◆〔要約〕はOKです。 【是非の主題】は『自分なりに消化してから何かを取り入れることはいいことだ』という意見。
◆【理由1】『他人のいいところを全く受け入れないのでは、幅の狭い人間になってしまうからだ』。 算数の問題を自分のやり方で解いていたら間違いが多かった。自己流で間違いにはまり込んでしまうことは、いろいろな場面でありそうです。教わったやり方を身につけるのも必要なことなんですね。
◆【理由2】『自国の良さを見つめ直し、守ってくことが大切だからだ』。日本の国技の武道よりも、海外から来たスポーツの方が知名度が高くなってしまっている。日本人に相撲の優勝者とWBCの優勝国を聞いたら、WBCの方がわかるだろうとは、分かりやすい比較です。華やかな海外のスポーツも素晴らしいですが、それでも日本人こそが、日本の武道を最も大切に思い続けるべきですね。
◆『確かに純粋な文化を守ることも大切だ』しかし「自国に対する賞賛が……」という名言があるように……【是非の主題】に戻ってしめくくれました。
<<え2015/838pみ>>
あえなてさん、作文の内容が非常に興味深く、多角的な視点からの考察が見られました。
特に、明治維新を例にとりながら、日本と外国の文化の交流について述べられている部分は、歴史的な背景を踏まえており、説得力があります。
また、個人的な経験を交えて、新しい方法を試す重要性や、伝統を守ることの大切さを考える姿勢が感じられ、読む者にとって考えるきっかけを提供しています。
自分の経験だけでなく、友達や家族のエピソードを引用することで、文章に深みをもたらしており、前の話や聞いた話がよく書けています。
また、ことわざ「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているので合ってはならない」を引用することで、一般化の主題がよく書けており、論旨を強化しています。
結びの部分で、開始時の明治維新の話題に戻ることで、書き出しの結びがよく書けています。
全体を通して、あえなてさんの作文は、歴史と個人の経験を結びつけることで、より理解しやすく、興味深い内容となっています。
###項目評価
-前の話や聞いた話がよく書けています
-一般化の主題がよく書けています
-書き出しの結びがよく書けています
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1176字/800字
思考点:77点
知識点:94点
表現点:87点
経験点:86点
総合点:90点
均衡点:4点
■思考語彙 20種 24個 (種類率83%) 77点
確か, 第,、おそらく,。しかし,あろう,いくべき,いるので,がるかも,ざるば,しまうから,だから,と思う,ないから,なると,やれば,最近思う,立とう,見慣れざる,言わざる,軽蔑によって,
■知識語彙 81種 129個 (種類率63%) 94点
世界,事物,交流,人間,他人,他国,伝統,優勝,先生,制度,友達,双方,名言,吸収,問題,国内,国技,国民,変化,外国,大事,大切,実例,小学,小学生,師匠,年生,幸運,広範囲,影響,急速,意見,接触,文化,文明,新規,方法,日本,旧来,明治,明治維新,最初,最近,有名,本当,機会,欧米,武道,海外,消化,漢字,球団,理由,理解,異質,発見,相互,相手,相撲,真似,知名度,礼儀,算数,簡潔,純粋,練習,習慣,自分,自国,自己流,表現,要素,言語,賞賛,軽蔑,輸入,野球,開国,関係,風俗,高度,
■表現語彙 130種 205個 (種類率63%) 87点
確か,こと,さ,しきたり,しった,そ,そう,そこ,それ,たち,てっぺん,ところ,どこ,ならでは,もの,やり方,よう,スポーツ,チーム,プロ,メジャー,リーグ,一,上,世界,中,事物,二,交流,人,人間,他人,他国,伝統,何,僕,優勝,兄ちゃん,先生,六,別,制度,力,化,友達,双方,名言,吸収,和,問題,国,国内,国技,国民,変化,外国,大事,大切,実例,小学,小学生,師匠,幅,年生,幸運,広範囲,度,影響,急速,意見,接触,文化,文明,新規,方,方法,日本,旧来,明治,明治維新,時,最初,最近,有名,本当,機会,欧米,武道,海外,消化,漢字,球団,理由,理解,異質,発見,的,相互,相手,相撲,真似,知名度,礼儀,私,答え,算数,簡潔,純粋,練習,習慣,自分,自国,自己流,色々,表現,要素,言語,話,誰,賞賛,軽蔑,輸入,野球,開国,関係,面,頃,風俗,高度,WBC,
■経験語彙 45種 61個 (種類率74%) 86点
あふれる,がる,く,くれる,しまう,しれる,せる,できる,と思う,やる,られる,れる,わかる,入る,取り入れる,取り掛かる,受け入れる,合う,変わる,始める,学べる,守る,広がる,思いつく,慣れる,持つ,支える,教える,最近思う,生じる,異なる,直す,知る,立つ,終わる,聞く,行う,見つめる,見慣れる,貫く,起こる,超える,違う,間違う,飲み込む,
■総合点 90点
■均衡点 4点
最近、と言っても
中1 あえなて(aenate)
2025年7月2日
ある言語がそれまで接触のなかった別の言語と接触するようになると、そこに相互の交流が生じ、双方の言語の中に相手の言語による色々な変化の起こることが知られている。明治維新とともに日本国内には、そまで見たことも聞いたこともない、新規なことが事物がどっとあふれ、旧来のしきたりや風俗に変わって、見慣れぬ外国の制度や習慣が急速に広がり始めた。あらゆる面で伝統的な日本文化とは異なる欧米の文化を、明治の開国とともに一気に、しかも広範囲で輸入師匠化する時、高度の文化文明を簡潔に表現する力をすでに持っていた漢字という言語要素が日本にあったということは、幸運なことと言わねばならない。
自分なりに消化してから何かを取り入れることはいいことだ。
第一の理由として、他人のいいところを全く受け入れないのでは、幅の狭い人間になってしまうからだ。自分の意見をずっと貫いても、他人の意見にも発見がるかもしれないから、他人のことも受け入れた方がいい。僕が小学六年生の時に、算数の問題でやり方の理解が難しい問題があった。それを僕は、少し理解ができていたが、「この方法でもよくね」と思い、早い方法が思いついた。それで、早く問題を終わらせていたが、その問題の答えは間違っているものばかりだった。先生が最初に教えてくれた方法でやれば、合っていたのに自己流で行ってしったから間違ってしまった。これからは、しっかり本当のやり方を受け入れてから問題に取り掛かりたい。
第二の理由として、自国の良さを見つめ直し、守ってくことが大切だからだ。僕が最近思っていることは、日本の国技の武道よりも、海外から来たスポーツの方が知名度や、有名度が高くなってしまっていると思う。日本全国民に聞いても、おそらく相撲の優勝した人は誰か聞くのと、WBCどこが優勝したか聞くのかだったら、WBCの方がわかるあろう。実例は、武道と海外スポーツの関係に関する話だ。僕の友達は、小さい頃にお兄ちゃんの影響もあって、相撲をやっていた。しかし、小学生になってからは、違う海外から入ってきたスポーツを始めてしまったのだ。野球でも、日本の野球がメジャーリーグに影響されてきている。プロ野球の球団で、メジャーリーグのチームの練習を真似するなど、国を超えて、世界のてっぺんに立とうとしている。しかし、武道には、日本ならではの、礼儀などが学べる機会がある。最近日本の武道が海外のスポーツに飲み込まれそうになっているが、武道慣れではの良さも理解して、「和」を大事にしていきたい。
確かに、純粋な文化を守ることも大切だ。しかし「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているので合ってはならない。」という名言もあるように、私たちは自国の文化の方法で消化した上で、異質な文化を吸収していくべきである。