あかえかさん、今回の作文では人間関係の問題、特に親子関係に焦点を当てた点が非常に興味深いですね。
テーマの選択が現代社会において非常に重要な問題へと向けられており、その中でも自身の体験を交えながら、社会的な視点と個人的な視点を織り交ぜて考察している点が素晴らしいです。
また、引用を使って自分の意見を補強する技術も見受けられ、「経験は最良の教師である」という言葉を用いて、伝統と現代の価値観のバランスについて考えさせるアプローチは効果的です。
自身のバイオリン学習の例を引き合いに出すことで、理論だけでなく実体験に基づく説得力のある議論が展開されています。
これにより、読者に対してより具体的で理解しやすい説明がなされており、非常に良い試みだと感じます。
論旨の展開も一貫しており、読みやすい構成となっています。
是非の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
名言がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1065字/800字
思考点:87点
知識点:71点
表現点:72点
経験点:76点
総合点:80点
均衡点:4点
■思考語彙 24種 32個 (種類率75%) 87点
確か,。しかし,。たとえば,。例えば,いくから,いけば,くれるので,だろう,と思う,ないから,ないため,ないと,ないので,なければ,なるから,は第,まず第,も考える,を考える,思う第,済むので,生かそう,育てれば,見れば,
■知識語彙 49種 84個 (種類率58%) 71点
一種,乳児,人間,伝統,例外,便利,先生,友達,名言,問題,基礎,変化,大切,夫婦,子供,定着,年賀状,当事者,必要,想像,成立,成長,技術,教師,時間,最良,機器,注意,注目,特徴,現代,理由,異質,疑問,社会,経験,緊張,肝心,自分,自然,自由,落差,血縁,親子,通信,進化,選択,重要,関係,
■表現語彙 97種 170個 (種類率57%) 72点
確か,あか,あれこれ,お正月,ここ,こと,これ,さ,それ,それぞれ,たち,ところ,ないため,ほう,ほか,みんな,め,もの,よう,アドバイス,コツ,スマート,バイオリン,フォン,一,一つ,一種,中,乳児,二,人間,今,代わり,伝統,何,例外,便利,先生,化,友達,名言,問題,基礎,変化,大切,夫婦,子,子供,定着,年賀状,当事者,心,必要,想像,感,成立,成長,手,手書き,技術,教師,新た,時,時間,最良,機器,母,注意,注目,物,特徴,現代,理由,異質,疑問,目,社会,私,経験,絶,緊張,習い事,肝心,自分,自然,自由,落差,血縁,親,親子,通信,進化,選択,重要,間,関係,風,
■経験語彙 38種 61個 (種類率62%) 76点
あける,くれる,こもる,しまう,せる,できる,と思う,なくなる,もらう,も考える,ゆく,られる,れる,わかる,を考える,交わる,作る,使う,出る,加える,受け入れる,受け取る,向ける,変わる,思い出す,抜ける,教える,残る,済む,生かす,生まれる,知る,続ける,習う,聞き入れる,聞く,育てる,送る,
■総合点 80点
■均衡点 4点
人間関係の問題
中1 あかえか(akaeka)
2025年7月3日
人間関係の問題
あかえか
人間はほかの人間と自由に交わることができる。夫婦でさえ、それぞれの当事者の選択で成立する人間関係だ。しかし、その中で血縁関係という例外がある。現代の特徴の一つは、親子の関係が「問題」化してきたことだろう。その理由はまず第一に、変化する社会の中で親と子の経験が異質化したことに注目したい。「子をどう育てていけばよいか」という疑問は、伝統社会の親から見れば想像を絶している。子は自分が育ててもらったのと同じように育てればよいだけだ。現代社会の親は子供の時を思い出し育てるの出ないため、乳児経験から親子の間には大きな落差が作られている。そして、ここから親子の間には一種の緊張感が生まれてゆく。
私たちは社会の大きな変化を受け入れ、新たな親子の関係を作る必要があると思う。
その理由は第一に、受け入れられなければ成長することができなくなるからだ。例えば、私は習い事としてバイオリンを習っているが、もし先生のアドバイスや注意を聞き、それを生かそうとしなかったらたとえ自分が「これをうまくなりたい。」と思ったとしても、コツがわからないので何も変わらないからだ。また、先生は技術を教えてくれるので、基礎を定着させることが重要だ。しかし、母はバイオリンの技術はあまりわからないけれど、大切なアドバイスをしてくれるので、聞き入れないと肝心なところが抜けることになってしまうと思う。
私たちは社会の大きな変化を受け入れ、新たな親子の関係を作る必要があると思う第二の理由は、よいことや物は、あれこれ手を加えなくても自然と残っていくからだ。たとえば、「年賀状」は少しずつなくなっていっているが、スマートフォンなどの通信機器が作られても今まで残り続けている。私の友達は、お正月には年賀状の代わりにスマートフォンのアプリを使ってみんなに「あけおめ」と送ると言っていた。私も、そんな風にアプリを使うのは時間が短くて済むので便利だと思うけれど、やはり手書きの年賀状のように心がこもっているほうが受け取ったほうも送ったほうもうれしくなると思う。
確かに、今までのことではなく新しいことに目を向け、成長していくということも重要だ。しかし、「経験は最良の教師である。」という名言があるように、進化していくことだけを考えるのではなく自分がもらったことやしてもらったこと、自分が知らない時からあったもの良さも考え、それを生かしていくということが大切だ。