あきよささん、作文の提出(ていしゅつ)ありがとうございます。今回の作文では、日本と外国の文化的な違い(ちがい)焦点(しょうてん)を当てて、非常(ひじょう)興味深い(きょうみぶかい)視点(してん)提供(ていきょう)してくれました。

まず、日本の「余白(よはく)」の美学についてとてもよく理解(りかい)しており、それを文化的な違い(ちがい)と関連付けて説明しています。また、小学四年生の時のグアム留学(りゅうがく)経験(けいけん)を交えることで、実体験に基づい(もとづい)た具体的な例を提供(ていきょう)しており、作文に説得力を持たせています。

余白(よはく)や間についての説明が単に理論(りろん)的なものでなく、母親との対話を通じて日常(にちじょう)生活での余白(よはく)の重要(せい)把握(はあく)している点は特に評価(ひょうか)できます。これにより、内容(ないよう)一層(いっそう)身近に感じられ、理解(りかい)しやすくなっています。

また、「まるでピンホールカメラのように」というたとえを使用しているのも素晴らしい(すばらしい)です。このように具体的な比較(ひかく)を用いることで、読者にとって視覚(しかく)的にも理解(りかい)しやすくなっています。

全体として、文化の違い(ちがい)を通じて自らの興味(きょうみ)を深め、さらに学びを深めたいという意欲(いよく)が伝わってくる素晴らしい(すばらしい)作文です。これからも様々な体験を通じて多くのことを学んでいってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか):
-たとえがうまく使われています
-前の話聞いた話がよく書けています
-書き出しの結びがよく書けています
-わかったことがよく書けています
 

森リン評価 そこをなんとか ni 07月4週 あきよさ
字数/基準字数:
910字/700字
思考点:72点
知識点:63点
表現点:67点
経験点:69点
総合点:75点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:87点
知識点:78点
表現点:83点
経験点:83点
総合点:83点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙18種20個90%72点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙37種68個54%63点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙85種163個52%67点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙33種48個69%69点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
910字
 72点
 63点
 67点
 69点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 18種 20個 (種類率90%) 72点
、確か,。しかし,。つまり,。例えば,あろう,ことにより,それに対して,たから,できるから,と思う,と思える,なので,に思う,のため,ません,みると,れるから,聞くと,

■知識語彙 37種 68個 (種類率54%) 63点
一番,一緒,中国,余白,価値,共有,即答,外国,大事,完全,小学,小学校,年生,強調,恐怖,拒絶,文化,文章,日本,日本人,明白,正解,熱心,特質,理由,画家,留学,番組,相手,空白,空間,絵画,芸術,表現,重視,鑑賞,韓国,

■表現語彙 85種 163個 (種類率52%) 67点
、確か,あべこべ,いろいろ,おかげ,お笑い,こと,すべて,そこ,それ,つけ,とき,のため,ほか,もの,よう,わけ,アメリカ,イスラエル,クロス,グアム,ダメ,チェック,テスト,バツ,フォーカス,マーク,一つ,一番,一緒,中,中国,丸,人,付け,余白,価値,共有,印,即答,四,国,外国,大事,完全,小学,小学校,年生,強調,恐怖,拒絶,文化,文章,方,日本,日本人,明白,春休み,時,正解,母,熱心,物,特質,理由,画家,留学,番組,相手,私,空白,空間,笑い,絵画,美,考え方,者,芸術,表現,逆,違い,重視,鑑賞,間,間違い,韓国,

■経験語彙 33種 48個 (種類率69%) 69点
あげる,あらわれる,かする,きく,くれる,たのむ,つくす,つける,できる,と思う,と思える,に思う,られる,れる,伝える,分かる,受ける,合う,埋める,思い出す,教える,断る,決める,生まれる,知る,空ける,答える,聞く,読む,調べる,間違う,頼む,驚く,

■総合点 75点

■均衡点 7点
 

そこをなんとか
   小5 あきよさ(akiyosa)  2025年7月4日

  そこをなんとかという表現の中には日本人のものの考え方が実によくあらわれている。つまり、すべては完全ではないということだ。日本人はどんなに明白な拒絶の理由があろうと相手に熱心に頼まれたらそれをむげに断るのができません。しかし外国人が理由をあげてたのんでもすぐにダメと即答されるのだ。ちなみに日本の絵画とイスラエルの絵画の違い、特質に余白の美というがあるそれに対してイスラエルは空白への恐怖と思えるほどびっしりと空間を埋めつくしている。余白は画家と鑑賞者の共有の空間なのでそこをなんとかすることにより日本の芸術の価値も決められるわけである。この文章を読んで一番驚いたのは、外国では日本ほど余白や間が重視されていないのだ。なぜなら、日本ではお笑いなどでも間大事とされるからである。

日本の文化と外国の文化の違いで思い出すのは、小学四年生の春休みにグアムの小学校に留学した時のことだ。テストを受けたときに丸付けのマークが、日本とは真逆だったのである。日本の丸付けマークは、あっている時は丸で、間違っているときチェックマークをつける。けれどもアメリカのマークのつけ方は、合っているときはチェックマークで、間違っているときは、クロスマークとバツ印をつける。まるでピンホールカメラのようにあべこべなのである。ほかの国も調べてみると、中国では正解の時にチェックマーク、間違いの時は、バツ印をつける。韓国は、日本と一緒だ。私は、色々調べたから、もっといろいろ調べたいと思った。

 母に、余白や間などを大事に思っているか聞くと、母は「大事だよ」と答えた。なぜなら、余白があることで一番伝えたいことを強調できるからだ。例えばいつも見ているお笑い番組での間では、一番フォーカスしたい物のために間を空けることで笑いが生まれる、と教えてくれた。私は、確かに一番伝えたいことを強調するときは、間を空けるなと思った。

 この文章をきかっけに日本と外国の違いの一つに、チェックマークと余白や間があるということを知った。私は、もっといろいろな国に行きたいなと思った。余白や間があるおかげで一番伝えたいことを強調できるのだなと分かった。