物事を取り入れる
   中1 あえわた(aewata)  2025年7月2日

 最近、一昔前だったら誰も言わなかったあいさつを、日本人がするようになったのは、海外との接触が増えた結果、そして、習慣を日本人が進んで取り入れた結果だ。今、日本語は、日本の国際化という大変動の中で、外国語、特に英語という強大な言語からの広汎で、一方的に干渉にさらされている。日本が、併存文化の国になったのは、日本に漢字という便利な言語文化があったからだ。私は、日本文化のように、物事を取り入れていくことが大切だと思う。そう考える理由は二つある。

 第一に、新しいことに挑戦しないと、何も生まれないからだ。すなわち、挑戦することにより、自分が知らないことを知ることが出来るからである。誰しも新しいことが急に流行り始めると、自分もその流行りに乗りたいだろう。それは、自分が知らないことが知れたり、新しいものの見方ができたり、新しい考え方が生まれるからだ。僕も新しいことにはとことん挑戦したい。例として挙げるが、まず僕はスマートフォンを持っていない。であるから、友達に今流行しているものを聞かれると、毎回言葉が詰まってしまう。毎回言葉に詰まってしまっていると、友達から

「ごめん、スマホ持ってなかったねと言われる時がある」

このようなことから、僕もスマートフォンが欲しいなと思ったり、今流行していることが知りたいと思う時がある。この気持ち(好奇心)が新しい何かを生み出すことにつながっている。そして、新しいことに挑戦することには、自己成長、自信の向上、視野の拡大、スキルの習得、そして新たな価値観の発見など、多くのメリットがあると思う。実際世界に196カ国もある国々の中で、新しい政策に挑戦してきた国は何カ国あるだろうか。例えば、中国では、経済の安定と成長を目指し、内需拡大、科学技術イノベーション、リスク管理を柱とする新たな政策が打ち出されている。具体的には、消費の拡大、特に家電や自動車などの買い替え促進、科学技術分野への投資強化、不動産市場の安定化などが挙げられる。このように、国の中でも大きな挑戦(新しい政策)が行われている。このようなことから、挑戦することによって、考え方や行動が変わるのである。

 第二に、自国を見つめ、良いところを守っていくことも大切だ。すなわち、守ることにより、日本の良さが伸びていくのである。そのように、なる為にも、一つ一つの文化を守っていく必要がある。例えば、「和」の文化だ。日本の文化といえば、茶道、華道、書道、着物、和食、歌舞伎、能、浮世絵、武道(剣道、柔道、弓道など)、温泉、神社仏閣、祭り、年中行事、伝統工芸など、多岐にわたるものが挙げられる。これらの文化は、日本の歴史や風土の中で育まれ、世界に誇るべき独特の魅力を持っているものである。このように日本には、様々な文化がある。このようなものを守っていくことによって「和風」にもっと新気が出てくると思う。しかし、自国のことばかり集中してはならない。なぜなら、他国と支え合い、協力して国が成り立っているからだ。鳥の目魚の目という諺があるようにAだけでなくB のことも考えて、多角的に物事を見ることも大切なのだ。

 確かに、純粋な文化を守ることも大切だ。しかし「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのであってはならない」という諺があるように、私たちは自国の文化も考え、他国の文化も吸収していくべきである。僕はこの両者の考え方をできるようになりたい。

すなわち、物事を取り入れていくのは大切なことである。