そこをなんとか
   小5 あきよさ(akiyosa)  2025年7月4日

  そこをなんとかという表現の中には日本人のものの考え方が実によくあらわれている。つまり、すべては完全ではないということだ。日本人はどんなに明白な拒絶の理由があろうと相手に熱心に頼まれたらそれをむげに断るのができません。しかし外国人が理由をあげてたのんでもすぐにダメと即答されるのだ。ちなみに日本の絵画とイスラエルの絵画の違い、特質に余白の美というがあるそれに対してイスラエルは空白への恐怖と思えるほどびっしりと空間を埋めつくしている。余白は画家と鑑賞者の共有の空間なのでそこをなんとかすることにより日本の芸術の価値も決められるわけである。この文章を読んで一番驚いたのは、外国では日本ほど余白や間が重視されていないのだ。なぜなら、日本ではお笑いなどでも間大事とされるからである。

日本の文化と外国の文化の違いで思い出すのは、小学四年生の春休みにグアムの小学校に留学した時のことだ。テストを受けたときに丸付けのマークが、日本とは真逆だったのである。日本の丸付けマークは、あっている時は丸で、間違っているときチェックマークをつける。けれどもアメリカのマークのつけ方は、合っているときはチェックマークで、間違っているときは、クロスマークとバツ印をつける。まるでピンホールカメラのようにあべこべなのである。ほかの国も調べてみると、中国では正解の時にチェックマーク、間違いの時は、バツ印をつける。韓国は、日本と一緒だ。私は、色々調べたから、もっといろいろ調べたいと思った。

 母に、余白や間などを大事に思っているか聞くと、母は「大事だよ」と答えた。なぜなら、余白があることで一番伝えたいことを強調できるからだ。例えばいつも見ているお笑い番組での間では、一番フォーカスしたい物のために間を空けることで笑いが生まれる、と教えてくれた。私は、確かに一番伝えたいことを強調するときは、間を空けるなと思った。

 この文章をきかっけに日本と外国の違いの一つに、チェックマークと余白や間があるということを知った。私は、もっといろいろな国に行きたいなと思った。余白や間があるおかげで一番伝えたいことを強調できるのだなと分かった。