あおかちゃん、こんにちは。ウサギとカメの話は、寓意をもって語り伝えられる昔話です。そこで考えられるのは、自分はどちらのタイプで生きているのか、もしくは生きていくのかということです。あおかちゃんは、自分の才能を知り伸ばしていく、ウサギのような生き方をしたいと考えました。
そのためには、自分の好きなことに打ち込んでみることですね。日本では幅広く何でもできることが重んじられるため、学校の勉強にだけ集中する人が多いのが惜しまれます。自分の好きなことから才能を見出し伸ばしている人は輝いて見えますね。
また、世の中の価値観に合わせるのではなく、自分らしさを守ってみたいですね。大谷選手をはじめとする一流のアスリートたちは、みな自分流の走り方をしています。
たしかに努力の積み重ねも尊いものです。しかし、やはり、いざという時の自分の力を信じられる生き方をしたいですね。
<<え2017/104pみ>>
あおらはさん、作文のご提出ありがとうございます。
「ウサギと亀」というイソップ童話を用いて、自分の生き方や才能の開花について考察するテーマは非常に興味深いです。
特に、物語を現代の生活や個人の成長に応用するアプローチは、読者にとっても共感しやすく、理解しやすい内容となっています。
作品の構成に関して、イソップ童話の説明から始まり、その教訓を自己の生活や目標にどう活かすかという流れが論理的で明確です。
また、童話の実例に留まらず、具体的な現代の例(大谷翔平選手の事例など)を引用することで、論点が具体的で説得力が増しています。
文章の中で、「才能は開花させるもの」という名言を引用し、それを自身の学びや成長にどう結び付けるかを述べている点も素晴らしいです。
このような引用は、読者にとっても記憶に残りやすく、メッセージの強調にも効果的です。
さらに、自分の体験や周囲の人々の体験を取り入れることで、理論だけでなく実生活での適用例を見せることができています。
これにより、内容に深みが増し、より説得力があります。
全体を通して、あおらはさんの作文は課題の理解が深く、自己表現も豊かであることが窺えます。
今後もこのような洞察力と表現力を活かし、さらなる作文の創作に挑戦してください。
項目評価:
-方法がよく書けています。
-生き方の主題がよく書けています。
-名言がよく書けています。
-体験実例がよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1163字/800字
思考点:51点
知識点:82点
表現点:80点
経験点:79点
総合点:69点
均衡点:-3点
■思考語彙 10種 18個 (種類率56%) 51点
確か, 第,。しかし,。だから,あてはめざる,たから,だろう,と思う,のかも,持てると,
■知識語彙 64種 108個 (種類率59%) 82点
不可能,世界,中学,主人公,二刀流,人生,人間,人類,優秀,充実,全力,共通,努力,動植物,北風,医師,原動力,友達,名言,向上心,地道,大会,大学,大谷,太陽,実力,実現,年生,息子,成績,才能,推薦,方法,時代,時間,最初,本位,活躍,物語,目標,確実,積極,童話,競争,第三者,結果,美徳,能力,自信,自分,自然,自身,興味,行動,記録,途中,過信,達成,選手,野球,開花,陸上,頂上,高校,
■表現語彙 115種 223個 (種類率52%) 80点
確か,ここ,こと,ころ,さん,そう,それ,たち,たび,どちら,なん,ばね,まじめ,もの,よう,アリ,イソップ,ウサギ,カメ,キリギリス,タイプ,一,不可能,世の中,世界,中,中学,主人公,亀,二,二刀流,人生,人間,人類,今,優秀,充実,全力,共通,努力,動植物,北風,医師,原動力,友達,口,名,名言,向上心,地道,型,多く,夢,大会,大学,大谷,太陽,好き,実力,実現,年生,彼,息子,成績,才能,推薦,新た,方,方法,時代,時間,最初,本位,楽しみ,様々,気持ち,活躍,父,物語,生き方,的,目,目標,知り合い,確実,私,積極,童話,競争,第三者,結果,美徳,翔,能力,自信,自分,自然,自身,興味,行動,覚え,記録,話,豊か,足,途中,過信,達成,選手,野球,開花,陸上,集まり,頂上,高校,
■経験語彙 40種 63個 (種類率63%) 79点
あてはめる,くれる,しまう,しれる,せる,できる,と思う,ぬける,もらう,れる,乗る,会う,作る,信じる,出す,分かる,収める,取り組む,向き合う,始める,寝る,引き出す,打ち込む,持つ,持てる,教える,楽しむ,残す,生まれる,眠る,着く,知る,示す,行う,覚ます,誇れる,費やす,遊ぶ,重ねる,飛ぶ,
■総合点 69点
■均衡点 -3点
才能の開花方法
中3 あおらは(aoraha)
2025年7月1日
世界には数多くの童話があるが、イソップ童話は動植物が主人公であることが多いタイプの童話の集まりである。イソップ童話には「北風と太陽」「アリとキリギリス」など私たちも知る物語が多く乗っているが、「ウサギと亀」は人間の持つ美徳を教えてくれる話だと思う。「ウサギと亀」は足の速いウサギと足の遅い亀が競争する話でウサギは自分の能力を過信して途中で寝てしまう。しかし、カメはコツコツと努力しウサギよりも速く頂上に着いたという話である。この話は人間にもウサギ型とカメ型がいることを私たちに示してくれる。ウサギは飛びぬけて素晴らしい才能を持つもの、カメはコツコツと地道な努力を重ねるもの、どちらも人間のどちらにも共通するだろう。私はウサギのように自分の誇れる才能を多く持ち豊かな生き方をしたい。
第一の方法として、自分の興味があること、好きなことに全力で打ち込み楽しむことである。私の父の大学時代には大学時代からの友達がいる。その方の息子さんとは私が幼いころからの知り合いで会うたびに遊んでもらっていた覚えがある。そんな彼は中学から陸上を始めた。最初は興味本位で始めたのかもしれないが、彼の眠っていた才能は開花する。様々な大会で優秀な成績を収め、高校二年生になった今でも推薦で行った高校でも大会で輝かしい成績を残している。彼がここまで活躍することができたのは陸上に対する向上心や医師が強いばねとなり、原動力となったからだろう。その強い気持ちが彼の才能を引き出したのではないか。私も彼のように自分の興味のあることや好きなことを全力で楽しみ自分の中に眠っている私自身もまだ知らない才能を引き出したいと思う。
第二の方法として、世の中にある「型」に自分をあてはめず、自分を信じて行動することである。人類でまだ達成されたことのなかった記録を作り、二刀流の名で活躍している大谷翔平選手。そんな彼は幼いころから多くの時間を野球に費やしてきた。さらに、どんなに難しい目標でも大きな夢でもなんでも口に出してきたそうだ。たとえそれが第三者から見たら不可能だと思うものでもとにかく言ってきた。そして今、彼はそれを実現している。彼が活躍できているのは自分の実力を信じて野球に向き合ってきたからだと思う。自信が持てると自然と自分の中で眠っていた才能が目を覚ますことがある。才能は生まれ持ったものもそうだが、自分を信じることで新たに分かるものもある。だから私は自分を信じて持っている才能を引き出していきたいと思う。
確かに、コツコツまじめに努力することは結果を確実に出すことができる。しかし、「才能は開花させるもの」という名言があるように、自分の好きなこと、興味あることに積極的に取り組み、自分の中にある才能を開花させ人生を充実させたい。