感想文
   小5 けいひめ(keihime)  2025年7月2日

 日本人は特に二つの特徴がある。一つ目は義理人情にからまれて、どんなに明白な拒絶の理由があろうと、相手に熱心に頼まれたら、それをむげに断るのは何か気に引けるように思ってしまうということだ。私達はそのことを、「義理と人情」のせいにする。しかし、もともと義理と人情とは、正反対の概念だ。日本人は正反対のものを、一緒にするという独特な判断領域を設定する。つまり、一切のことがらは、それ自体完結しているのではなく、時と場合に応じて、伸縮自在の形を取っているわけだ。二つ目は、日本の絵画に「余白」の美というものがあることだ。どうしてかというと、描かないことによって鑑賞者にその部分を預けることができるからだ。「余白」は画家と鑑賞者の共有の空間になる。

私はこのお話を読んで、自分に似たような話を思い出した。それは何かというと、今年の春の体育の授業で、みんなで話し合ってどんな遊びをするか決めるという時間があった。その時、私はバスケをしたかったのに、男子の一人が言ったドッジボールにみんなが賛成していた。その時私はまるで、テストで悪い点数を取ってしまい母に怒られる直前みたいにみんなから批判を受けるのではないかとおもい、怖くなって自分の意見を言い出すことができなかった。

そして、母に余白のある絵を見たことがあるかと聞いてみると、母は美術館や展示会などでよく見たことがあると言っていた。そして母にどういう絵が一番心に残ったかと聞いてみると、富嶽三十六景といっていた。ついでに、それはどうしてかと聞くと、母は富士山もうつっている上に、きれいに波が描かれているという特徴があるからといっていた。私はその話を聞いてやっぱり有名な日本の絵も多数あるんだなと思った。

私はこのお話を呼んで日本にはとてもたくさんの特徴があるんだなということがわかった。