I love dog
   小5 あえひの(aehino)  2025年7月1日

  「エースありがとう」

エースというのは僕の家で飼っている黒と白の小型犬だ。だがエースはほかの犬とは違う特性を持っている。エースの場合、ある一場面でしか吠えないのだ。その一場面は、配達の人が来るときになる、「ピンポーン」という音だ。エース賢くて、家族が帰ってきたときは吠えない。僕はその件について不思議だと思っている。ワンコはワンダフルだ。それに、エースは超能力を持っていると僕は思う理由は、エースは、旅行に出かけているときに帰ってきても吠えはしないし、家族が出かけていて家に帰ってくるときも吠えないからだ。



 僕が旅行に行って、帰ってきたときに、エースを見るとなんだか安心した。なぜなら、エースは僕が生まれたころにはもう家にいて、血はつながってないが、家族のような存在だと思っている。だから僕は当然たくさん話しているし、好みも知っているので誕生日には毎年エースが好きなものを上げていた。だがそんなある日エースが死んでしまった。それは、二〇二五年四月一七日だった。この作文を見ている人にも知ってほしいことが一つある。それは、飼っている生き物が死んでしまうというのは、思っている以上につらい。だが、僕はエースと家族に慣れてよかったと思っている。なぜなら、僕はエースからたくさんのやさしさをもらったし、エースを見習ってすぐ泣かないということも学べた。だから生き物を飼うというのはいいことだ。ただし、勘違いをするのはやめてほしい。買ってあげたから自分が偉いというのは違うし、命はみな平等だからだ。



 母にエースについて聞いてみると、エースはとても優しい子で、僕が小さい頃に泣いているとすぐ駆け寄っていたし、母がドジをしたときも、即座に駆けつけていた。そして、心配そうな顔をして隣に座っていた。調べてみると、チワワの知能ランキングは、六七位だそうだ。けど、僕はもっと賢いと思っている。エースが賢かった理由は、もしかしたら知恵の実と呼ばれているリンゴが好物だったからかもしれない。



 僕は、エースが家族同然だったから、その日父に五時に起こされたときは、六時半くらいまで泣いていた。それぐらい悲しかった。だが僕は悲しい思いをするけど、この作文を読んでいる人には伝えたい。犬を飼うことで学ぶことはたくさんあるし、楽しいこともある。だからぜひ飼ってみたいと思っている人がいれば飼ってほしい。



 今でもいつも思っていることが一つある。

「エースありがとう」