テストはよいか
中1 なかすけ(nakasuke)
2025年7月1日
最近、学校で中間考査が行われたのだが、学級委員の仕事で、一人あたりの目標時間を21時間にして、クラスごとに合計勉強時間を競い合うという行事が行われた。僕は、クラスのみんなの勉強時間を集計していたのだが、それをを見て、普段勉強をしない人も目標時間には達していないものの、20時間ほど勉強していた。テストがあることで、みんな嫌々ながらも集中して勉強できるため、僕は、テストはよいものだと思う。
第一の理由として、テストがあると、計画的に集中して勉強できるからだ。テスト前に学校から配られる、学習計画表というものがあるのだが、いつ、何を、どれほど勉強するのかを具体的に決め、その計画にそって勉強していくというものがある。そうすることで、計画的に、自ら集中して勉強することができるのだ。また、目標を立てて勉強することができ、良い点数になるよう、勉強に努めることができる。さらに、学校の定期テストは、各教科の復習をすることができ、理解を深めることができる。
第二の理由として、テストがあると、自分の今の実力が分かり、自分の足りていない部分が分かるからだ。模擬試験の結果を見ると、自分の各教科の点数や偏差値、順位や得意・不得意などが、明確に知ることができる。そうすることによって、自分の足りない部分を復習することができ、点数が良ければモチベーションも上がる。また、良くない点数でも次のテストに向けてまた頑張ることができる。さらに、テストが終わると達成感を味わうことができるのだ。
確かに、テストの結果がすべてではないし、テストのためだけに勉強することは良いとは言えない。しかし、「エビングハウスの忘却曲線」という人間は定期的に復習しないと覚えていることが、段々忘れていってしまうということがあるように、勉強を普段あまりしない人のためにも、勉強させるためのテストが必要であり、テストが嫌だと嘆くのではなく、せっかく勉強して身についたものを忘れないためにも勉強は必要だと思う。