日本の伝統文化
小6 ななつ星(imasin)
2025年7月2日
ケーキミックスはアメリカで大ヒットした。また日本でも売るために、炊飯器を利用した作り方が開発された。しかし、ケーキミックスは日本の市場では完全な失敗だった。分析したところ、そのご飯をたくのと同じケーキを作ると、バニラやチョコレートに汚染されてしまうからだった。そこまで民族的な伝統に根ざしている以上、手のつきようがないからケーキミックスは、きっぱり日本市場から引きあげた。
私は五年生の時に、学校の田んぼで稲作を経験した。まずは、四月に行う田おこしだ。これは、自分の足を田んぼに入れ、土を踏んで細かくする作業だ。土を踏んでいるき、まるでナメクジを触っているみたいだった。田おこしは、たくさんの効果があり、米を美味しくする。つぎに、五月に行う田植えだ。自分の手で腰をかがめながら作業したので、腰が痛くなってしまった。そして、九月に行う稲刈りと脱穀だ。稲刈りは、かまで稲を刈り、ひもで結んで乾燥させた。脱穀は、コンバインで行い、二、三本稲を自分の手で脱穀をし、その米を家に持ち帰った。そして、最後にできたコメを全校生徒に食べてもらった。稲作は、思っている以上にスタミナが奪われる仕事だった。しかし、おいしくするためにたくさんの愛情をこめた。そして食べてみると、いつものお米よりも何百倍もおいしかった。この経験からたくさんの工程があり重労働だったことが分かった。だから、お米を作っている人に感謝をしている。米作りは、弥生時代から続く伝統なので、これから次世代につなげていきたいと思う。
日本の伝統文化の一つに武道がある。その中に剣道という平安時代から伝わっている武道がある。戦国時代では、戦場で剣術が重要な役割を果たし、江戸時代には、戦術が武士の精神的な象徴として位置づけられていた。剣道は、激しいけいこを通じて、体力や集中力、精神力が鍛えられるのだ。また、心身ともに成長ができ、「礼に始まり、礼に終わる」という言葉通り礼儀作法を重んじ、相手を尊重する心も養われる。剣道とは、日本人に古くから親しまれているものであり、歴史が古いものでもある。また、時代における意味合いが深いものだと思った。
文化とは、国の独自によって生まれたものである。日本の文化は、時代を感じるものが多く、沢山の意味があり、その意味を日本人は理解して今でも受け継がれている。「灯台下暗し」ということわざがあるように、日本の文化を私達は当たり前のように過ごしていたが、深い意味がこめられていることが分かった。これからも、日本の伝統文化の魅力を伝えていきたい。