とやちなさん、今回の作文ではプレゼントに対する独自の見解を展開(てんかい)し、多角的な視点(してん)からその価値(かち)を語っていますね。

まず、プレゼントが単なる物理的なものではなく、経験や感情としての価値(かち)を持つという考え方が新鮮(しんせん)であり、読み手にとって考えるきっかけを提供(ていきょう)しています。
また、自身の経験だけでなく、家族から聞いたエピソードを取り入れることで、文章に深みと説得力が増しています。
母親のリュックサックにまつわる話は、プレゼントの長期的な価値(かち)と、贈る(おくる)側のセンスが如何(いかが)に重要かをよく示しています。

文章を通じて、「投(もも)報李」ということわざを引用している点も見逃せ(みのがせ)ません。
これは、プレゼントの交換(こうかん)が単に物を贈る(おくる)行為(こうい)以上の意味を持つことを強調し、読者に深いメッセージを投げかけています。
最後に、プレゼントが人生においてどのような役割(やくわり)を果たすかを一般(いっぱん)化して述べることで、説得力のある締めくくり(しめくくり)となっています。

全体的に、とやちなさんの作文は構成がしっかりしており、具体的な例を用いながらも、一般(いっぱん)的な考察につなげる技術が光っています。

###項目(こうもく)評価
-前の話聞いた話がよく書けています
-ことわざがよく書けています
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
-書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価  新たな価値が生まれる プレゼント hi 07月1週 とやちな
字数/基準字数:
960字/800字
思考点:90点
知識点:56点
表現点:62点
経験点:64点
総合点:64点
均衡点:-3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:102点
知識点:68点
表現点:75点
経験点:76点
総合点:80点
均衡点:-3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙25種34個74%90点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙27種34個79%56点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙76種127個60%62点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙30種56個54%64点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
960字
 90点
 56点
 62点
 64点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 25種 34個 (種類率74%) 90点
。しかし,。だから,。なぜ,。例えば,あろう,いうと,いるらしい,ことによって,せざる,たから,だろう,できるから,と思う,ないから,ほしいので,ぼくにとって,ピアノに対して,リュックサックらしい,人間にとって,僕にとって,僕に対して,切ると,姉に対し,生まれるから,自分に対して,

■知識語彙 27種 34個 (種類率79%) 56点
人生,人間,休憩,使用,価値,便利,勉強,大事,後悔,愛用,愛着,時間,最高,気分,熱弁,生活,祖父,経験,結婚,自体,自分,趣味,躊躇,運動,重要,長年,電子,

■表現語彙 76種 127個 (種類率60%) 62点
こと,ことわざ,これ,さ,そのもの,たち,とき,ほか,ぼく,もの,よう,わけ,バック,ピアノ,プレゼント,モノ,ヤモリ,リュック,リュックサック,一,人,人生,人間,今,休憩,何,使用,価値,便利,僕,冬,前,勉強,報,大事,姉,往き,後悔,愛用,愛着,投,数,断,新た,方,春,時間,暇,曲弾き,最高,李,桃,母,気分,沼,熱弁,父,物,生き物,生活,癖,短パン,祖父,経験,結婚,自体,自分,試し,話,誰,趣味,躊躇,運動,重要,長年,電子,

■経験語彙 30種 56個 (種類率54%) 64点
える,おく,くれる,しまう,できる,と思う,はまる,ほうる,もらう,やる,れる,わく,使う,切る,喜ぶ,変える,弾く,忘れる,感じる,成す,捨てる,決める,生まれる,習う,聞く,見極める,買う,贈る,返す,飼う,

■総合点 64点

■均衡点 -3点
 

 新たな価値が生まれる プレゼント
   小6 とやちな(toyatina)  2025年7月1日

 「やったー ありがとう!」

僕にとってプレゼントとは、気分を明るくしてくれたり、楽しくしてくれたりしたくれるものである。また、プレゼントはモノだけではなく生き物もそうだと思う。なぜなら、ヤモリを飼っていたときに「楽しい時間」をプレゼントしてくれたという経験から、往き物自体そのものがプレゼントだと思う。だから、このようにぼくにとってのプレゼントとは気分を明るくしてくれたり、楽しくしてくれたりしてくれるものである。これからは、ほかの人たちにも喜んでほしいのでプレゼントを贈ることも忘れないでおきたい。

  僕の人生で最高のプレゼントは電子ピアノである。ピアノを習っているわけではないが、趣味でしていて一曲弾き切るとほかのことでは成しえない快さを感じることができるからだ。しかし、こんなにピアノに対して熱弁しているが、実は電子ピアノは僕に対してのプレゼントではない。誰のかというと、姉に対し祖父が贈ったのだ。なぜ、僕が使用しているかというと、姉は勉強で忙しくピアノなんて弾いている暇はないからだ。そして、僕が試しにピアノを弾いてみたら意外と楽しく沼にはまってしまったからだ。今では、勉強の休憩で弾くなど最高の(自分に対してではないが)プレゼントだ。

これは、母から聞いた話だ。母の長年使っているプレゼントは父と結婚する前にもらったリュックサックらしい。そのリュックは長年愛用しているらしい。母は、人から物であろうが何だろうが、いらないと思ったら何でも断捨離してしまう癖がある。例えば、冬のとき短パンを捨てたら、春になり運動数すると決めたが短パンがなく後悔するなど、躊躇せず捨ててしまう。だから、そのバックは、便利で愛着がわきやすい何かがあるのだろう。だから、プレゼントを贈るときには、しっかりと何を贈るか見極めることが重要だと思う。

 このようなことから、人間にとってプレゼントとは生活を変えてくれるものである。また、自分で買うより、プレゼントの方が、より価値が高くなると思う。なぜなら、人から贈られることによって新たな価値が生まれるからだ。これからは、贈られるばかりではなく、投桃報李(とうとうほうり)ということわざがあるように、贈られたら贈り返すことも大事だと思う。