けいひめさん、作文の内容(ないよう)非常(ひじょう)興味深く(きょうみぶかく)、また深い洞察(どうさつ)を持っていますね。特に日本の文化についての理解(りかい)が深まるような比較(ひかく)や例えが上手に使われていました。義理(ぎり)人情(にんじょう)、さらには余白(よはく)の美という日本特有の概念(がいねん)をうまく説明し、それを自身の体験と関連づけている点が素晴らしい(すばらしい)です。

また、母親との会話を通じて、過去(かこ)経験(けいけん)や家族からの話を取り入れることで、文章に厚み(あつみ)を持たせています。これにより、ただの感想文以上に読者に情報(じょうほう)提供(ていきょう)し、興味(きょうみ)を引くことができています。

余白(よはく)の美についての説明も、画家と鑑賞(かんしょう)者の関係(せい)考慮(こうりょ)しており、文化的な背景(はいけい)が感じられるとても良い試みです。このような視点(してん)は、読む人にも新たな発見をもたらすことでしょう。

最後に、自分の体験と母親の話を織り(おり)交ぜながら、日本の文化に対する理解(りかい)や感想を述べ(のべ)ている点も見事です。これにより、作文全体が一層(いっそう)引き締まり(ひきしまり)ました。前の話聞いた話がよく書けていますし、わかったことがよく書けています。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-前の話聞いた話がよく書けています
-わかったことがよく書けています

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)  題材◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:773字/700字
思考点:67点
知識(ちしき)点:70点
表現(ひょうげん)点:69点
経験(けいけん)点:60点
総合(そうごう)点:72点
均衡(きんこう)点:6点

 


■思考語彙 16種 18個 (種類率89%) 67点
。しかし,。つまり,。どうして,あるから,あろう,いうと,うと,ことによって,できるから,とおもい,と場合,と思う,に思う,はどうして,みると,聞くと,

■知識語彙 47種 61個 (種類率77%) 70点
一切,一番,一緒,人情,今年,伸縮,体育,余白,共有,判断,多数,完結,富士山,富嶽,展示,意見,批判,拒絶,授業,日本,日本人,明白,時間,有名,概念,正反対,点数,熱心,特徴,独特,理由,男子,画家,直前,相手,空間,絵画,美術館,義理,自体,自分,自在,設定,賛成,部分,鑑賞,領域,

■表現語彙 91種 140個 (種類率65%) 69点
お話,きれい,こと,せい,それ,たくさん,ついで,と場合,みたい,みんな,もの,よう,ら,わけ,ん,テスト,ドッジボール,バスケ,一,一つ,一切,一番,一緒,三,上,二つ,人,人情,今年,会,伸縮,体育,何,余白,六,共有,判断,十,多数,完結,富士山,富嶽,展示,形,心,意見,批判,拒絶,授業,日本,日本人,明白,春,時,時間,景,有名,概念,正反対,母,気,波,点数,熱心,特徴,独特,理由,男子,画家,目,直前,相手,私,空間,絵,絵画,美,美術館,義理,者,自体,自分,自在,設定,話,賛成,遊び,達,部分,鑑賞,領域,

■経験語彙 27種 37個 (種類率73%) 60点
うつる,からむ,しまう,できる,とおもい,と思う,に思う,れる,わかる,似る,取る,受ける,呼ぶ,引ける,応じる,怒る,思い出す,描く,断る,残る,決める,聞く,言い出す,話し合う,読む,預ける,頼む,

■総合点 72点

■均衡点 6点
 

感想文
   小5 けいひめ(keihime)  2025年7月2日

 日本人は特に二つの特徴がある。一つ目は義理人情にからまれて、どんなに明白な拒絶の理由があろうと、相手に熱心に頼まれたら、それをむげに断るのは何か気に引けるように思ってしまうということだ。私達はそのことを、「義理と人情」のせいにする。しかし、もともと義理と人情とは、正反対の概念だ。日本人は正反対のものを、一緒にするという独特な判断領域を設定する。つまり、一切のことがらは、それ自体完結しているのではなく、時と場合に応じて、伸縮自在の形を取っているわけだ。二つ目は、日本の絵画に「余白」の美というものがあることだ。どうしてかというと、描かないことによって鑑賞者にその部分を預けることができるからだ。「余白」は画家と鑑賞者の共有の空間になる。

私はこのお話を読んで、自分に似たような話を思い出した。それは何かというと、今年の春の体育の授業で、みんなで話し合ってどんな遊びをするか決めるという時間があった。その時、私はバスケをしたかったのに、男子の一人が言ったドッジボールにみんなが賛成していた。その時私はまるで、テストで悪い点数を取ってしまい母に怒られる直前みたいにみんなから批判を受けるのではないかとおもい、怖くなって自分の意見を言い出すことができなかった。

そして、母に余白のある絵を見たことがあるかと聞いてみると、母は美術館や展示会などでよく見たことがあると言っていた。そして母にどういう絵が一番心に残ったかと聞いてみると、富嶽三十六景といっていた。ついでに、それはどうしてかと聞くと、母は富士山もうつっている上に、きれいに波が描かれているという特徴があるからといっていた。私はその話を聞いてやっぱり有名な日本の絵も多数あるんだなと思った。

私はこのお話を呼んで日本にはとてもたくさんの特徴があるんだなということがわかった。