滅しないように自然を汚さないようにしたいと思った。お母さんの話だ。お母さんが生まれ育った近所ではあまり「変わったなー」と思うところはないそうだ。私は「それはいいことだ」と安心した。次はインターネットで調べたことだ。絶滅危惧種はニホンオオカミ、ニホンアシカ、長文でも出てきたトキだ。すでにたくさんの絶滅危惧種がいるのだから、これ以上絶滅危惧種を増やさないように自然を大切にしたい。自然とは人間にとって守らなければならないものであると思う。