お風呂は日記
    ()  年月日

 チャポン。私の家では、お風呂に入る時、必ず入浴剤を入れます。入浴剤がないときは、たまに泡風呂もします。

「お風呂入るよぉ。」

パパが大きな声で私とママと弟を呼びました。

「はぁい。」私は立ち上がりながら返事をします。私は机の上に置いてあったお菓子のプラスチックケースを手に取りました。私は、プラスチックケースを洗面台に持って行き、洗いました。そうして洗い終わったらお風呂に投げ入れました。うちでは、お菓子のプラスチックケースは大抵お風呂のおもちゃとして使います。シャボン液のケースだってなくなったら洗って使います。でも、たまに、小さいシャボン液は、パパに捨てられてしまうことがあります。でも、小さいのは捨てた方がお風呂場が綺麗になります。だから、仕方がありません。今日も、私のプラスチックケースが空っぽになったのでお風呂で使います。私は、いつもと違うお風呂だったらなと想像しました。そのとき、鈴木のりたけさんの書いた本のお風呂というお話にあった空飛ぶお風呂が頭に浮かんできました。そのことを想像して、私は、もし本当にお風呂が空を飛んだら楽しそうだなと思いました。

 私は、お風呂のことが気になって、おばあちゃんが言っていた五右衛門風呂について調べてもらいました。トトロに五右衛門風呂が出てきていると、五右衛門風呂の写真を見てわかりました。私は、五右衛門風呂に入ってみたいなと思いました。私は、益々お風呂のことが気になって調べてみると、五右衛門風呂は、日本の昔ながらのお風呂で、お風呂の下に釜土があって、薪を燃やして直接お湯を温めるそうです。釜の底がとても熱くなるので、中に椅子を沈めて、立ったり座ったりして入ります。昔の大泥棒、石川五右衛門が釜茹での刑にされたという話からこのお風呂の名前がついたと言われています。お湯が冷めにくく、体がよく温まるので、今でも人気があるそうです。もしも地震が起きたときでも五右衛門風呂は電気やガスを使わないから便利だと思いました。私は、まるで非常用のお風呂のような気がしました。

 私は、お風呂は日記みたいだなと思いました。どうしてかというと、お風呂も日記も毎日欠かせない物だからです。