最近、と言っても
中1 あえなて(aenate)
2025年7月2日
ある言語がそれまで接触のなかった別の言語と接触するようになると、そこに相互の交流が生じ、双方の言語の中に相手の言語による色々な変化の起こることが知られている。明治維新とともに日本国内には、そまで見たことも聞いたこともない、新規なことが事物がどっとあふれ、旧来のしきたりや風俗に変わって、見慣れぬ外国の制度や習慣が急速に広がり始めた。あらゆる面で伝統的な日本文化とは異なる欧米の文化を、明治の開国とともに一気に、しかも広範囲で輸入師匠化する時、高度の文化文明を簡潔に表現する力をすでに持っていた漢字という言語要素が日本にあったということは、幸運なことと言わねばならない。
自分なりに消化してから何かを取り入れることはいいことだ。
第一の理由として、他人のいいところを全く受け入れないのでは、幅の狭い人間になってしまうからだ。自分の意見をずっと貫いても、他人の意見にも発見がるかもしれないから、他人のことも受け入れた方がいい。僕が小学六年生の時に、算数の問題でやり方の理解が難しい問題があった。それを僕は、少し理解ができていたが、「この方法でもよくね」と思い、早い方法が思いついた。それで、早く問題を終わらせていたが、その問題の答えは間違っているものばかりだった。先生が最初に教えてくれた方法でやれば、合っていたのに自己流で行ってしったから間違ってしまった。これからは、しっかり本当のやり方を受け入れてから問題に取り掛かりたい。
第二の理由として、自国の良さを見つめ直し、守ってくことが大切だからだ。僕が最近思っていることは、日本の国技の武道よりも、海外から来たスポーツの方が知名度や、有名度が高くなってしまっていると思う。日本全国民に聞いても、おそらく相撲の優勝した人は誰か聞くのと、WBCどこが優勝したか聞くのかだったら、WBCの方がわかるあろう。実例は、武道と海外スポーツの関係に関する話だ。僕の友達は、小さい頃にお兄ちゃんの影響もあって、相撲をやっていた。しかし、小学生になってからは、違う海外から入ってきたスポーツを始めてしまったのだ。野球でも、日本の野球がメジャーリーグに影響されてきている。プロ野球の球団で、メジャーリーグのチームの練習を真似するなど、国を超えて、世界のてっぺんに立とうとしている。しかし、武道には、日本ならではの、礼儀などが学べる機会がある。最近日本の武道が海外のスポーツに飲み込まれそうになっているが、武道慣れではの良さも理解して、「和」を大事にしていきたい。
確かに、純粋な文化を守ることも大切だ。しかし「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているので合ってはならない。」という名言もあるように、私たちは自国の文化の方法で消化した上で、異質な文化を吸収していくべきである。