りこちゃん、こんにちは。工夫して書き加えることができました。見事森リンにランキング入りです。新しい課題もがんばりましょう。
<<え2018/114pみ>>
あきりりさん、作文の提出ありがとうございます。まず、絶滅危惧種についての理解と関心の深さが感じられる点、非常に良く書けています。自分の体験を交えた描写が作文全体にリアリティをもたらしており、読む人に強い印象を与えます。
特に、メダカやカマキリの飼育経験を通じて、生き物に対する責任感や感情の変化を細やかに記述している部分は、感情移入しやすくなっています。また、お母さんから聞いた話を取り入れることで、テーマに対する多角的な視点が加わり、文章がより立体的になっています。
絶滅危惧種と人間との関係を考える際に、「人間にとって守らなければならないものである」という一般化の主題がしっかりと書かれており、作文の主旨を明確にしています。全体を通して、自然保護の重要性を訴える内容が一貫しており、説得力があります。
結びの部分で、文章の初めに触れた「メダカ」や「カマキリ」を再度取り上げることで、読み始めからの流れが自然に締めくくられています。これにより、作文全体が一つの完結した話としてまとまっています。
項目評価:
-前の話や聞いた話がよく書けています。
-一般化の主題がよく書けています。
-書き出しの結びがよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1114字/600字
思考点:79点
知識点:73点
表現点:83点
経験点:80点
総合点:85点
均衡点:6点
■思考語彙 21種 26個 (種類率81%) 79点
。だから,。もちろん,いいので,いるから,いると,そのちがい,だから,だろう,てると,と思う,と考える,ないから,ないので,なければ,にちがい,のかも,はきっと,は考える,みると,人間にとって,近いから,
■知識語彙 51種 79個 (種類率65%) 73点
世界,中国,人間,以上,体験,保護,先日,先進,全部,公園,努力,動物,危惧,友人,国立,大切,失敗,安心,小学,年生,徹底,心配,捕獲,教室,日本,昨日,最近,東京,毎日,比較,渡米,激減,理由,環境,環境庁,発行,確実,禁止,筆者,経験,絶滅,緊急,自然,落胆,観察,記載,設置,近所,長文,関係,飼育,
■表現語彙 121種 213個 (種類率57%) 83点
あれ,お母さん,かご,かまきり,こと,これ,ささやか,さまざま,すべて,そう,そのちがい,それ,たくさん,たち,とき,ところ,とたん,どこ,にちがい,ばい,もの,よう,ら,アメリカ,イエロー,インターネット,カマキリ,ストーン,トキ,メダカ,レッドデータブック,ロサンゼルス,一,七,万,三,世界,中国,九,二,五,人,人間,今,以上,体験,何,係,保護,先日,先進,全部,八,公園,努力,動物,匹,十,千,危惧,友人,四,国,国立,声,外,大切,失敗,好き,子ども,安心,小学,屋,年,年生,幸せ,徹底,心配,折,捕獲,教室,数,日,日本,昨日,最近,東京,次,毎日,比較,水,渡米,激減,理由,環境,環境庁,産,発行,確実,禁止,私,種,筆者,経験,絶滅,緊急,者,自然,色々,落胆,虫,観察,記載,設置,話,近く,近所,長文,関係,飼育,餌,
■経験語彙 41種 55個 (種類率75%) 80点
あげる,がる,しかれる,しまう,しれる,つづける,てる,できる,と思う,と考える,なげる,はらう,は考える,やる,られる,れる,借りる,先がける,出す,出る,回る,報じる,増やす,変わる,守る,感じる,書く,死ぬ,汚す,生まれる,終わる,経つ,聞く,育つ,要する,見守る,試みる,調べる,跳ねる,響く,驚く,
■総合点 85点
■均衡点 6点
自然を大切に
小6 あきりり(akiriri)
2025年6月4日
「先日、日本産トキの絶滅が確実になったと報じられた。さまざまな努力がはらわれ、中国産のトキを借りてリペアリングも試みられたが、失敗に終わった。関係者の落胆は大きかったにちがいない。一九八九年に環境庁が発行したレッドデータブックには、緊急に保護を要する動物だけでも約三万七千種近くが記載されている。自然保護の先進国アメリカでは一八七二年、世界に先がけてイエローストーン国立公園を設置した。アメリカの徹底した自然保護を日本のそれと比較して、そのちがいをなげていた筆者だが、最近うれしい体験をした。子どもたちが一年以上も飼育をつづけているかまきりだ。先日渡米の折、ロサンゼルスの友人たちにこのカマキリの話をした。しかしかれらの話ではカマキリの捕獲が禁止されているそうだ。数が激減しているのがその理由だった。カマキリの飼育観察ができる東京にささやかな幸せを感じた経験だった。」
私は小学五年生のときメダカやカマキリを飼育した。もちろん私はあまり虫が好きではないので見守るだけ。それに、飼育係がいるから私は何もやらなくていいので安心。でもメダカの水そうが近いから毎日見守ることができる。毎日見守ってると「あれ昨日までメダカ五匹じゃなかったけ。あれカマキリがいない、どこいったんだろう」と色々なことを心配するようになった。飼育係に聞いてみるとカマキリはすべて虫かごから「ばいばい」をしてあげたそうだ。だから今はきっとぴょんぴょん外で跳ね回っているにちがいない。メダカは今は四匹で一匹は死んでしまったそうだ。その話を聞いたとたん私は虫が好きではないのに驚いた。「えー」恥ずかしがり屋の私でも教室に響くぐらい大きな声を出してしまった。メダカを飼育してからまだ十日も経っていないからだ。こんなに教室で大きな声を出したのは初めてだ。私は考えた。「もしかしたら環境が良くなかったのかも」「毎日のようにメダカを見たり飼育係の人を見ているとあんまり餌あげてなかったのかもしれない」「環境が良くなかったのかな」と考えてしまった。この長文にも書いてあったように今東京ではあまりメダカがいない。だからメダカまでが全部絶滅しないように自然を汚さないようにしたいと思った。お母さんの話だ。お母さんが生まれ育った近所ではあまり「変わったなー」と思うところはないそうだ。私は「それはいいことだ」と安心した。次はインターネットで調べたことだ。絶滅危惧種はニホンオオカミ、ニホンアシカ、長文でも出てきたトキだ。すでにたくさんの絶滅危惧種がいるのだから、これ以上絶滅危惧種を増やさないように自然を大切にしたい。自然とは人間にとって守らなければならないものであると思う。