あえさたさん、作文の提出ありがとうございます。

あなたの作文は、日常生活の中での整理整頓(せいとん)の重要性を自己(じこ)の体験を通してしっかりと表現していて、とても興味深く読ませていただきました。
ストーリーの展開(てんかい)が自然で、家族とのエピソードがうまく織り交ぜられており、読んでいて親しみやすい内容でした。
特に、父親の過去の話を引き合いに出す部分は、前の話聞いた話がよく書けています。

また、ことわざ「習慣は第二の天性なり」を引用して自分の考えを強調する方法は、ことわざがよく書けています。
この一文があなたの作文の主題を強く支えるものであり、整理整頓(せいとん)の日常的な実践(じっせん)の重要性を一層(いっそう)際立たせています。

さらに、作文の終わりに、初めの部屋の描写(びょうしゃ)へと戻る(もどる)形で結びつけている点も、書き出しの結びがよく書けています。
全体を通して、一般(いっぱん)化の主題がよく書けており、人間としての行動の積み重ねがいかに大切かを効果的に伝えています。

あなたの日常と特別な日の行動がどのように連結しているのかを描い(えがい)たこの作文は、読者にとっても有益な示唆(しさ)与える(あたえる)ものでした。
これからも、多くの人々に役立つ洞察(どうさつ)を作文にして共有してくださいね。

<<ruby>項目(こうもく)評価>
-たとえがうまく使われています
-前の話聞いた話がよく書けています
-ことわざがよく書けています
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
-書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 日常は積み重ね hi 07月3週 あえさた
字数/基準字数:
1184字/800字
思考点:74点
知識点:68点
表現点:75点
経験点:85点
総合点:79点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:75点
知識点:69点
表現点:76点
経験点:86点
総合点:77点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙19種26個73%74点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙45種67個67%68点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙103種181個57%75点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙44種63個70%85点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1184字
 74点
 68点
 75点
 85点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 19種 26個 (種類率73%) 74点
。しかし,。だからこそ,。例えば,「どうして,あるから,あるらしい,だと,だろう,て思う,と思う,ないと,なると,は第,人間にとって,使うかも,捨てよう,改めて思う,積み重ねによって,頼らざる,

■知識語彙 45種 67個 (種類率67%) 68点
人間,今年,今度,体験,充満,先生,全員,勉強,原因,場所,場面,大切,天性,子供部屋,学年,家庭,家族,必要,快適,恒例,掃除,教科書,整理,整頓,日常,昨晩,普段,毎年,毎日,準備,物置,特別,生活,空気,結局,習慣,自分,自然,自身,苦労,行動,訪問,赤面,部屋,長文,

■表現語彙 103種 181個 (種類率57%) 75点
あと,いつか,いろいろ,おかげ,おしまい,かも,きれい,こと,ことわざ,これ,じゅう,そう,それ,たくさん,とき,ふだん,ぼく,みたい,もの,やる気,よう,ん,プリント,一,万事休す,上,中,二,人,人間,今,今年,今度,体験,何,僕,充満,先生,全員,前,力,勉強,十,原因,場所,場面,大切,天性,子供部屋,学年,家,家庭,家族,山,年,度,引き出し,役,心,心がけ,必要,快適,思い,思い出,恒例,手分け,掃除,教科書,整理,整頓,日,日常,昔,昨晩,普段,机,枚,棚,母,毎年,毎日,気,気持ち,準備,父,物置,特別,生活,私,積み重ね,空気,結局,習慣,自分,自然,自身,苦労,苦笑い,行動,訪問,赤面,部屋,長文,

■経験語彙 44種 63個 (種類率70%) 85点
あきれる,うなずく,おく,くれる,しまう,しれる,たまる,ためる,ため込む,つくる,つける,て思う,とる,と思う,まとめる,よる,られる,れる,使う,保つ,出る,取る,吹き出す,困る,形作る,心がける,感じる,捨てる,改めて思う,散らかる,整える,残す,気がつく,気づく,片づく,片づける,片付ける,立つ,終わる,聞く,読む,違う,開ける,頼る,

■総合点 79点

■均衡点 4点
 

日常は積み重ね
   小6 あえさた(aesata)  2025年7月3日

昨晩母が苦労して片づけたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。日常とは違う、とってつけたような空気が充満している。先生は私の机の上を見て、「お、机の上もきれいになっているね。だけど引き出しの中はどうかな」と言って引き出しを開けた。万事休す。もうおしまいである。ゴチャゴチャな引き出しの中を見た先生はプッと吹き出し、私と母はますます赤面した。

 この長文を読んで僕は、日ごろからしっかり準備をしておかないと、思いもよらない場面で自分が困ってしまうことになるのだと強く感じた。例えば、家庭訪問のようなときに、机の上や引き出しが片づいていないと、先生に見られて恥ずかしい思いをすることがある。だからこそ、ふだんから整理整頓を心がけておくことが大切だと改めて思った。

 年に一度、僕の家では毎年大掃除をするのが恒例だ。今年も家族全員で手分けして、家じゅうを掃除した。僕は自分の机の整理整頓をした。ふだんは気にしていなかった前の学年で使った教科書や昔使った古いプリントが十枚から二十枚、使わなくなったものがたくさん出てきた。「どうしてこんなにためてしまったんだろう。これじゃあ引き出しは物置みたいじゃないか。」と、自分でもあきれてしまった。 必要ないものをため込んでも、結局は場所を取るだけで、何の役にも立っていないことに今さらながら気づいた。

 父も僕のように部屋でいろいろなものがたまったことがあるらしい。そんなとき、いざ捨てようと思ってもなかなか捨てられないという。父も自分の机や棚を片づけるときに、これは思い出があるから、これはまた使うかもしれないと、つい残してしまうのだという。「でも結局、あとで困るのは自分なんだけどな。」と苦笑いした。それを聞いて僕はものがたまるのはほんの小さな「また今度」「いつか使うかも」の積み重ねで気がついたときには山のようになっていると思った。このことから、散らかる原因はその人の心の中にあるのだと気づいた。

 掃除が終わり、父が「きれいになると、気持ちがいいな」と言ったとき、ぼくも思わず「うん」と小さくうなずいた。今までのぼくは、片づけなんて面倒くさいことだと思っていた。しかし、整理整頓には心の中まで整えてくれる力があるのだと、実際に体験して思った。部屋がきれいになると、自然と勉強などのやる気も出てくる。

 日常とは人間にとって小さな行動の積み重ねによって形作られているものである。だからこそ、部屋をきれいに保つには特別な日にまとめて片付けるだけでなく、普段のちょっとした心がけが大切なのだ。「習慣は第二の天性なり」ということわざがあるように、毎日の積み重ねが自分自身をつくっていくのだ。これからは、大掃除だけに頼らず、日ごろから整理整頓という習慣にして心と生活をもっとすっきりと整えたい。