あきよささん、作文の内容(ないよう)非常(ひじょう)興味深く(きょうみぶかく)、文化の違い(ちがい)をうまく表現(ひょうげん)していますね。まず、日本と外国の文化の違い(ちがい)を具体的な例を交えて説明している点が素晴らしい(すばらしい)です。特に、余白(よはく)や間の美学について、日本とイスラエルの絵画の違い(ちがい)を引き合いに出している部分は、文化比較(ひかく)理解(りかい)が深まります。

また、あきよささんが過去(かこ)経験(けいけん)を取り入れている点も作文の魅力(みりょく)を高めています。グアムでの留学(りゅうがく)経験(けいけん)から学んだ丸付けの違い(ちがい)詳しく(くわしく)説明していることで、読者に文化の差をより感じさせています。このように自分の体験を作文に織り(おり)交ぜることは、文章をよりリアルで説得力のあるものにしています。

母親との会話を取り入れた部分も、家族から聞いた話がよく書けています。これにより、文化的な価値(かち)観がどのように家庭内で受け継が(うけつが)れているかがうかがえ、作文に深みを与え(あたえ)ています。

また、たとえを使って説明する技術(ぎじゅつ)も見事です。「まるでピンホールカメラのように」という表現(ひょうげん)は、文化間の違い(ちがい)視覚(しかく)的にも理解(りかい)しやすくしています。

結びとして、作文の最初に触れ(ふれ)余白(よはく)概念(がいねん)再度(さいど)取り上げることで、書き出しの結びがよく書けています。これにより、作文全体が一貫(いっかん)した流れを持ち、読み手に強い印象を残しています。

全体として、あきよささんの作文は、文化の違い(ちがい)に対する深い理解(りかい)と、それを表現(ひょうげん)するための多様な技法(ぎほう)がうまく使われていると感じました。

###項目(こうもく)評価(ひょうか)
-前の話聞いた話がよく書けています
-たとえがうまく使われています
-書き出しの結びがよく書けています

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:851字/700字
思考点:69点
知識(ちしき)点:63点
表現(ひょうげん)点:66点
経験(けいけん)点:69点
総合(そうごう)点:75点
均衡(きんこう)点:8点

 


■思考語彙 17種 17個 (種類率100%) 69点
、確か,。しかし,。つまり,。例えば,あろう,ことにより,それに対して,できるから,と思う,と思える,なので,に思う,のため,ません,みると,れるから,聞くと,

■知識語彙 37種 67個 (種類率55%) 63点
一番,一緒,中国,今度,余白,価値,共有,即答,外国,大事,完全,小学,小学校,年生,強調,恐怖,拒絶,文化,文章,日本,日本人,明白,正解,熱心,特質,理由,画家,留学,番組,相手,空白,空間,絵画,芸術,表現,鑑賞,韓国,

■表現語彙 84種 160個 (種類率53%) 66点
、確か,あべこべ,おかげ,お笑い,こと,すべて,そこ,それ,つけ,とき,のため,ほか,もの,よう,わけ,アメリカ,イスラエル,クロス,グアム,ダメ,チェック,テスト,バツ,フォーカス,マーク,一つ,一番,一緒,中,中国,丸,人,今度,付け,余白,価値,共有,印,即答,四,国,外国,大事,完全,小学,小学校,年生,強調,恐怖,拒絶,文化,文章,方,日本,日本人,明白,春休み,時,正解,母,熱心,物,特質,理由,画家,留学,番組,相手,私,空白,空間,笑い,絵画,美,考え方,者,芸術,表現,逆,違い,鑑賞,間,間違い,韓国,

■経験語彙 33種 43個 (種類率77%) 69点
あげる,あらわれる,かする,きく,くれる,たのむ,つくす,つける,できる,と思う,と思える,に思う,られる,れる,伝える,分かる,受ける,合う,埋める,思い出す,教える,断る,決める,生まれる,知る,空ける,答える,聞く,読む,調べる,間違う,頼む,驚く,

■総合点 75点

■均衡点 8点
 

そこをなんとか
   小5 あきよさ(akiyosa)  2025年7月2日

  日本人はどんなに明白な拒絶の理由があろうと相手に熱心に頼まれたらそれをむげに断るのができません。しかし外国人が理由をあげてたのんでもすぐにダメと即答されるのだ。そこをなんとかという表現の中には日本人のものの考え方が実によくあらわれている。つまり、すべては完全ではないということだ。今度は日本の絵画とイスラエルの絵画の違い、特質に余白の美というがあるそれに対してイスラエルは空白への恐怖と思えるほどびっしりと空間を埋めつくしている。余白は画家と鑑賞者の共有の空間なのでそこをなんとかすることにより日本の芸術の価値も決められるわけである。この文章を読んで一番驚いたのは、外国人には余白や間がないことだ。なぜなら、日本ではお笑いなどでも間大事とされるからである。

日本の文化と外国の文化の違いで思い出すのは、小学四年生の春休みにグアムの小学校に留学した時のことだ。テストを受けたときに丸付けのマークが、日本とは真逆だったのである。日本の丸付けマークは、あっている時は丸で、間違っているときチェックマークをつける。けれどもアメリカのマークのつけ方は、合っているときはチェックマークで、間違っているときは、クロスマークとバツ印をつける。まるでピンホールカメラのようにあべこべなのである。ほかの国も調べてみると、中国では正解の時にチェックマーク、間違いの時は、バツ印をつける。韓国は、日本と一緒だ。

 母に、余白や間などを大事に思っているか聞くと、母は「大事だよ」と答えた。なぜなら、余白があることで一番伝えたいことを強調できるからだ。例えばいつも見ているお笑い番組での間では、一番フォーカスしたい物のために間を空けることで笑いが生まれる、と教えてくれた。私は、確かに一番伝えたいことを強調するときは、間を空けるなと思った。

 この文章をきかっけに日本と外国の違いの一つに、チェックマークと余白や間があるということを知った。余白や間があるおかげで一番伝えたいことを強調できるのだなと分かった。