テストは良いのか悪いのか
   中2 あけみお(akemio)  2025年7月1日

「明日期末じゃん!」

「えー。最悪。」「テストやだなー。」

そんな声が教室中のあちこちから聞こえてくる。明日から二日間期末テストだ。期末テストの前日はどの授業も自習だった。自習の時間テスト勉強をしていると、明日のことが気になってザワザワし始めた。「どこが出るかな。」「どんな問題が出るかな。」などと声が聞こえる。テストが余裕な人もいれば、あきらめている人もいる。しかし、私はテストがあることは良いと思う。



 第一の理由は、テストがないと集中して勉強に取り組まないからだ。私の場合は、テストの三週間前くらいから勉強を始める。具体的な取り組みは、三週間前にはほとんど頭を使わず、ワークの答えを写すだけだ。そして二週間くらい前になると、きちんと解いて理解できるようにしていく。テストが始まるまでに三周くらいワークをやるようにしている。このようにテストがあれば、目標を決めて計画を立てて勉強することができるが、テストがなければ、集中して勉強することは難しい。



 次に第二の理由は、自分の結果や実力が現れるからだ。自分の理解していることと理解できていないことを分析することができる。そして、理解できていなかったことを復習し、理解を深められる。私は社会の歴史が苦手だ。これまで何度か定期テストを受けてきて、人名や語句を覚えるだけでは思うように点が取れないことがわかった。勉強の仕方を工夫する必要があると思った。これからは本を読んで物語のように流れを覚えるようにしたい。また、本を読むのはもちろん、インターネットで調べて知識を増やしていきたい。



 確かにテストのためだけに勉強するというのは良いことではないし、テストの結果が全てではない。しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言があるように、テストの良い面をうまく利用して自分がもっと成長していくことが大切だと思う。今後私は、テスト勉強をする中で、本を読んだりインターネットを使ったりしていろいろなことを学んでいきたい。