みおさん、期末テストに対する自分の考えを丁寧に述べた作文、大変よく書けていますね。
テストに対する一般的な不安感を導入部で紹介することで、多くの同級生が感じているであろう心情を上手に捉えていて、読者に共感を呼びやすくしています。
特に、自己の経験を基にテストの前向きな側面を二つの理由で説明している部分は非常に効果的です。
自分自身の英語のテストの例を出すことで、学びの中で気づかなかった点を振り返る重要性を実感させることができています。
また、具体的な目標設定の重要性を説く際に、イチローさんの引用を用いることで、そのアドバイスの説得力を高めています。
全体を通して、テストの意義を再評価するというテーマに対して、具体例や引用を用いて説明がなされており、理論だけでなく実生活に根ざした有用なアドバイスが盛り込まれています。
また、稲盛和夫さんの名言を引用することで、テストの結果に一喜一憂せず、継続的な努力の重要性を強調しているのも見事です。
引用がよく書けています。
一般化の主題がよく書けています。
構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1168字/800字
思考点:85点
知識点:75点
表現点:73点
経験点:80点
総合点:83点
均衡点:5点
■思考語彙 23種 32個 (種類率72%) 85点
確か, 第,。しかし,。だから,。例えば,あるかも,いれば,うと,からこそ,しまうから,するため,すれば,たかも,たから,だろう,できるから,として考える,と思う,と考える,なければ,に思う,も考える,を考える,
■知識語彙 55種 89個 (種類率62%) 75点
一月,一番,不安,不満,今日,他人,以上,余計,先生,具体,努力,勉強,十二月,単語,名言,和夫,問題,学校,実力,平均,年生,年間,復習,必要,意義,成果,成績,把握,挫折,教科,数量,日数,曜日,期末,未来,点数,無理,理由,理解,目標,確認,節目,結果,緊張,練習,自信,自分,英語,計画,説明,課題,週間,過去,達成,重要,
■表現語彙 100種 201個 (種類率50%) 73点
○, 確か,いっぱい,いや,がち,こと,さん,するため,それ,たくさん,とき,ところ,もの,よう,イチロー,クリア,スペル,テスト,マイナス,一,一つ,一月,一番,三,上,不安,不満,中,二,二つ,人,今,今日,他,他人,以上,余計,先生,具体,前,力,努力,勉強,勘違い,十二月,単語,名言,和夫,問題,声,学び,学校,実力,差,平均,年生,年間,復習,必要,思い,意義,成果,成績,把握,挫折,教科,数量,日数,曜日,期末,未来,残り,気,点,点数,無理,理由,理解,的,盛,目標,確認,私,稲,策,節目,結果,緊張,練習,自信,自分,英語,計画,説明,課題,週間,過去,達成,重要,間,
■経験語彙 41種 56個 (種類率73%) 80点
うける,おっしゃる,かける,しまう,しれる,すぎる,せる,たてる,できる,として考える,とる,と思う,と考える,に思う,も考える,わかる,を考える,出る,加える,向ける,待つ,感じる,掲げる,数える,比べる,気づく,決まる,深める,済む,立てる,終わる,習う,見つける,試す,語る,踏まえる,近づく,通す,進める,頑張る,飛び交う,
■総合点 83点
■均衡点 5点
テストの意義
中1 みお(aemio)
2025年7月1日
私は一週間ほど前にはじめての期末テストがあった。テスト前は、「テストいやだー」、「やばいー」など不安や不満に思う声がたくさん一年生の間で飛び交っていた。しかし、本当にテストはいやなものなのだろうか。私もテストは緊張するし、結果を待つのは不安でいっぱいになることもある。しかしテストをうける意義をきちんと理解すれば、余計なマイナスな思いも考えなくて済むようになると思う。私はテストは良いものだと考える。その理由は二つある。
第一の理由として、テストは自分の実力を試し、今までの学びの中で理解できていなかったところを見つけることができるからだ。私の学校では、三週間ほど前くらいに、初めての期末テストに向けての説明があった。そのとき、先生が「テストは他の人と力を比べるものではない」とおっしゃっていた。ついつい自分の成績を他の人と比べがちだが、あくまでもテストは「自分の実力」を確認するものであり、他人と差があったとしても、「自分の問題」として考えることができていればそれでよいのだと感じた。私は英語を習っていて、英語のテストは自信があった。しかし、テストをしたことで一月から十二月のスペルや曜日のスペルが全然かけていないことに気づき、単語の練習が必要だということがわかった。
第二の理由として、テストがあることで目標を立てて勉強することができるからだ。例えば、テストで○○点以上とる、などだ。私の学校ではテスト前はテスト勉強に加え、終わらせなければならない課題がたくさん出る。だから、課題の残りの数量を把握し、またテストまでの残りの日数を数えてどの課題、教科から終わらせ、復習していくのかを考えて計画的に進めることが重要になってくるのだ。また、イチローさんは「あまりにも高すぎると挫折してしまうから、小さな目標を一つずつクリアしていく」と語っている。私は、一年間を通した成績で一番上の成績をとる、と大きな目標を掲げるのもよいが、テストのような節目があることで、そのテストで細かい目標をたてることができ、達成するための具体策がわかり、目標達成が近づくのではないかと思う。
確かに、テストがあることで他の人の点数や平均点などを気にしてしまい、それよりも低かったら自分は無理だ、それよりも高かったらもう、勉強しなくていいのかと勘違いしてしまうこともあるかもしれない。しかし、「今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる」という稲盛和夫さんの名言がある。この名言のように、点数が悪かったとしてもそれは頑張ったからこその点であり、頑張らなかったらもっと低い点数だったかもしれない。だから、私はテストの結果がどうだろうと、それを踏まえてさらに努力して自分の理解を深めることが最も重要なのではないかと思う。