あいたぬさん、こんにちは。今回の作文を拝読しました。作文全体を通して、日常の出来事から深いテーマへと発展させる構成が非常にうまく、読む者を
引き込む力があります。特に、「なぜ人は学ぶのか」という問いに対して、自身の体験を
踏まえながら探求していくプロセスが
丁寧に
描かれていました。
作文の中で、具体的な体験実例として「ぼくらの虫展」を取り上げ、子供たちが自然と向き合う様子を通じて、学びに対する本能的な動機を探るアプローチは非常に興味深いです。体験実例がよく書けています。また、フランスの研究者の名言を引用し、それを自分の考えと結びつける方法も効果的でした。名言がよく書けています。
さらに、文末に向かって、学びの本質についての
洞察を深める過程で、自分自身の生き方にどう結びつけるかを考える部分は、読者にとっても考えるきっかけを
与える内容でした。生き方の主題がよく書けています。
全体を通して、あいたぬさんは複数の角度から「学ぶ」という
行為に
迫り、自身の経験と外部の資料を組み合わせることで、テーマに多角的にアプローチしています。これにより、読む者にとっても理解しやすく、また自分自身の学びについて考える良い機会を提供してくれます。素晴らしい試みだと感じました。
【
項目評価】
-体験実例がよく書けています
-名言がよく書けています
-生き方の主題がよく書けています
森リン評価 学びの意味と生きる意味 ri 07月2週 あいたぬ字数/基準字数: 2108字/800字 思考点:85点 知識点:81点 表現点:85点 経験点:106点 総合点:89点 均衡点:0点
| ●語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:0点
| ●換算語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
---|
思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
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思考語彙 | 23種 | 31個 | 74% | 85点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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知識語彙 | 63種 | 94個 | 67% | 81点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
|
表現語彙 | 126種 | 201個 | 63% | 85点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
|
経験語彙 | 58種 | 75個 | 77% | 106点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
2108字
 | | 85点
 | | 81点
 | | 85点
 | | 106点
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字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 23種 31個 (種類率74%) 85点
、つまり,。しかし,。だから,。つまり,。なぜ,々考える,あるので,おくべき,か考える,すれば,だから,だと,と思う,と考える,に思える,はたしかに,みよう,みれば,よく考える,を考える,深く考える,考えるう,触れると,
■知識語彙 63種 94個 (種類率67%) 81点
一筋,一見,一部,世界,事件,人生,今回,以前,作品,作者,個性,僕達,全体,具体,内容,創造,単色,危険,原点,参考,名言,回帰,地図,夕日,大切,大量,安全,小説,影響,必要,意見,感情,抽象,攻略,文学,文献,方法,映画,時短,景色,最初,最終,本能,正規,状態,理由,発表,目的,研究,経験,結果,自分,自然,解析,言及,話題,説明,追求,逆境,選択肢,関係,顕微鏡,魅力,
■表現語彙 126種 201個 (種類率63%) 85点
お話,きっかけ,ここ,こと,さ,そう,そのもの,それ,たくさん,とき,ところ,どこ,なに,ほう,まま,もの,よう,わけ,ん,インク,キャンバス,サポート,タイミング,パターン,フランス,ペン,リモート,ルート,ワーク,一つ,一筋,一見,一部,世界,中,事,事件,互い,人,人々,人生,今回,以前,作品,作者,個性,僕,僕達,先,全体,具体,内容,分かれ道,創造,単色,危険,原点,参考,名言,回帰,地図,夕日,大切,大量,学び,安全,小説,帰り,影響,後,必要,性,意見,感情,我々,抽象,攻略,敵,文,文学,文献,方法,映画,時短,景色,曲がり角,最初,最終,本能,正規,流れ,点,状態,理,理由,生き方,発表,的,目,目的,真っすぐ,研究,答え,経験,結果,考え方,者,自分,自然,色,色々,行き,解析,言及,話題,説明,車,追求,逆境,選択肢,関係,限り,顕微鏡,魅力,1つ,2つ,
■経験語彙 58種 75個 (種類率77%) 106点
々考える,あぶる,おく,かてる,かなう,か考える,くれる,すぎる,たどり着く,つながる,できる,と思う,と考える,にじみ出る,に思える,やる,よく考える,られる,れる,わかる,を考える,乗る,作る,出す,分かる,取る,合う,含む,増える,増やす,学ぶ,定める,得る,思い知らす,感じる,持つ,捉える,掠める,探す,描く,書く,染まる,歩く,残る,活かす,深く考える,混じる,生きる,知る,落ちる,行う,見える,触れる,話す,通る,進む,違う,除く,
■総合点 89点
■均衡点 0点
学びの意味と生きる意味
中3 あいたぬ(aitanu)
2025年7月2日
この前まで梅雨だったというのに関西では梅雨が開け、いよいよ夏に入るといったところである。そんな暑い日差しの中、僕は車で涼みながら昔のドラマ「女王の教室」を見ていた。ちょうど正午を迎える頃ぐらいに目的地につき、続きが気になるが泣く泣く車を降りた。その後、僕が中心となって開催するイベントの準備をしていたのだが、やはりどうしても気になってしまった。なにせ車を降りる直前に画面の向こう側から問いがとんできたのだから余計に気になってしまう。「なぜ人は学ぶのか」難しい問いだ。たとえ、たくさん勉強したとして大きな会社に就職したとしても、稼げるかどうかすら怪しいし、それは人間が学ぶ根本的な理由ではないような気がする。なにか参考になりそうな、つまり自分の本能で学ぼうとする人はいないだろうか、と考えているとちょうどいい存在を見つけた。子供である。まだ社会経験の少ない子供は、その僅かな経験と自分の中にある感覚だけで動く。赤ん坊がよく泣くのも本能的に危険を察知しようとしているのかもしれない。さて、そんな話はおいておき、僕はちょうど幼稚園児から小学三年生あたりまでの子供に関わる機会がある。僕は虫仲間を集めて、関西中心に「ぼくらの虫展」というものを開催しており、そのイベントにちびっこたちがわんさ来てくれるのだ。ということで少しイベント内で様子を見せてもらうことにした。その後観察を続けてみて気づいたことは、子供は本能的に自分の知らないものを知ろうとしていること、そして高学年になるに連れそれを「理解できない物」として遠ざける者がいることがわかった。恐らく、小さい頃に虫に触れる体験が少なかったり、何かのトラウマがあったりするのだろう。もともとこのイベントは近年問題になっている「体験格差」をなくすために始めたものだから、ちゃんと現状がわかってよかったと改めて思った。とはいえこの結果では「学ぶ理由」が全く持ってわからない。これではどのように生きるかの設計もできない。どうしようか迷った末、僕は逆のルートで結論をだすと決めた。
具体的には、生き方を決定するそのプロセスの中から学ぶ意味を見出すのだ。
今すぐにでも結果を発表したいところだが参考文献があるので少し除いてみようと思う。
まず流れとしては創造性とはなにか、について言及した後フランスの研究者の名言を解析し、最終的に「逆境を自分の人生のかてにできる人が創造性を持つ」と考えている。
一見、今回の内容には関係ないように思えるが逆境は世界を知るきっかけ、つまり「学び」として捉える事ができる。もう少し深く考えることができそうだ。
というわけで、もともと話題にしていた「生き方を探す生き方」から人々が学ぶ理由を考えようと思う。まずこの生き方に、必要なことをあぶり出してみようと思う。
結果的に2つになった。一つは小説や説明文、映画などの文学作品にたくさん触れることである。文学作品には作者の人生経験や感情が影響されることが多い。つまりたくさんの文学作品に触れると、色々な生き方、考え方が自分の中に残り、この先進む選択肢が増えるのだ。もう一つはできる限り人にあって話すタイミングを増やすことだ。ここではリモートワークで話すというパターンは含まれない。理由は1つ目の理由と関係している。1つ目の理由は、作者の人生を抽象的に捉えることができる方法だ。作品からにじみ出た作者の一部を掠め取って顕微鏡で見ているようなもの。しかし研究には一部ではなく、全体が欲しいときもある。やはりそういうときはお話しながら、学んでいくしかないのである。このように具体と抽象をうまく活かしてどのように生きるのか考えるのをサポートしてくれる地図を作るのだ。そうすれば自然に点と点がつながっていき、一筋のルートに乗っていくのだ。
しかしこの方法は危険すぎるところがある。言ってみればこの方法はダンジョンを攻略するときにどこから敵が来るのかもわからないままペンだけ持って地図を書きながらふらふら歩いているような状態だ。最初から地図の正規ルートを通って真っすぐ行ったほうが安全だし、時短できる。だから最初から人生の目的は定めておくべきだという意見の人も多い。それはたしかに理にかなった意見ではある。しかし、単色だけで描かれたキャンバスよりも互いの良さが混じり合ったキャンバスのほうが個性的で、ずっと魅力がある。人生もキャンバスのようなもので曲がり角や分かれ道、時には大量のインクが落ちてくるような事件があったほうが、面白いと僕は感じる。
色々考えてみたものの、やはり得られる答えは「本能的に」というもののみだった。しかし、よく考えてみれば、「学ぶ理由」なんてものはないのだとよく分かる。我々は人生そのものが学びなのだから、理由とかそれ以前に僕達は学んでいるのだ。なぜを追求することはたしかに大切なことではあるが、時にはこうやって原点に回帰した答えにたどり着くこともあるんだと思い知らされた。帰りの車から見た景色は夕日の色に染まり、行きに見た景色とは少し違って見えた。