あけやのさん、この度の作文において、多くの重要なポイントが非常によく描か(えがか)れています。
まず、自動車のハンドルの「遊び」を始めとする具体的な例を通じて、「遊び」の必要性を説くアプローチは、物語としても理解しやすく、興味深いです。
加えて、ご自身の実体験を交えながら、学習における休憩(きゅうけい)の重要性を説明している点も素晴らしいです。

特に、母親からのアドバイスやYouTubeで得た情報を引用することによって、説得力を増しています。
こうした情報(げん)からの引用は、読者に対して信頼(しんらい)感を与える(あたえる)効果があります。
また、自動車のベアリングについての説明は、技術的な側面も理解していることを示しており、詳細(しょうさい)な説明が印象的です。

結びにおいて、自らの決意を新たに述べる形で締めくくっ(しめくくっ)ているのも良いです。
これにより、読み手に対しても前向きな影響(えいきょう)与える(あたえる)ことができるでしょう。

全体を通じて、一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
また、たとえがうまく使われている点も評価できます。
前に聞いた話がよく書けているのも、文章を立体的にしています。
書き出しの結びがよく書けています。

このような内容で、非常に読みやすく、教訓も含ま(ふくま)れており、大変良い作文です。
 

森リン評価 ガッツがあるとか(清書) ha 06月4週 あけやの
字数/基準字数:
962字/600字
思考点:77点
知識点:74点
表現点:70点
経験点:73点
総合点:80点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:89点
知識点:86点
表現点:83点
経験点:84点
総合点:86点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種23個87%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙53種77個69%74点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙93種141個66%70点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙36種48個75%73点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
962字
 77点
 74点
 70点
 73点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 23個 (種類率87%) 77点
。しかし,。だから,。一方,。何故,。例えば,あるから,いいから,すると,そのため,たから,と思う,ないと,のため,の場合,みると,人間にとって,出せば,持たざる,言うと,間に合わざる,

■知識語彙 53種 77個 (種類率69%) 74点
一刻,一心不乱,一念,主人公,人間,以上,休憩,余地,余裕,先生,内部,効果,勉強,午後,名前,回転,場所,増加,外国,失敗,好奇,学校,学生,安全,実践,宿題,対応,必要,意味,成績,摩擦,方向,時間,最悪,本来,栄養,毎日,物事,物語,発起,盲目的,知識,知識欲,結局,結果,継続,膨張,自動車,自然,補給,起動,部品,集中,

■表現語彙 93種 141個 (種類率66%) 70点
いちず,いろいろ,こと,そのため,それ,どれ,のため,の場合,ぶっ続け,もの,やる気,よう,スムーズ,ハンドル,ベアリング,ボール,一刻,一心不乱,一念,中,主人公,人,人間,付き,以上,休憩,余地,余裕,倍,先生,内部,分,刻,前,力,効果,勉強,午後,名前,回転,場所,増加,変,外国,失敗,好奇,学校,学生,安全,実践,宿題,対応,心,必要,急,意味,成績,手,摩擦,方向,日,時,時間,最悪,朝,本来,栄養,次,母,毎日,熱,物事,物語,発起,盲目的,知識,知識欲,私,結局,結果,継続,膨張,自動車,自然,補給,話,起動,車,遊び,部品,間,集中,頭,

■経験語彙 36種 48個 (種類率75%) 73点
かかる,くれる,しまう,すべる,すむ,せる,できる,と思う,やる,れる,わかる,伴う,使う,働く,入れる,出す,困る,寝る,忘れる,持つ,曲がる,書く,比べる,気づく,消える,湧く,焼く,目覚める,続く,行う,詰め込む,調べる,起こる,迫る,間に合う,頑張る,

■総合点 80点

■均衡点 7点
 

ガッツがあるとか(清書)
   小6 あけやの(akeyano)  2025年6月4日

 「一心不乱」はすばらしいのですが、「盲目的ないちず」が困る。いつも「主人公」が目覚めていなくては、物語にならない。そのためにも「遊び」が必要ではないか。自動車のハンドルにも「遊び」がある。あの遊びがあるから、少しばかり手がすべっても、急な変な方向へ曲がらなくてすむ。好奇心が働き出せば、自然に知識欲がが湧いてくる。しかし、無理やり、知識を頭の中へ詰め込まれた結果、人間本来の好奇心がすっかり消えてしまった。

 私は、余裕を持たずに物事を行って、失敗してしまったことがある。それは、学校の宿題をしていた時だ。私は寝る時間が刻一刻と迫ってきているの中で、宿題をしていなかったのに気づいた。いつもは25分書いたら5分休憩とやっているのだが、

「時間がない、やばい!」と思って、ぶっ続けで勉強した。しかしその結果、いつもの2倍以上の時間がかかってしまった。そして結局、寝る時間には間に合わず次の日の朝にやることになってしまった。いつもの25分頑張ったら5分休憩は母に言われてなんとなく実践していたのだが、効果がやっとわかったのはこの時だった。さらにYouTubeで調べてみると、名前は忘れてしまったが、外国人の先生がある学生の話をしていた。その学生は勉強時間が少なく成績が悪かった。しかし一念発起して毎日午後6時から11時くらいまで休憩なしで勉強した。そうすると、なんと、成績が前に比べて悪くなっていたのだ。何故かと言うと、勉強はしていたものの、ずっと集中しないでダラダラやっていたからだ。5分でもいいから短い休憩を入れることで集中が続くようになるのだ。

 「遊び」には「余裕」「余地」という意味もある。車にもその「遊び」がある。例えばベアリング。ベアリングは回転を伴ういろいろな場所に使われている部品だ。そのベアリング内部とボールの起動の間に少しだけ遊びがある。遊びがあることで回転がスムーズになり、熱膨張にも対応できる。一方、遊びがないと、摩擦が増加し、最悪の場合焼き付きが起こる。安全のためにも、やはり、遊びが必要だ。

 人間にとって遊びとは、ちょっとした栄養補給であり、やる気を継続させてくれるものである。だからこれからは、どれだけ時間がなくても、短い休憩を入れて集中力を継続させていきたいと思う。