自分の行動を見直してみた
小4 みきひさ(mikimiki)
2025年7月3日
巳之助は、火打ちというものは、あまり便利ではないと思った。ちょうど月が出て空が明るくなるように、巳之助の頭がこの言葉をきっかけにして明るく晴れてきた。電灯という新しい一層便利な道具の世の中になったのである。「おじいさんのランプ」を読んで、一番やってはいけないと思ったところは、巳之助が牛小屋に火をつけようとしたところだ。なぜかというと、火をつけることがよくないからだ。
巳之助は途中で自分が悪いことに気付いたので、火をつけなかった。僕にも巳之助と同じような経験がある。小学四年生の塾の時だ。僕は、算数ができなかったことがある。その時、他の子はちゃんと出来ていてイライラしたことがある。まるで、怒った母のようだ。心の中で、
「なんで出来ないんだよ。」
と叫んだ。でも、できないことに文句を言わず、心の中にしまっておいた。なぜ行動に移さなかったかというと、やってはいけないと思ったからだ。やってはいけないと冷静に考えることができると、人間は踏みとどまることができるのだ。イライラが募ると人は思ってもない行動がでてしまうので、募る前に解決することが大切だ。
母に相手が悪いと思っていたが、最後には自分も悪かったと思う話をきいてみた。母は、中学生の頃テニス選手だった。中学一年生の県大会の日に、テニスラケットを壁に立てかけていた。その後、ラケットを見に行くと、ガットが切られていた。母は茫然としたらしい。ガットが切られていたので、コーチがガットを張り直してくれた。でも、母に合ったものではなく、試合に負けてしまった。その後、先輩たちを見ると、ラケットを常に2、3本持っていた。母も同じようにしなければならなかったと思ったらしい。僕は、ガットがそのままだったら試合に勝てたと思い、母は悲しかっただろうと思った。なぜかというと、ガットを切られたせいで、勝てなかったからだ。
人間にとって、自制心は必要である。自制心がないと、喧嘩ばかりの世界になってしまうだろう。そして、戦争につながるかもしれない。自制心を持つためには、人の行動を見て、大丈夫か確認することが大切だ。「人の振り見て我が振り直せ」という諺があるように、僕はこれから周りの人の行動を見て、自分の行動を見直したい。