再利用の方法
小5 あえたし(aetasi)
2025年6月4日
再利用の方法
インドでは自転車は何度も修理して大切に使われている。日本では自転車はあまり大切に使われていない。日本のような浪費習慣は人間の心によい影響を与えない。快適な生活の追求は人間にとって大切なものを忘れることがある。
ぼくの部屋にはたくさんの物であふれている。ぼくはクローゼットの引き出しを開けようとしても、パンパンに開けられない。ぼくは力いっぱいにひっぱるとやっと開いて、土砂崩れのように物が落ちてきた。よく見ると、それは前に遊んだおもちゃや前に買った洋服だ。おもちゃは思い出がつまっていて捨てられない。洋服はたたんで並べれば、お店で売ってもおかしくないくらいほどきれいだ。
ぼくは「なぜこんなに新しい洋服があるのだろう。」と首をかしげた。
お母さんは「オンラインショップで買ったら、色とサイズが違っていた。それにオンラインショップにはたくさんの物があって、ついつい買ってしまったの。」とため息おついた。
するとぼくは、「そうだ、フリーマーケットに出そう」とひらめいた。フリーマーケットとは、安い値段で中古のものを売ったり買ったりできる場所だ。
ぼくはおもちゃを手放すのはいやだけど、また違う家で遊んでもらえるのなら、売ってもいいと思った。フリーマーケットはリサイクルにもなるし、ぼくはお金お少し手に入るし、買ってくれる人も必要なものが安く買えるから一石二鳥ならぬ、「一石三鳥」だ。
ぼくが住む台北には「おもちゃ図書館」というところがある。そこでは、不要になったおもちゃを集め、そのおもちゃを他の人に貸すところだ。
ぼくは学校の校外学習で見学に行き、おもちゃ図書館のしくみを調べた。そこにはたくさんのおもちゃのお医者さんがおもちゃを修理していた。見学の最後にぼくたちはおもちゃのクリーニングのボランティアをした。ぼくは、まるでひよこをなでるようにふくと、おもちゃの車はうれしそうに笑った気がした。
ぼくはもし今のように大量生産、大量消費せず、インドのように物を修理をしたり、もっとリサイクルするようになれば、きっと私たち人類にとっても良い影響があると思う。なぜなら、今のように大量に作って捨てることは、地球環境を破壊することにつながり、人類の住める場所を自ら壊しているといえるからだ。つまり、人間が自分自身を傷つけることにもなるのではないか。