西日本では、史上最も早い梅雨明けになったとのこと。熱中(しょう)に注意していきましょう。

       <<え2017/49pみ>>


あおにまさん、作文の提出ありがとうございます。自然の美しさについて深く考察し、それをどのようにしてより良く理解し、尊重すべきかについての提案が非常によく表現されています。特に、自然との接触(せっしょく)を通じてその本質を理解する試みは、具体的な例を交えて説明されており、読者に対して非常に伝わりやすいです。また、美術教育や美意識についての見直しを提案する部分では、現代社会における価値観の問題点を指摘(してき)し、それに対する洞察(どうさつ)が感じられます。

当為(とうい)の主題がよく書けています。自然に対する敬意というテーマを明確にし、それに基づいた行動を提案しています。方法がよく書けています。具体的な方法を二つ挙げており、それぞれが実行可能で効果的なアプローチを示しています。歴史実例がよく書けています。バンクシーのエピソードを引用することで、美術と美意識に対する現代的な挑戦(ちょうせん)を説明し、議論の深さを増しています。

この作文は、自然の美しさを再認識し、それをどう価値あるものとして扱う(あつかう)かについて深く考えさせるものとなっています。さらに詳細(しょうさい)な具体例や個人の体験を加えることで、さらに説得力を増すことができるでしょう。

内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1050字/600字
思考点:74点
知識点:78点
表現点:77点
経験点:77点
総合点:84点
均衡(きんこう)点:8点

 


■思考語彙 19種 23個 (種類率83%) 74点
 第,。しかし,。つまり,。例えば,。確か,あるので,いえば,いくべき,いるので,しよう,するべき,そのため,だろう,と思う,ないかも,に考える,シュレッダーによって,多いらしい,考え直すべき,

■知識語彙 58種 92個 (種類率63%) 78点
一昨日,一番,中心,人間,作品,価値,偉大,名前,周囲,夕日,外観,大切,大半,存在,学校,宿泊,山奥,年月,想像,教育,方法,日常,昨日,景色,最大,最近,有名,朝日,本当,本質,業績,機会,環境,生徒,生活,目的,短時間,積極,競争,絵画,美意識,美術,自分,自然,芸術,裁断,観察,言葉,象徴,身近,追求,道端,適切,重要,鑑賞,開催,開発,順位,

■表現語彙 108種 191個 (種類率57%) 77点
。確か,ここ,こと,これ,そのため,それ,たち,とき,ところ,どれ,もの,よう,オーク,ション,一,一つ,一昨日,一番,中,中心,二,二つ,人間,何,作品,例,価値,偉大,元,動き,化,十,名前,周囲,地,声,夕日,外観,大切,大半,姿,存在,学校,家,宿泊,山,山奥,年,年月,想像,教育,方,方法,日,日々,日常,昨日,景色,最大,最近,有名,朝日,本当,本質,業績,機会,物,環境,生徒,生活,百,的,目,目的,真,短時間,私,積極,空,競争,絵,絵画,美,美意識,美術,自分,自然,色々,花,芸術,街,裁断,観,観察,言葉,謎,象徴,身近,輪,追求,道端,適切,重要,鑑賞,開催,開発,雲,順位,

■経験語彙 39種 61個 (種類率64%) 77点
かける,しれる,そなわる,つける,できる,と思う,に考える,ふれあう,もつ,られる,れる,わかる,乗り越える,仕掛ける,作り上げる,作る,優る,優れる,出す,出来る,向ける,咲く,変わる,始める,成り立つ,持つ,描く,決める,知る,示す,経る,考え直す,表す,見つける,触れ合う,言い表せる,負ける,過ごす,離れる,

■総合点 84点

■均衡点 8点
 

清書
   高1 あおにま(aonima)  2025年6月4日

 私たちは自然がもともと持つ偉大な美というものに、もっと目を向けていくべきである。そのために考えられる方法は二つある。

 第一の方法としては、自然とふれあう機会を積極的にもつことだ。自然と触れ合う機会を積極的に持つことで、自然の真の姿を見つけることができる。自然というものは短時間で作り上げられたものではなく、長い年月を経て成り立っているものが大半だ。例えば、道端に咲いている一輪の花があるとしよう。その花は、昨日や一昨日できたのではなくて色々な環境を乗り越えて出来たものである。また触れ合う機会といえば、学校などで開催されるキャンプ宿泊だ。キャンプ宿泊では街の中心地から離れたところにある山で開催される。ここでの最大の目的は生徒たちが日常生活から少し変わった日を過ごすことだ。そこで生徒たちは、言葉では言い表せない景色を見ることができるだろう。また、山奥に行って自然を観察しなくても、意外と身近に自然は存在している。例えば、朝日、夕日、空の雲の動きなどだ。

 第二の方法としては、美に順位をつけるような美術教育や美意識を考え直すことである。最近では、生徒たちが作った全作品に順位をつけることが多いらしい。そこで美術教育や美意識を考え直すことが大切になってくると思う。生徒たちは自分たちしかわからない想像を元にそれを作り上げているので、それを順位化するのは適切ではないかもしれない。つまり、最近の美とはどれが一番優れているのかを決める競争のようなものになっている。競争ではなくて、一つ一つの作品に目を向けることがもっと重要なことだと思う。このことを象徴する有名な例が、バンクシーだ。バンクシーはという名前をよく知られているがあまり姿を見られたことがないとても謎の芸術家だ。バンクシーが描いた絵画がオークションに出されたときに、その絵の周囲に仕掛けられた、シュレッダーによって裁断され始めた。これはバンクシーが人間が本当の美や芸術作品の価値観が変わってきていることを示しているのではないかという声がある。

  人間も自然にも負けない物を日々開発している。しかし自然とは何十年、何百年とかけて作られたものであるので、自然の方がまだ優っている。確かに、美を追求する芸術家の業績も価値のあるものである。しかし、私たちは自然の中に本質的にそなわった美をもっと鑑賞するべきである。美とは外観だけで決められるのではなく、その本質を表しているように、もっと私たちは美というものを考え直すべきだ。