テストは良いか
中1 はななは(hananaha)
2025年7月1日
私は中学生になってから、大きなテストを二回受けた。小学生の時とはレベルが違い、とても難しかった。初めての大きなテストでは、初めてということですべての教科25分間だった。私的には簡単な方だったと思う。英語では満点を取ることができた。ところが、期末考査では一転して難易度が高くなる。時間も50分に長くなり、9教科と副教科も増えた。そのぶん勉強する量も増える。私の中学校では、テストの一週間前から部活が停止になる。正直テストは嫌いだし、テスト一週間前から部活ができなくなってしまうのも嫌だ。しかし、テストは良いと思う。その理由は二つある。
一つ目の理由は、テストという目標がないと集中して勉強に取り組めないからである。勉強が嫌いな私でも、さすがにテストでは高い点を取らないと怒られてしまう。だから、小学生のときよりも多く勉強しなくてはいけない。私は、スマホを買ってもらうときの条件があった。それは、中間考査や期末考査のときに学年の中で、50位以内になるというものだ。これが達成できないと、スマホが使えなくなってしまうのだ。私はそれを避けるために、たくさん勉強した。中間考査では、余裕で50位以内だったが、期末考査になるとギリギリ50位以内だった。特に、技術家庭科の点数が低かった。だから、冷や汗がダラダラと流れてきそうだった。勉強が苦手や、嫌いな人はテストを目標にして勉強している人も多いだろう。私もその中に入っているのだろう。
二つ目の理由は、勉強の成果が分かるからである。中学校のテストは、どれだけ勉強したかで点数が大きく変わってくる。たくさん勉強したら、いい点が取れているだろうと期待してテスト返しを心待ちにしているだろう。勉強を全然しなかった人は、テスト後から「全然解けなかった」と絶望してテスト返しが憂鬱だろう。さらに、自分がどれだけ頑張って勉強したかもわかる。テストの点数で、どれだけ勉強したかが分かるということはどれだけ努力したかが分かるということでもある。何かのテストを受けたことによって、有名になった歴史上の人物について調べてみると、野口英世などがいることが分かった。野口英世は、小さいころ手に火傷を負い左手の指がくっついてしまった。そのことで、友達からからかわれたり劣等感を持ったそうだ。そのときに、「将来、医者になって、自分の手のようなけがを治せるようになりたい」と思って、猛勉強を始めたのだ。お金がなかったが、学校の先生が才能を信じてチャンスをくれた。そのテストに一発合格。その後、医者になるための国家試験を受け、これも一発合格。見事医者になった。このようにテストを受けたことで、自分の夢を叶えたのだ。
確かに、テストのときだけのために勉強するのは良くないと思う。コツコツ勉強した方がいいだろう。しかし、「テストは自分を知る最高の機会だ。」という名言があるように、テストをすると自分のことが分かる。テストは、目標になる。勉強が嫌いな人や苦手人は、高い点を取るという目標があるだけで勉強する気になるだろう。さらに、自分の努力が分かる。どれだけ、自分が勉強したか、どれだけ努力したかが点数で分かる。そのテストで、人生が変わることもある。野口英世のように、猛勉強しテストを受けたら有名人になることもあるだろう。私は勉強が苦手だから、テストのためだけに勉強することも多々ある。しかし、これからはコツコツと予習、復習をしながら、学校生活を送りたいと思う。