【段落ごとの講評】

●第1段落
自分の体験から「手助け」について疑問を持つ導入が自然で、読み手の関心を引きつけます。英語学習の経験をもとに話を展開していて説得力があります。

●第2段落
「手助けをするとお互い(おたがい)気持ちがよい」という主張を、自分の経験を使ってしっかり説明できています。具体的な場面描写(びょうしゃ)があり、内容がよく伝わってきました。

●第3段落
「手助けがじゃまになる」側面を取り上げ、バランスのとれた主張になっています。自分の体験を加えたことで、説得力がより深まりました。

●第4段落
名言を用いて意見をまとめており、文章全体に深みが出ています。「思いやり」が判断の基準になるという結論も、読者に優しさを伝える力強いしめくくりです。

【特に優れていた点】
・体験談を使って「手助け」の良い面と悪い面の両方を伝えているところ。
・名言を使って結論に重みをもたせているところ。

【考えを深めるための質問】
・「思いやりを持って判断する」ために、どんなことを普段(ふだん)から心がけるとよいと思いますか?

【より字数を増やすための工夫】
・体験場面での気持ちや相手の反応を、もう少し描写(びょうしゃ)すると読みごたえが出ます。たとえば、日直を手伝ってもらった時のセリフや、サッカーのアドバイスを聞いた友達のようすなどを書くとさらに良くなります。
 


■思考語彙 19種 21個 (種類率90%) 74点
n確か,、なぜ,。しかし,。一方,しまうと,すぎると,すると,たから,たので,だろう,で考える,と思う,ないから,ないと,なるから,なるため,一生懸命考える,守ろう,解こう,

■知識語彙 31種 49個 (種類率63%) 59点
一生懸命,一番,上手,判断,勉強,勝手,単語,友達,名言,問題,大事,大切,子供,実態,感謝,成長,数学,文章,日直,点数,理解,相手,経験,練習,自分,自身,苦手,英語,規則,説明,達成,

■表現語彙 64種 127個 (種類率50%) 57点
n確か,おかげ,こと,じゃま,それ,たくさん,とき,どちら,なに,なるため,ひとり,よう,アドバイス,サッカー,シュート,テスト,一生懸命,一番,上,上手,人,側,僕,判断,勉強,勝手,単語,友達,名言,問題,大事,大切,子供,実態,心,思いやり,感,感謝,成長,手助け,数学,文章,方,日直,時,気持ち,点数,理解,相手,答え,経験,練習,自分,自身,苦手,英語,規則,解き方,説明,身,道,達成,面,頭,

■経験語彙 32種 46個 (種類率70%) 67点
あげる,くれる,しまう,すぎる,せる,つく,できあがる,できる,で考える,と思う,なくなる,もらう,られる,れる,わかる,一生懸命考える,分かる,助かる,助ける,取り組む,取る,合わせる,向ける,困る,変える,守る,持つ,教える,深まる,生かす,解く,頼る,

■総合点 67点

■均衡点 3点
 

思いやりが大事
   中2 あいきぬ(aikinu)  2025年7月1日

 僕は、英語がとても苦手だったから、テストに向けて、分かるようになるために、友達に教えてもらった。その友達はとても頭が良く説明も上手だ。そのおかげで、英語が分かるようになり、テストでもよい点数を取ることができた。だが、自分で考えて、勉強する方が理解は深まると思うし、単語などのように、自分でたくさん練習しないと身につかないこともある。そのように自分で勉強している時に手助けされても困ってしまう。では、手助けは良いのだろうか、それとも悪いのだろうか。

手助けはよい、なぜなら、手助けはした側された側どちらも気持ちが良くなるからだ。僕は、手助けをされて気持ちよくなったことがある。それは、日直でとても忙しく困っていた時だ。そのとき、友達が助けてくれてとても助かった。一方、自分が手助けをして、気持ち良くなったこともある。それは、サッカーの練習の時だ。友達が、シュートの練習をしていて、それを見て僕がアドバイスをしてあげた。そうすると、とてもシュートがうまくなっていた。それを見てすごくうれしかったし、感謝もさせたので、さらにうれしくなった。

でも、時に手助けがじゃまになってしまうこともある。なぜなら、手助けに頼りすぎると自分自身が成長しないからだ、小さい子供とかが一生懸命取り組んでいることを、手助けしてしまうと、ひとりでできたという達成感がなくなってしまうし、なにより、成長できない。僕も実際にそのような経験がある。それは、僕が数学の文章問題を一生懸命考えて、自分で解こうとしていた時だ。その時に、勝手に手助けされて、答えまで教えられて、自分で解きたかったので、とても悔しかったし、なにより解き方が、全然わからなかった。

確かに、手助けには良い面も悪い面もある。しかし、一番大切なのことは、「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という名言があるように、相手に対する思いやりが大事で、その思いやりを持った上で、手助けするかしないかを判断することである。これからは、良い判断ができるように、思いやりの心を持った人になっていきたい。