テストは良いものだ
中1 すりりんご(akimano)
2025年7月1日
最近、期末テストがあった。中学生になって初めてのテストだった。私は、いつもより勉強を頑張った。今回のテストの教科は、国語、数学、英語、理科、社会の五教科だった。私は、英語、理科、社会は得意だが、数学がとても苦手だ。普段は、数学はあまり勉強しない。しかし、テストで良い点を取るため、私は数学の勉強を頑張った。過去のノートや教科書で習ったことを復習したり、苦手な単元を見直したりした。そのおかげで、数学が少し楽しくなってきた。私は、テストは良いものだと思う。
第一の理由は、テストがあると、いつも苦手で手をつけない教科の勉強が出来るからだ。私は今回のテスト勉強では、数学をどの教科よりも重点的に勉強した。公式を覚えたり、単位の表し方、素数、自然数の区分などを主に行った。また、いつもは手をつけない問題集の章末問題、単元末問題などにも率先して取り組んだ。私は、テストは七十点ぐらいだろうと思っていた。しかし、結果は八十三点だった。私が想像でしていた点数よりも十点も高かった。とても嬉しかった。数学の他に苦手な教科は国語だ。読解や作文を書くのは好きだが、漢字の問題が苦手である。そこで、国語のテスト勉強では漢字を勉強した。テスト当日、やはり最後の問題はほとんどが漢字に関する問題だった。漢字の部首とつくりをごちゃまぜにしてあるものをたして熟語を作る問題や部首の由来、その部首に関する問題などが出た。熟語を作る問題の一問目はできたが、二問目が出来なかった。結果は、七十二点だった。平均点は五十点台だった。しかし、結果が悪くても、テスト勉強で勉強したことは、いつかは役に立つと思う。だから、苦手な教科、不得意な教科にテスト勉強は取り組めることが良いと思う。
第二の理由は、自分の目標を立てられるからだ。今回のテストでは、五教科の平均点と、社会と英語の偏差値、学年順位が分かった。平均点は、五教科とも上回っていた。また、偏差値は六十以上で、学年順位は、十位以内だった。この結果から、次回のテストに向けては、数学は、授業の復習を毎日すること、国語は漢字を主に学習すること、英語は文法と単語を覚えること、理科は重要なところを覚えること、社会は、重要人物名や雨温図の読み方を確認することが挙げられた。また、偏差値の点では、次回のテストでは、六十以上をとることだ。また、学年順位では、五位以内に入ることを目標にする。このように、テストがあると、自分の不得意なところや次のテストに向けての目標を立てられることが出来る。
確かに、テストのためだけの勉強になったり、競争が全てと思うのは良くない。しかし、記録は破られるためにあるという名言があるように、テストの結果を踏まえて次回のテスト勉強への目標を立てることが大切だ。今回のテストで分かった不得意な部分をしっかりと見直し、目標に向けて勉強をしていきたい。テストは良いものだと思う。